真・恋姫†無双〜絆創公〜　微小話第四集

22：人気の理由

アキラ「何となく魏の方々が、他の二国の方々よりも人気があるような気がするんすよ」

ヤナギ「ふむ……。魏には何か惹きつけるものがあるのだろうか……？」

アキラ「北郷一刀さんに対する、容赦ない痛めつけがありますよ。それもかなり酷いヤツが」

ヤナギ「……他の男からすれば、清々しいのだろうが」

23：続・人気の理由

アキラ「もしかしたら、他の二国にあるものが魏には無いのかもしれないっすね」

ヤナギ「諸々の宝庫とも呼ばれる魏に、無いものなどあるのか……？」

アキラ「あっ！　もしかしたら、じゅ」

ヤナギ「……どこから飛んできたんだ、我々の足元のこの矢は？」

24：母親の伝統と格式

泉　美「……この世界でも経験するなんて思わなかったわ」

泉　美「カズ君の寝台の下のこれ……。艶本って言ったかしら？」

25：真面目な子だからこそ、心配なのです

佳　乃「こっちの世界の言葉の読み書きとかを、冥琳お姉ちゃんに教えてもらってるんだ。いつか自分の力だけで、いろんな書物を読めるようになりたいなー……」

一　刀「じゃあ、いろいろと助言だ。朱里と雛里には本を買わせるな。そして穏は何かもう、いろいろダメだ」

26：いずれ分かる時が来る

泉　美「あの後に月ちゃんと詠ちゃんが部屋に入ってきて、もの凄くビックリしてたの」

泉　美「でも、“天の国でも良くある事だから”って説明したら、もっとビックリしてたの」

27：一刀父の疑問

燎　一「以前私は、“一刀は何でも食べる”といった内容の話をしましたが」

燎　一「どちらで耐性が出来たのか、分からないのです。“皆さんと関係を持った事”と“いろんな料理を食べた事”と」

28：本腰

泉　美「皆が自分の力だけでお料理が出来るように、これからは少し厳しく教えていこうと思います」

泉　美「“今までのは厳しくないの！？”って顔をされると、凄く不安なんだけど」