真・リリカルなのは 第九章 第二次ジュエルシード争奪編 第二話 リベンジ!! |
カイトからジュエルシードを奪い、2つ目を目指す ヘリドとスコーピオ
すると、自分達に接近する魔力に気づく
ヘリド「ん?」
スコーピオ「どうした?」
ヘリド「何かが近づいて来てるな」
ヘリドは歩くのを止め、自分達が歩いて来た方角を見る
スコーピオ「フン、管理局のご登場か」
ヘリド「どうする?」
スコーピオ「お前は先に行って、ジュエルシードを確保してこい」
ヘリド「んだよ、自分が戦うつもりかよ」
不満そうな ヘリド
スコーピオ「お前の戦いは長いし煩い」
ヘリド「チッ まぁいいや。どうせ弱いだろうし」
雑魚 倒しても面白くないしな
スコーピオ「さっさと行け」
ヘリド「ヘイヘイ」
ヘリドは巨大な鳥を出し、それに乗って、ジュエルシードがある場所まで行く
スコーピオ「………………何故 普通に飛ばないのだ?」
飛べないならまだしも、飛べるのだから、そんな鳥に乗る必要が無いだろうが
スコーピオ「まぁいい、アホのことなどわかるはずもない」
〜カイト視点〜
一方、カイト達はヘリド達が向かったと思われる方角に飛び、2人を探す
カイト「…………………………………………………………………………」
なのは「ねぇ カイト君…………………」
なのはがカイトに話しかけるが、
カイト「…………………………………………………………………………」
何の反応もしない
なのは「ねぇってば!!」
返事をしない カイトにイラつき、大声で呼ぶ なのは
カイト「奴だ……………………」
なのは「え?」
カイトの視線の先にはスコーピオが立っていた
カイト(今の内に解毒剤を飲んでおくか)
20分以内に決める……………………
シャマルが創った解毒剤を自分の口に流し込む
カイト(苦いな…………………)
まだスコーピオとは距離が離れている為、解毒剤を飲んだ事はバレていないだろう
カイト「高町、貴様は先に行け」
なのは「へ?」
カイト「毒野郎は俺がやる……………………貴様は爆弾野郎を倒せ」
なのは「いや、だから「さっさとしろ!!」も〜う」
カイト「もう一匹の能力はさっき話した通りだ」
カイトはスコーピオの所に向かう
なのは「…………どうなっても知らないから」
なのはは先に進む
スコーピオ「貴様………………………何故、生きている?」
顔には出さないものの、驚いている スコーピオ
カイト「話す義理は無い」
スコーピオ(まさか……………………解毒したのか?)
いや、在りえん…………………………
スコーピオ(俺の毒は自然界に存在しないのだぞ? 解毒出来るはずがない)
スコーピオの言う通り、彼の毒は解毒不可能である
しかし、シャマルにしてみれば、どうということはなかった
すぐに成分を分析し、5分以内に解毒したのだ
恐らくスコーピオの毒を解毒 出来るのはシャマルしか出来ないだろう
カイト「悪いが速攻で終らせる」
スコーピオ「構わん、俺も長ったらしいのは嫌いなタチでな…………………猛毒のスコーピオだ、貴様を殺す」
カイト「行くぞ!!!」
ウィザード(プロミネンスバレット!!!)
