真・リリカルなのは 第九章 第二次ジュエルシード争奪編 第一話 暗躍する組織、その名は暁 |
ジュエルゼロが奪われてしまい、そして砕かれ、飛び散った ジュエルシード
嘗て なのは・フェイト・カイトが争い、そして出会いの切っ掛けを創った ロストロギア
願いを叶えず、暴走する悪しき物
そして1つになった時、破滅を呼ぶ
しかし、それを望むものが後を絶たない
なのは達は二度とあのような悲劇を繰り返さない為にも、ユーノに厳重な封印魔法を掛けれるように頼んだ
しかし、万が一封印魔法が破られた場合のことを考慮し、二重の封印を掛け、1つ目が破られた場合、ジュエルゼロが砕け、ジュエルシードになるようにしていた
再び21個となり、第99管理外世界アステロイド中に散らばる
ジュエルゼロに戻すため、謎の組織((暁|ラスヴェート))が動き出す
そして、ジュエルシード奪還を狙う カイト
果たして、((暁|ラスヴェート))に勝てるか?
再び繰り返されるジュエルシード争奪戦……………………………開幕の時
カイト「ここがアステロイドか」
何もないな…………………………
ここは巨大な砂漠
カイトの視界には砂しか無く、((暁|ラスヴェート))が本当に居るのかすらわからない
カイト「だが、ジュエルシードの魔力だけは感知出来るぜ」
忘れもしない…………………あのロストロギア
カイト「ユーノの話では、砕かない限り、ジュエルゼロの復活はありえないと言っていたが…………………………」
あり得ないことを起こす…………………それがロストロギアだ
カイト「とにかく全て回収する……………」
カイトは、一番近くで感じたジュエルシードの魔力がある場所に移動した
カイト「まずは1つ目………………」
さて、奴らは何個集めているのやら……………………
カイトがジュエルシードに触れようとした時、
?A「オイ!!」
カイト「ッ!!!」
いきなり話しかけられ、慌てて振り向く カイト
?A「そいつをコッチに渡しな!!」
?B「………………………………………………………………………………」
謎の2組がカイトに迫る
カイト「……………断る」
?A「じゃあ死ね!!!」
謎の男は、何所からか巨大な鳥を呼び、カイトを襲わせる
カイト(召喚行使か……………………いや、違う!!)
カイトを襲う鳥は、生き物では無い
創り物なのだ
?A「嬲ってやるぜ!!!」
?B「オイ、ヘリド」
ヘリド「何だよ? スコーピオ」
この2人は((暁|ラスヴェート))のメンバーだ
スコーピオ「遊ばずに、さっさと殺せ」
ヘリド「ったく、相変わらずせっかちだぜ」
鳥「!!!!!!!!!!!!!!!!」
カイト「チッ」
龍の形に似た銃の切っ先から刃を出現させ、鳥を切り裂く カイト
しかし、鳥は生き物ではない為、痛みを感じない
つまり無意味だった
ヘリド「さて、終らせるか!!!」
パチンッ
ヘリドが指を鳴らすと、鳥は大爆発を起こす
カイト「!?」
勿論、近くに居るカイトを巻き込んで………………しかし
カイト「フン」
ヘリド「何!?」
無傷とはいかないが、ほとんど傷を負わずに居た カイト
爆発する前にプロテクションで守ったのだろう
ヘリド「馬鹿な!?」
スコーピオ「相手を舐めるから そういう破目になるんだよ」
カイト「爆発したのは予想外だが、威力は想定内だ」
スコーピオ「なるほどな、プロテクションか何かで防ぎやがったな」
ヘリド「生意気だぜ!! 俺のコレクションに殺されればいいものをよ!!」
カイト「ジュエルシードは渡さん!!」
スコーピオ「ほう……………砕け散った状態でも名称があるのか」
ヘリド「てめぇなんざ、俺が瞬殺してやるよ!!!!」
今度は小さい蜘蛛を何匹も出す
カイト(アレも爆発するな…………………)
カイトは蜘蛛を銃弾で撃ち抜く
すると、カイトの予想通り、蜘蛛は爆発する
その時に出る煙でヘリド達を見失う
ヘリド「実は既に後ろに居るんだぜ!!!」
何時の間にか、カイトの後ろに回り込んでいた ヘリド
カイトに向かって、今度はムカデを投げようとする………………しかし
カイト「稚拙だな」
カイトは、後ろに回り込まれることを読んでいた
既にウィザード(銃)をヘリドに向けていた
ヘリド「何!?」
カイト「プロミネンスバレット!」
カイトは、ヘリドが持っているムカデを討ち抜く
ヘリド「仕舞った!!」
ムカデは爆発し、ヘリドは爆風で吹き飛ぶ
