英雄伝説〜光と闇の軌跡〜 639
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〜太陽の砦〜

 

「せいっ!………エステル、ミント!ベヌウの弱点は空属性だ!ただし、他の属性も全て普通に効く!エニグマ駆動………!」

「オッケー!」

「うん、わかった!」

エステル達と共に敵―――ベヌウと対峙したヨシュアは敵の情報を調べるアイテム――――バトルスコープで弱点を調べて2人に助言をした後オーブメントの駆動を始め

「絶影!!」

クラフトを放ってダメージを与えた!

「……………」

ダメージを受けた敵は長い舌を自分に向かって来るエステルに伸ばして攻撃しようとしたが

「当たるもんですか!」

エステルは身体を横に跳躍して回避した後敵に接近し

「さあ、行くわよ!まだまだまだまだぁっ!!」

クラフト―――八葉滅殺による怒涛の斬撃を放った!退魔の効果を持ち、さらにすざましい威力を秘める神剣による怒涛の斬撃を受け続けた敵は大ダメージを受け続けた。

「とどめっ!!」

「朧………斬の型!!」

そして怒涛の斬撃を放った後跳躍して強烈な一撃を放つエステルの攻撃に合わせるようにヨシュアが敵の背後に現れて攻撃し

「エステル、下がって!」

「!!」

「ハアッ!シャドーアポカリフ!!」

エステルに警告した後、エステルと共に敵から離れた後駆動を終えたオーブメントで高火力のアーツを発動した。すると上空より暗黒の大剣が敵の前に落下して敵の生命力を奪い続けた。

「漆黒の空に光挿す箒星よ、旅路の果てに、我の地を選べ! シューティングスター!!」

そこに2人が攻撃している間に詠唱をし終えたミントの魔術が発動し、敵は異空間から現れた無数の小さな星に命中し、さらに大ダメージを受けたが

「―――――――――!!」

「きゃっ!?」

「っ!?」

「やん!?」

クラフト―――冥界波を放ってエステル達を攻撃してダメージを与えて怯ませた。

「…………………」

そして敵は再び長い舌をミント目掛けて伸ばした!

「えいっ!!」

自分に向かって来た舌を見たミントは神剣エターナルソードで斬撃を放って斬りおとした!

「―――――――!?」

舌を斬りおとされた敵は悲鳴を上げ

「沙綾………紅燐剣!!」

ヨシュアが放った高速剣技を受けて満身創痍の状態になった!

「これで止めよ!その身に刻みなさい!神技!」

それを見たエステルは全身から神気をさらけ出すと共に夕焼け色の髪と蒼い瞳になった後敵に詰め寄って何度も斬撃を放った後敵を上空に向かって斬り上げた!すると上空へと斬り上げられた敵の周囲の異空間が歪んだ後すざましい聖気を纏った槍が3本現れた後敵を貫いた!

「たぁっ!!」

一方エステルは天高くへと跳躍すると共に背中に一対の光の翼を具現化させ、さらに異空間より膨大な聖気を纏った槍を召喚し

「ニーベルン・ヴァレスティ!!」

召喚した槍を敵目掛けて投擲した!投擲された槍は敵に命中した後光の大爆発を起こし

「―――――――――――――――!!??」

光の大爆発に巻き込まれた敵は断末魔を上げながら消滅した!

 

「オォォォォ………フン!!」

エクリアと対峙したアーネストは炎を纏った拳で強襲するクラフト―――バーニングフィンガーで強襲したが

「フッ!」

エクリアは回避し

「そこですっ!!」

クラフト――――連接剣伸長で攻撃した!

「舐メルなァッ!!」

しかしアーネストは剣を振るって自分に襲い掛かって来た刃を弾き

「ハハハハハハッ!!」

もう片方の手から電撃を放つクラフト―――紫電掌でエクリアを攻撃したが

「…………………エニグマ駆動。……………」

エクリアは片手で簡易結界を展開して防御し、さらにオーブメントの駆動を始めた後魔術の詠唱を開始した。

「死ネッ!!」

そこにアーネストが詰め寄って急所を貫く斬撃を素早く2回放つクラフト――――ダブルザンバーで攻撃したが

「………………」

エクリアは後ろに跳躍して回避をして攻撃を受けなかった。

「エエい、チョコマカと!!」

攻撃を回避されたアーネストは怒った様子でエクリアに次々と斬撃を放ったが

「…………………」

エクリアは魔術の詠唱を続けながらアーネストが振るう斬撃を最小限の動きで回避し続け

「全てを呑みこむ無慈悲なる閃光よ!我が敵を呑みこめ!ラストディザスター!!」

駆動を終えたオーブメントで高火力のアーツをを放った!

