超次元ゲイムネプテューヌ 未知なる魔神 リーンボックス編 |
『旧神の鍵・偽典』。
それは、世界の平行線。
それは、森羅万象の欠片。
それは、全知全能を垣間見る鏡。
それは、世界の根源に封印されている魔王『アザトース』を封印している『((旧神の鍵|オリジナル))』の((贋物|レプリカ))。
天地が開闢される遥か前から存在されている世界の記憶が記された最古の魔導書。
それは、この世の本質を塗り替え再構築する神の如き大いなる力を持つ。
「−−−−−」
光の中でネプテューヌは見た。
風が壁として、ありとあらゆるものを粉砕する死の空間を止めている物が。それは、石板だった。まるで成長した子供が捨てた玩具のように空しく揺られていた。
黄金の長髪を揺らしながら、夜天 空はネプテューヌ達を守護するように立ち塞がる。
魔龍から漏れた邪悪なる魔力が、災害を呼ぶ禍風となって、大地を粉砕していく中で、左手を翳して『旧神の鍵・偽典』を盾の様に構え、止めている。
世界の天理。『現実』という言辞の裏に隠し込んでいる物の本質を知る者である夜天 空だからこそ使える魔を創り壊す魔導書を手に災禍なる風を防ぎながら、旧神の隷属として一方的に脳裏を駆け巡る意思に歯を鳴らす。
あざとーすのじゃきかんち いますぐとうばつせよ ただしきせかいのために こんとんにみをうったもの そうきゅうにほろぼせ にんげんふたりとめがみをかんち じょうきょうによっては たてとしてつかうことをきょかする
さいどでんたつ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 破壊しろ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 打ち砕け ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 殺せ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 世界の安定の為に ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 滅せよ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ その為に ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 彼女達を ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 使っても ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 構わない ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 全ては ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 安定と ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ 平等の ほろぼせ ほろぼせ 名の下に ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ ほろぼせ
煩い/喧しい/鬱陶しい。誰か許可した、勝手に人の頭の中を弄ろうとするな。
頭が割れそうな激しい頭痛に夜天 空を表情を歪ませる。そして稲妻が駆け巡るような激痛が駆け巡る。
視界にノイズが走る。耳が壊れた様にキーンとした不愉快な音しか聞こえない。鼻の奥から異臭がする。口の中が干からびていく。咽喉まで吐瀉物が上がっている。胸の奥が灼熱の業火に焼かれている様に暑くて、腹の底は極寒の大地に全裸で放り込まれたように寒い。
辛い/苦しい/痛い。激しく情報が流れて、体が震える。倒れそうになる。
しかし、空はその中で歯を食い縛る。知っているからだ。
どれだけ強い痛みであろうと、どれだけ狂ってしまうほどの永遠に続く痛みであろうと、それに勝る痛みがあるということ。
かつで、夜天 空として意識がある間。二回、約束を((裏切った|・・・・))ことがある。
一つ、目に入れても痛くない我が子とずっと一緒にいるという約束を自分の都合だけで裏切ったこと。
二つ、それはお互いに手を取り合い背中を任せたもらった親友の無防備な背中を襲ったこと。
鼻で彼は笑う。相変わらず昔にしがみ付いてばかりだと、前を見る。この死の旋風の中で傷つけてしまった相棒が今、苦しんでいる。
「ーーーいける」
