真・リリカルなのは 第八章 時空管理局入隊編 最終話 ジュエルシード再び! |
ジュエルゼロを奪い、リーダーが待つ部屋へと行く キバとガブリ
ハルク「遅かったな」
ハルクが廊下に立っていた
ガブリ「はぁ? 喧嘩売ってるのか?」
キバ「煩いぞ ガブリ。少し黙ってろ」
ハルク「クイとアブチが居ないみたいだけど?」
キバ「2人はやられた」
ハルク「!? そ、そう………………………」
ガブリ「で? アイバーンは?」
アイバーン「此処に居る」
後ろから現れる アイバーン
ガブリ「うぉ!? 急に出てくるなよ!!」
アイバーン「それがジュエルゼロか?」
キバ「ああ」
ガブリを無視して、話を進める
アイバーン「なるほど、中々の封印魔法だ」
キバ「だが解ける」
アイバーン「ああ、早速封印を解くとしよう」
アイバーン達は、全員が集まる部屋へと移動した
チルド「んだよ!! そんな石ころがほしかったのかよ!! クソリーダー!!」
マイン「チルドっちと意見が合うなんて、非常に不愉快だけど、ボクチンも同感」
チルド「てめぇ!! マイン!! それはどういう意味だ!!!!」
マイン「怒っちゃイヤ〜ン」
マインは、チルドの頬を摘み、無理やり笑顔を作る
チルド「ぶっ殺す!!!!」
大鎌を振るい、マインを切り裂くが、
スカッ
やはりすり抜ける
マイン「痛った〜い」
と言いながら微動だにしない マイン
チルド「イライラするぜ!!!!!」
アイバーン「…………………………………………………………………………」
ハルク「アイバーン 馬鹿は放っておいて、始めましょう」
アイバーン「ああ、そうだな」
アイバーンは、ジュエルゼロの封印を解こうとする
アイバーン「こんな封印魔法は見たことが無い………………………恐らく我流だな」
我流でこれほどの封印魔法を創るとは…………………そいつは天才だな
ユーノの封印魔法は完璧だった
しかし、アイバーンには通用しなかった
封印は解かれ、蒼い宝石が姿を現す
スコーピオ「そいつが、ジュエルゼロとやらか?」
アイバーン「ああ、間違いない……………………」
クイとアブチを失ってでも、手に入れる価値がある……………………
これで俺のレアスキルは完全なものとなるはずだ……………………
アイバーン(俺の力さえ完全なら、管理局には負けん!!)
ハルク(漸く、この時が来たのね…………………管理局は今日、命日を迎える)
キバ(何を企んでいる? アイバーン)
ガブリ(圧倒的な力が手に入るんだったな? なら俺も……………)
スコーピオ(ロストロギア……………………相変わらず不可解な物だ)
ヘリド(はぁ〜 めんどくせぇ〜 さっさと終らせよ)
ニョミル(クククククク、何れは俺の力になる………………奪ってやるぞ、全てを!!!)
チルド(こんな石ころに頼るなんてな………………相変わらずアホだぜ、クソリーダー)
プラム(さて、本当に上手くいくかな?)
