真・リリカルなのは 第八章 時空管理局入隊編 第十七話 え?私の砲撃を吸収?いや、無理だから |
巨大なサンショウウオを召喚し、カイトに挑む 召喚のクイ
クイ「行け!!! あのゴミを焼却処分しろ!!」
サンショウウオ「ヴォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!」
カイト「……………………………………………………………………………」
本来なら召喚師を先に倒すのがセオリーだが、あのデカ物を放っておいては何を仕出かすかわからん…………………
カイト「仕方あるまい」
サンショウウオに向かっていく カイト
サンショウウオ「ヴォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!」
口から火を吹く サンショウウオ
カイト「カオスフレア!!」
カイトも火炎放射で迎え撃つ
お互いに火力で勝負するようだ
カイト「ッ!!」
カイトの炎が、サンショウウオの炎に押し負ける
クイ「ハハハハハハ、貴様 如きの火力で勝てるものか!!」
サンショウウオ「グガッ!!!」
サンショウウオは飛び跳ね、カイトの所まで近づく
カイト「!!」
かなりの脚力だな……………………
サンショウウオ「ゴォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カイト「だが、只の的だ!!!!」
ウィザード(カートリッジロード!)
カイト「フレイムイレイザー!!」
砲撃魔法でサンショウウオを消し飛ばそうとする カイト…………………しかし
クイ「させん!!」
サンショウウオの前に巨大なタヌキを召喚し、盾にする
カイト「何!?」
タヌキ「グルパァァァァ!!!!!!!!!!」
タヌキは吹き飛び、意識を失う
カイト「随分な扱いをするじゃねぇか……………………可愛いペットなんだろ?」
クイ「私の所有物をどう扱おうが、私の勝手だ!!」
カイト「ふざけた奴だ……………………」
サンショウウオ「ヴォォォォォォ!!!!!!!!!!!」
火の玉を飛ばしてくる サンショウウオ
カイト「チッ!!」
巨大な火の玉を躱しきれず、少しだけダメージを負う
カイト「ふざけた火力だ………………………」
クイ「ハハハハハハハハハ、死体は残さんぞ!! 焼きつくせ!!」
カイト「……………………チッ こんな所で使うつもりは無かったんだがな」
ウィザード(ロード)
カイト「ああ、高町をブッ飛ばす為の取って置きだったんだがな、ここで使うか」
ウィザード(ウェイクアップ!!)
クイ「!?」
カイトのバリアジャケットは、全体的に黒で覆われているが、所々にまるで炎を模った、紅い紋章の様なものがあった
そして、その紋章の色が変わることで、フォームチェンジが完了する
しかし、今回は紋章の色が変わるのではなく、バリアジャケット全体に広がり、黒い個所は消え、全身真っ赤なバリアジャケットととなる
カイト「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」
クイ「…………………………………………………………………………………」
何だ? 急に真っ赤になりやがった………………
ウィザード(これがロードの新しい力…………………ヴォルケーノフォーム)
カイト「…………光栄に思え、貴様がヴォルケーノフォームで戦う初めての敵だ」
クイ「ヴォルケーノ…………………フォーム」
カイト「さて貴様には、この力の実験台となってもらおうか!」
クイ「舐めるなぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
サンショウウオ「グォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!」
カイトに襲い掛かる サンショウウオ
カイト「行くぞ! ウィザード!!」
ウィザード(Yes ロード)
カイトの右腕には、新しい武器が握られていた
ブレイザーフォーム時の銃とは異なり、まるで龍を模った形である
カイト「プロミネンスバレット!!」
フレイムバレットの強化型である
紅い銃弾は、サンショウウオを貫く
サンショウウオ「グギャァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!」
サンショウウオは地面に落下し、動かなくなる
クイ「何!?」
私の切り札が…………………あんなにもあっさり…………………
カイト「お前も終りだ!!」
クイ「しまっ!?」
何時の間にかクイの間合いに入っていた カイト
カイト「ナパームブレス!!」
カオスフレアの強化型
超高熱の火炎放射が放たれ、クイは乗っている巨大なトリごと、炎に飲まれる
クイ「グワァァァァ!!!!!!!!!!」
クイは意識を失う
カイト「残念だったな、ペットの仇が討てなくて」
〜なのはVSアブチ〜
なのは「ディバインバスター!!!」
アブチ「無理だってぇ!!!」
アブチは、なのはの砲撃を吸収する
アブチ「オイラのレアスキル ((魔力吸収|マジック・フレーサー))には、砲撃は無意味だからぁ」
なのは「吸収し続けると痛い目をみるよ!!」
レイジングハート(カートリッジロード)
なのは「ディバインバスター!!!!!!!」
再び砲撃を放つ なのは
ただがらむしゃに撃っているわけではない
考えているのだ
アブチのレアスキルを破る方法を
これは、その為の布石でしかない
アブチ「しつこいなぁ」
アブチは、またも なのはの砲撃を吸収しようとする……………………しかし
なのは「ディバインバスター・デュアルエクスキューション!!!!」
一発目のディバインバスターが何らかの形で、相手に効かない場合、即座に二発目を放つ荒技
アブチ「!?」
なのは「行けぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
重なり合い、さらに輝きを増したピンク色の閃光は、アブチを包み込………………………まなかった
なのは「!?」
まさか………………………アレを吸収しきったの!!