静かに凛とした声で呟く。
友の為なら、家族の為なら、笑顔の為なら、夜天 空は喜んで自分を殺し続けることが出来る。
旧神の手によって、どう足掻いても死ねない体にされているのだ。狂ったと認識した世界の檻の中で永遠に縛られ、逃げらないのだ。
なら、どうするか。永遠に縛られるなら無限に逆らってやる。その意思が旧神からの|精神操作《マインドコンロロール》を打ち砕く。
『旧神の鍵・儀典』から放たれる守護の壁が更に強固になり、同時にケーブルの様な者が右手のガントレットに接続される。
莫大な魔力と破邪の術式が、三本の黄金色の鋭爪から半透明の刃が伸び始める。
術式が完了して、魔力充填も完璧となり、夜天 空は左手を前に出したまま顔を伏せ、腰を下ろしていく。
同時に魔を打ち払う破邪の属性を持った刃が伸びたガントレットを後ろに回す。
「魔斬天影牙」
呟き、後ろに下げた右手を振り上げる。
全てに一線が引かれた。飲み込んだ全てを破砕する旋風に、巨大な穴が開いた大地に、巨大な入道雲が浮かぶ空に、視界の奥の山にまでもそれは届いた。
次の瞬間、その一線を魔力が駆け巡り、全てを破壊した。
破邪の力を宿した紫電が発火点だったように、地面に爆発物でも仕掛けられたように天地が爆発していく。
それは大地を粉砕、山を破砕、雲も巻き込んで天空すら破壊した。
その衝撃に、ネプテューヌは再度見た。その手にアイエフとコンパが守りながら。
ーーー『女神』その言葉が頭に過る。
((戦乙女|ヴァルキリー))のような鎧を身に纏い。
冗談のように美しい黄金に煌めく髪を靡かせている。
その表情は、凛然として、この世の悪を形容すること事態を憎むような厳しい目つき。
「いつだって」
小さく、『旧神の鍵・儀典』が紙屑のように消えていくなかで夜天 空の口が動く。
「どこだって」
まるで、絶望を通り越して、諦めているような口調でその眼に魔龍が左手と左翼が吹き飛ぶさまを映しながら。
「−−−破壊神の出来ることは決まっている」
静かに瞳を閉じた。
◇
無理やり押し込んでいた嘔吐感が一気に溢れて、一気に口から吐き出る。
血色の吐瀉物。まさか一日で『旧神の鍵・儀典』を二回も使うなんて、本当に怠い。足が笑っている。
鼻からも、血が流れ始める。なんとか落ち着こうと呼吸をしようとすると吐き出るのはまた血、血、血。
もう、意識に深い霧が掛かったみたいで、少しでも気を抜けば、倒れる。多分、当分は立てなくなる。
「やった……の?」
喋ることも困難の状態。音もさっきからキーンとした音で埋め尽くされほとんど役に立たない。
誰かフラグ的な発言をしてなきゃいいけど、とにかくあれで倒せたかな?
ぶっちゃけた話、『((霊刃天成|アームズコネクト))・((禍風|ハスター))』はスピード形態。
僕自身もスピード形態『プロセッサユニット・アサルトモード』なんだけど、ぶっちゃけスペック的に差があり過ぎて、多分フルボッコにされるから、マジで焦って『旧神の鍵・儀典』を久しぶりに顕現させて大技を決めれた。
破邪属性の斬撃を喰らって、魔龍の鎧から((紙|ページ))が消えて元の漆黒の鎧に戻っている。
さて、どうやってあの鎧をこの満身創痍状態で引っぺがそうかと考えていると、視界に何かが入り込んできた。優しげな顔をした女性………あぁ、コンパか…。
「大丈夫です!?どこか痛い所があったら直ぐに言ってください!」
全身が痛いです……ってか、目覚めたのか。
下手にまた言葉を話そうとするとまた吐血するので、どう答えたらいいか震える足で懸命に立たせながら迷っていると、パープルハートが手を取って自分の首に纏わせた。蒼穹を見るような双眸が僕を見る。
「立っているのも辛いでしょ?」
口で返事をするのも辛かったので、頷くと僕を少し持ち上げた。……なんだか、複雑です。
「ありがとう」
反応に困っていると、真っ直ぐな視線で言われた。
別に君の為じゃないやったんじゃない。それにもしもの時は、僕はアイエフとコンパどちらか又は両方を殺して魔龍の意識の中にある紅夜に揺さぶりをかけて、一気に勝負を決めようとも考えたんだ。
そんな綺麗な言葉を言われても、正直なところ困る。
「ところ、なにがどうなったんです?」
「さぁ、夜天…さん、でいいわよね。この人が大体の事情を知っている感じだけど、なんだか呼吸するのも辛そうね」
ここで血反吐をぶちまけていいのなら、話せるけどさすがに気が引ける。
パープルハートが出来る限り知っていることをアイエフとコンパに話すと二人とも驚いた表情で僕にお礼の言葉を言ってきた。
……あのさ、まだ終わっていないと思うだけど。だからまだ、プロセッサユニットはまだ解除していないし。