マイン(今日の晩御飯は何かな〜)
全員(マイン以外)それぞれの想いがあり、視線はジュエルゼロに集まっている
アイバーン「さぁ!!! ジュエルゼロよ!!! 俺に…………俺達に力を!!! 管理局を終らせるほどの力を寄こせ!!!」
アイバーンはジュエルゼロを強制的に発動させようとする………………しかし
パキッ
アイバーン「!!!!!」
ハルク「何!?」
ジュエルゼロにヒビが入る…………………そして
アイバーン「これは!!」
ハルク「!!!!」
ジュエルゼロは21個に裂け、それぞれがバラバラに飛び散ってしまう
そう、ジュエルシードの再誕である
アイバーン「………………やられたな」
キバ「どういうことだ?」
説明を求む キバ
アイバーン「二重式の封印魔法だった……………最初のは囮、今のが本命だった」
ハルク「なるほど。最初に硬い封印を施し、それを解いた場合、もう1つの封印は気づかないってわけね?」
アイバーン「ああ、もう片方の封印魔法は、ジュエルゼロに干渉すると、砕けて散る仕組みだったというわけだ」
俺としたことが、二重封印に気づかぬとは……………………
これほどの封印魔法を扱える者………………是非とも我が同胞に迎えたいな
ユーノは、再びジュエルゼロが目覚めることを恐れ、干渉できない様に封印を施した
さらに、万が一 封印が破られた場合、もう1つの封印魔法が発動
ジュエルゼロに干渉することで、強制的にジュエルシードに分離するようにしていたのだ
ジュエルゼロよりかはマシと判断したのだろう
チルド「オイオイオイオイ! 失敗かよ!! 情けないな!!」
アイバーン「フッ だがお前には好都合だろう?」
チルド「何?」
アイバーン「我らはこれより、ジュエルゼロの欠片の捜索に入る」
チルド「はぁ!?」
アイバーン「今ので我らの居場所が悟られたはずだ………………最早、隠れる意味もあるまい? この世界に飛び散ったジュエルゼロの欠片を集める。邪魔しに来る管理局員は殺してもいい」
チルド「何だよ? クソリーダーにしては、いい提案じゃねぇか!」
暴れることが嬉しいのか、大いに笑う チルド
アイバーン「さて、早速行ってもらうとしよう」
ハルク<アイバーン…………………>
アイバーン<心配するな、例えジュエルゼロが無くとも、勝ってみせるさ>
ハルク「……………………………………………………………」
アイバーン「行くぞ!!! 我ら((暁|ラスヴェート))が、管理局に裁きを下す!!!」
キバ「…………………………………………………………………………」
ガブリ「クククククク」
スコーピオ「やれやれだな」
ヘリド「まっ 結果的には良かったかな」
ニョミル「面倒だ………………」
チルド「よっしゃぁぁぁぁ!!!! 暴れるぜぇぇぇぇぇ!!!!!!」
プラム「まぁいいか…………どの道、管理局と戦う為にある組織だし」
マイン「Zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz」
アイバーン「管理局……………貴様らの寿命は尽きた」
ハルク「管理局………………私達が受けた屈辱、何倍にもして返す」
遂に本格的に動きだす組織、その名は((暁|ラスヴェート))………………
〜本局〜
カイト「ジュエルゼロが奪われただと?」
本局に戻っていた なのはとカイトにも知らせが届く
リンディ「ええ、不味いことになりそうね」
カイト「……………………………………………………………………………」
レティ「さて、どうするか…………………」
なのは「あの、ユーノ君やフェイトちゃん、はやてちゃんは大丈夫なのでしょうか?」
リンディ「命に別条は無いそうよ。フェイトはすぐにでも復帰できそうね」
なのは「そうですか……………」
カイト「八神、シグナム、ユーノは精神的ダメージを負っている……………何らかの能力だな」
レティ「ああ、恐らく幻術魔法だろう」
なのは「幻術……………………………」
局員A「リンディ提督!!」
局員Aが慌てて部屋に入ってくる
リンディ「どうしたの?」
局員A「第99管理外世界でロストロギア反応!! これは、ジュエルシードだと思われます!!」
カイト「何だと!!」
レティ「また砕かれたのか? ジュエルゼロが…………………」
カイト「第99管理外世界といえば……………………」
レティ「アステロイドだな」
カイト「今すぐに向かう!!」
リンディ「カイト君!!」
リンディの静止を振り切り、飛び出す カイト
再び始まる……………………ジュエルシード争奪戦が……………………
第八章 時空管理局入隊編…………………………………………完
はい、というわけでジュエルシードを復活させました
次回からは第九章です
その前に何時ものお約束、オリキャラ紹介ですが………………
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これで最終話です 次回から第九章に入っていきます |
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