「ガアアアアアアアアアアアア―――――――ッ!?」

弱点属性でもある空の高位アーツをその身に受けたアーネストは悲鳴を上げ

「隙は見逃さない!ユン=ステリナル!!」

「オオオオオオ――――――――ッ!?」

続けて放ったエクリアの最高位の魔術を受けて大ダメージを受けると共に悲鳴を上げた。するとアーネストの身体は次々と凍結し始めた。

「バカナッ!?真ナル叡智(グノーシス)に至リシコノ身体ガ凍ルダトッ!?グッ………動ケ―――――――ッ!!」

アーネストは信じられない様子で叫んだ後悪あがきをするかのごとく暴れて凍結から逃れようとしたが、絶対零度の攻撃に耐えられない身体は次々と凍り付き始めた。そこに戦闘を終えたレンとティオがアーネストを挟み込み

「クスクス。そんなに”真なる叡智(グノーシス)”に至りたいなら、レン達が手に入れた”真なる叡智(グノーシス)”の力も取り込めば?ま、取り込めればの話だけどね!ティオ、一気に決めるわよ!」

アーネストの様子を小悪魔な笑みを浮かべて見つめていたレンはティオに呼びかけ

「はい、レンさん!」

呼びかけられたティオは頷いた後レンと共に全身に膨大な”魔”の気を纏った後叫び、行動を開始した!

「我らが呼びかけに応えよ!」

ティオが魔導杖を掲げて叫び

「開け!異空の扉!」

レンも大鎌を掲げて叫んだ。

「塵も残さず!」

「虚空へ消え去れ!」

すると2人の頭上にそれぞれ黒き太陽が現れ、2つの黒き太陽は妖しく輝き、アーネストを暗黒の炎で焼き尽くした!その技は”真なる叡智(グノーシス)”を投与され、人間では決して手に入れられないすざましい力と”魔”の力を手に入れた者達が協力して異空間より魔界を照らす暗黒の太陽を召喚する協力魔術(コンビクラフト)!その魔術とは………!

 

「「デュアル・ザ・サン!!」」

 

「ガアアアアアアアアアアアア―――――――ッ!?」

レンとティオが放った協力魔術(コンビクラフト)――――デュアル・ザ・サンをその身に受けたアーネストは断末魔を上げながら全身大火傷を負った人間の姿に戻った後地面に倒れた………!

 

 

 

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今回の話にてレンとティオがまさかのコンビクラフトを発動し、習得です!!というか今気付いたのですがこのコンビクラフトがゲームでは実現できなかった空と零の初めての協力技(コンビクラフト)になっちゃいましたwwというか、このコンクラ、どれだけ恐ろしい威力を持っているんでしょうね(汗)このコンクラの元となった作品を知っている人達は多くいるでしょうから、この技がどれだけ恐ろしい技がわかるでしょう?ww………感想お待ちしております。

説明
第639話
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コメント
感想ありがとうございます THIS様 多分、教授より酷い目にあっているのでは?(笑) さすらいのハリマエ様 まあ、アレを習得したらそう思いますよねww Kyogo2012様 ちなみにあの2人はさらに強くなりますよ?(ガクブル) 本郷 刃様 まあ、姫将軍なのでww(sorano)
さすがはエクリアさん、普通に凍らせる辺りがヤバいですねw(本郷 刃)
レンさんとティオさんの無双ですか。いいですね。夢が広がりますね。(Kyogo2012)
そのうちブルーアスーまでいきそうだな(黄昏☆ハリマエ)
・・・あっ・・・アーネスト・・惨い。まさか最後は同じグノーシスの力を得た二人の反則級のコンビクラフトで止めとは・・・。皮肉もあって最高ですWW(THIS)
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