紅く燃える弾丸が、スコーピオを狙う………………しかし
スコーピオ「食らうと思っているのか?」
スコーピオには掠りもしない
カイト「ならば!!!」
ウィザード(セイバーフォーム)
ウィザード(銃)の先端から刃を出現させ、スコーピオに接近する カイト
スコーピオ(接近戦か? クククククク、では終らせるか)
カイト「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
ウィザードで、スコーピオを薙ぎ払おうとする
スコーピオ「甘い!!」
カイトの斬撃を、しゃがんで躱す
スコーピオ「エヴィル・ポイズン!」
スコーピオの右腕が、紫に変色し、カイトを殴ろうとする
カイト「チッ」
カイトはバックステップで躱す
スコーピオ「ほう、中々の反射神経だな」
カイト「ッ!!」
カイトは驚愕した
スコーピオの全身の肌の色が紫になっているからだ
スコーピオ「驚いたか?」
カイト「レアスキルだな?」
スコーピオ「ククククク、そうだ………………………魔力変換資質「毒」だ」
カイト「ややこしいな……………随分と」
スコーピオ「貴様は世界最高の幸運者だ。俺の毒を受けて死なない、あまつさえ後遺症すら残らんとは…………………………」
カイト「……………………………………………………………………………………」
スコーピオ「逃げ帰っていれば良かったものを…………………」
カイト「あまり、人間を舐めるなよ? 一度 食らった毒だ………………抗体が出来ているはずだ、もう効かんぞ」
スコーピオ「ククククククク、俺の毒に対して抗体など出来るものか………………さて、お喋りはここまでだ、すぐ楽にしてやる」
カイト「バーニングヴレイザー!!!!」
巨大な火の玉を打ち出す カイト
スコーピオ「どうした!! 近づくのが怖いか!!!」
挑発しながらでも、カイトの攻撃を躱す スコーピオ
カイト「……………………………………………………………………………………」
能力だけに頼っているわけではなさそうだな
スコーピオ「ブライグ・デスアーミー!!」
毒に変換された魔力が弾丸となって、カイトを襲う
カイト「全て撃ち落とす!」
ウィザード(プロミネンスバレット!!)
炎の銃弾を連発し、毒を弾いていく カイト
スコーピオ「これならどうだ? 毒霧!!」
粉状にした毒を吹きだす スコーピオ
紫の煙が舞い、カイトを覆う
ウィザード(ロード!!!!)
カイト(慌てるな、呼吸をしなければいいだけのこと)
スコーピオ「視界が狭くなってるよな?」
カイト「!?」
カイトの後ろに回り込んでいた スコーピオ
スコーピオ「そらよ!!!」
バキィ
再び、紫に染まっている足で蹴られてしまう カイト
バタッ
地面に倒れ、動かなくなる
スコーピオ「死んだか?」
いや、もしものことがある
確実に殺す
スコーピオは、もう動けないであろうカイトに近づき、止めを刺そうとする
スコーピオ(貴様の幸運もここまでだ!!!)
カイトの心臓を、素手で貫こうとする……………………………しかし
ウィザード(バーストセイバー!)
炎の刃が、スコーピオを切り裂く
スコーピオ「何!?」
カイト「漸く間合いに入ってくれたな」
カイトは何事も無かったように立ちあがり、
カイト「ここは俺の間合いだ」
ウィザード(カートリッジロード)
カイト「大獄焔斬!!」
紅い斬撃で、スコーピオを吹き飛ばす
スコーピオ「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カイト「言ったはずだぜ、抗体があると」
スコーピオ「馬鹿な…………………そんなはずは…………………………」
勿論これは嘘である
シャマルが創った解毒剤のお陰である
恐らくスコーピオを動揺させるために嘘を付いたのだろう
カイト「さて、終らせるか」
そろそろ解毒剤の効果が切れる
スコーピオ「これでも食らえ!!」
スコーピオは、細い針を懐から出し、カイトに投げつける
その針には毒が仕込まれている
カイト「下らん」
ウィザードで弾く
カイト「最後の最後まで足掻くのだな………………………」
スコーピオ「毒霧!!!」
紫色の煙が舞う
カイト「再び、煙で目暗ましか? 無意味な……………………」
念には念を入れて、2本目の解毒剤を飲む カイト
スコーピオ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!」
カイト「後ろか!!」
スコーピオは、自身の魔力を全て右腕に乗せる
スコーピオ「食らえ!!!! 毒突き!!!」
カイト「食らわん!!!」
ウィザード(カートリッジロード)
カイト「ヴレイジングバースト!!!!」
紅い閃光が、スコーピオを飲み込む
スコーピオ「馬鹿なぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
この俺が……………あんなガキに負けるだと!!!!!!!!
スコーピオは吹き飛び、意識を失う
カイト「フン」
解毒剤が無ければ負けていたな
カイト「だが、勝ちは勝ちだ」
さて、一様 高町の救援に行くか
解毒剤のお陰で勝利した カイト
しかし、((暁|ラスヴェート))のメンバーはまだまだ残っている
果たして、彼らからジュエルシードを取り戻せるのか?
次回は なのはVSヘリド
お楽しみに〜
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