アブチ「だからぁ…………………無理だって」
なのは「……………………………………………………………………………………」
アブチ「一様言っとくけど、オイラに吸収限界とか無いからぁ」
なのは(俄かに信じがたい話だけど、恐らく本当だろうな)
さて、どうするか………………………
アブチ「さっさとお前を倒すぞぉ!」
なのは「ディバインソーサ!!」
魔力のチェーンソーを放つ
アブチ「!!!!!!!」
こ、これは不味いぞぉ
アブチ「よっとぉ!!」
アブチはジャンプで躱す
なのは「砲撃系しか吸収できないみたいだね」
アブチ「!?」
い、何時の間にオイラの後ろに……………………
なのは「エクセリオンバインド!!」
なのはは自分とアブチをバインドで縛る
アブチ「ゼロ距離で撃っても無意味「じゃあこれはどうかな!!」!?」
なのは「ディバインセイバー!!!!」
なのはは近距離用の技を使い、斬撃による攻撃を行う
ザシュッ
アブチ「ウゲェ!!」
アブチは吹き飛ぶ
なのは「それじゃ、最後に!」
レイジングハート(カートリッジロード)
一気に三本のカートリッジを使う なのは
なのは「みなさん、お待ちかね!! 全力全開!!」
レイジングハート(スターライト…………………)
なのは「ブレイカァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あり得ないほど分厚い閃光が、アブチに迫る
アブチ「な、何だぁ? この光はぁ………………砲撃魔法なのかぁ?」
あまりの閃光の大きさに、広域魔法と錯覚してしまう なのはの砲撃
恐らく、なのはの砲撃が直撃して、無事な魔導師は居ないだろう
アブチは、取り合えず吸収しようとするが、
アブチ「ッ!! きゅ、吸収しきれねぇ…………………何でだぁ?」
なのは「簡単なことだよ。吸収限界が無いってことは、永久に吸収し続けれるということ………………でもね、どんな能力にもデメリットはあるもの……………………あなたは一度に吸収できる魔力量に限界がある」
そう、お風呂の湯を抜く時、一気に全ての湯が無くならないのと同じ原理だ
湯を吸い込む口が小さければ小さいほど、湯が無くなるのに時間が掛かる
アブチが魔力を吸収しきれない場合、残った魔力は何所へ行くのか?
答えは簡単、アブチを包み込むだけだ
アブチ「そ、そんなぁ………………………馬鹿なぁ!」
なのは「私の砲撃を吸収し続けるのは不可能だよ」
絶対的な自信があるようだ
アブチ「ウワァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!」
ピンク色の閃光に飲まれて、意識を失う アブチ
なのは「良し!」
カイト「随分手間取ったようだな」
何時の間にか、なのはの傍に来ていた カイト
なのは「カイト君…………………うわぁ〜 派手なバリアジャケット」
全身が真っ赤だよ
ウィザード(今日より、これがロードの標準フォームです)
なのは「やめておいた方がいいよ……………………………趣味が悪く見える」
カイト「全身 真っ白な貴様に言われる筋合いは無い」
なのは「なっ!! わ、私は白さに誇りを持ってるの!!!!」
取り合えず弁明する なのは
カイト「洗剤にでもなりたいのか?」
なのは「カッチーーーーーン」
その後、2人は数時間戦ったそうだ
カイトの新しいフォーム
その名はヴォルケーノフォーム
そして、これが基準のフォームになります
つまり、ブレイザーフォームなどは恐らくもう出ません
Stsで、なのはとフェイトのバリアジャケットが変わっていたので、カイトも新しくしようと思いました
なのは達のバリアジャケットが変わるのはStsからですが………………………
次回は、敵キャラであるキバのレアスキルに正体がわかります
お楽しみに〜
説明 | ||
カイトVSクイ なのはVSアブチ 勝つのは果たして……………… |
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