その隙を有効活用しないカイトではない
カイト「ヴレイジングバースト!!」
フレイムイレイザーの強化型であり、炎熱付きの砲撃魔法を放つ
ヘリド「やべぇ!!!!」
紅い砲撃が迫り、危機感を感じる ヘリド……………しかし
スコーピオ「夢中になりすぎだ………………」
バキィ
カイト「グッ!!」
スコーピオに蹴り飛ばされ、吹き飛ぶ カイト
砲撃は中断され、ヘリドは助かった
ヘリド「危ねぇ〜」
スコーピオ「油断するからだ、このボケ」
ヘリド「なんだと!!!」
カイト「グゥ……………………」
地面に倒れたまま、動かない カイト
カイト(どういうことだ? 体が動かん………………あの程度の蹴りで、これほどダメージを負うはずが…………………………)
スコーピオ「随分苦しんでいるな?」
倒れているカイトに話しかける スコーピオ
カイト「…………………………………………………………」
スコーピオ「喋ることすら儘ならんか? だが安心しろ、その苦しみもすぐに終る」
ヘリド「てめぇの命は、あと30分と言った所か」
カイト「ま……さか……………………………毒……………………か?」
スコーピオ「これから死ぬ奴が、そんな事を知ってどうする?」
ヘリドとスコーピオは、倒れているカイトを捨て置き、ジュエルシードを持って去っていく
カイト「…………………………………………………………………………………」
カイトも意識を手放す
〜カイト視点〜
カイト「……………っ! ここは?」
目を覚ました カイト
どうやら助かったようだ
カイト「死んでいない………………か」
ここは、建物の中のようだ
なのは「あ、カイト君!!! 目を覚ましたんだね!!!」
なのはが部屋に入ってくる
カイト「高町…………………」
なのは「もう!!! 心配したんだよ!!!!」
カイト「手短に状況を話せ」
なのは「へ?」
カイト「俺が倒れて居るのを発見してから、どれぐらいの時が経った?」
なのは「1時間くらいかな?」
カイト「そうか……………まだ追えるな」
カイトは立ち上がる
なのは「ちょっ!!! 何所に行くの!?」
カイト「奴らを追う」
なのは「ダメだってば!! 大人しくて!!」<シャマルさん!! ヘルプ!!>
カイトを止めようとする なのは
ついでにシャマルを念話で呼ぶ
シャマル「どうかしたの? なのはちゃん」
シャマルも部屋に入ってくる
カイト「やはり貴様が解毒したのか」
シャマルを見て、自分が死ななかった事に納得する
なのは「助けてくれたシャマルさんに向かって「貴様」はないと思うよ?」
シャマル「まぁまぁ、なのはちゃん、落ち付いて」
カイト「シャマル、貴様に1つ問う………………解毒剤は創れるのか?」
シャマル「あなたを蝕んでいた毒の? だったら今あるけど…………………」
カイト「効果は?」
シャマル「3本あって、1本で20分の間、毒を無効にできるわ」
シャマルが、試験管らしき物に入っている解毒剤を見せる
カイト「寄こせ!」
カイトは、シャマルから解毒剤を取る
カイト「これがあれば、奴の毒に対抗できる」
シャマル「普通の毒ではないわ……………もう少し情報を得てからでも…………」
カイト「時間が惜しい………………もう行く。貴様もついて来い! 高町!!」
なのは「え?」
カイト「もう一匹の方の相手をしろ」
ザフィーラ「天城、少し慌て過ぎではないか?」
狼状態で現れた ザフィーラ
カイト「言っただろ? 時間が惜しい」
カイトは なのは達の静止を聞かず、飛び去る
なのは「ああ、もう!! 少しは言うこと聞いてよ!!」
なのはは カイトを追いかける
ザフィーラ「我も なのはと共に行く……………………フェイトがもうすぐ来るが………」
シャマル「ええ、状況説明は任せて」
ザフィーラ「では行く!!」
ザフィーラも後を追いかける
カイトですらも破った((暁|ラスヴェート))
果たして、ジュエルシードは取り戻せるのか?
次回はカイトがスコーピオにリベンジ!
勝つのは果たして………………………………
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第九章の開幕です!! 題名の組織名は暁(あかつき)ではありません 暁(ラスヴェート)です |
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