<ーーードクンッ>
「ゴフッ……やばい」
「血、血を吐いたです!?お医者様はどこですか!?」
「落ち着きなさいよコンパ。あなた看護婦(学生)なんでしょ」
「………紅夜」
漫才しているアイエフとコンパ。
僕の向けた視線に、パープルハートも向けていた。
本当にしつこい。アザトースの意識がまだ微かに残っているのか、僕は切り落とした翼と腕を再生して魔龍は立ち上がった。
その手は、『((黒の狂気|ミイヴルス))』が『((白の虐殺|ヴンヴロト))』握れれている。
「アァァァアアア、ザァァトォォォスゥゥ!!!!」
触手で構成された生理的に拒否したくなる気味悪い双翼を響かせ、低い体勢のまま一気に地面を滑るように飛んできた。
ため息を吐きながら、僕はパープルハートを押し退ける。
目の前には、双剣を振り下ろす魔龍ーーー両腕が鮮血と共に舞い上がった。
そのまま、体制を崩されて押し倒される。分散された触手の先端から刃が飛び出し、一気に腹部を突き刺して、デペアの能力が発動する。
『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』『((Deain|ドレイン))』
プロセッサユニットの出力がものすごいスピードで落ちていく。これは不味い。
けど、まだ頭と足があるならまだ行ける。バックプロセッサのからブーストを吹かして、頭部に向かって頭突きをする。
その一撃に弱っていた魔龍の兜は砕け散った。そのままブースト吹かして魔龍を押し返して、脚部のスラスターを点火、素顔が露わになった紅夜の貌に回し蹴りを決めた。
「!?」
吹っ飛ぶ魔龍。今までのダメージと『旧神の鍵・儀典』の二回使用で、いつもより再生が遅い。
そう思った瞬間、プロセッサユニットが完全に停止して存在が薄れて、消えていった。
「!?!?!?!?」
「……煩い」
邪神との戦いで、肉体的欠落を気にしていたら話にならないよ。
黒ずんだ翠色の瞳で、魔龍は立ち上がる。再生が始まらない。
突然、魔龍は頭を抱えて苦しむように声を上げ始める。……紅夜の意識が戻り始めている?
魔斬天影牙で、限りなくアザトースの妖気は浄化できたはずだ。しかし、『((死界魔境法|ネクロノミコン・ディザスター))』が解放している今、なんとかして封印させるか、紅夜を気絶させないとダメだ。でも、女神化は無くなって両腕がない僕じゃ……。
「ねぇ、今の私達で、紅夜を止められる?」
苦しむ紅夜の声に顔を歪ませながら、パープルハートがこちらを見てきた。
アイエフとコンパが、困惑するようにこちらに視線を向けた。両腕がない僕にコンパが失神しかけれるが、アイエフが支える。
それにしてもバカじゃないかと思う、確かに今の状態でも僕は戦えるが正直な所、戦力的に見れば憐れなほど最悪だ。それでも僕を頼ってくるのがとても不思議だ。
「……覚悟、ある?」
「あるわよ」
即答だった。どんなことをするのか言っていないにも関わらず、パープルハートはこちらを見る。
アイエフとコンパも、仲間であるパープルハートが信じた相手なら信じると言わんばかりに僕に真っ直ぐ視線を送ってくる。
「紅夜を信じるなら、僕に向かって背を向けな。絶対に動くんじゃないよ」
ため息交じり、吐血交じりに呆れた声で言う。
コンパが僕の体のことを心配してくるが、大丈夫と言い返す。
驚くほど、正直にパープルハートたちは僕に背を向けて、紅夜を見つめた。……本当に好かれているんだ。
保有空間から一本の黄金の剣『クタニド』を抜く。両腕はないので勿論、柄を銜えて構える。
……まさか、かなり前、デペアが見ていたアニメが面白かったので、面白半分で自分流に再構築したこの技を使う時が来るとは……。
これは、人型向けの技で主に制圧用に使う、女性又は男性の裸体をイメージして、それに沿って刃を振るうことで((衣類だけ|・・・・))を切り裂く。
「アアアアァァァアアアァ!!!!!」
迫りくる紅夜。この時点で勝負は決まった。
イメージは完璧。しかし、口で銜えた状態で使ったことがないから正確性に自信がいないため、パープルハートたちに動ないでと言ったのだが、半分化物と言ってもいい紅夜を真っ直ぐ見ても動揺はあまりなかった。
「((洋服切断|ドレス・スラッシュ))」
僕が知っている紅夜からは、絶対に使うなと言われた禁断の技を放つ。
後ろから、パープルハート達が纏う服だけを((切り裂いた|・・・・・))。
空に舞う衣類、僕はパープルハートの後ろにいたので、そんなにいいものは見えないけど紅夜は足を止めた。そしてーー…………
「−−−!?!?!?!?!?!?!?」
鼻から崩壊した水道並みの血を流して、地面に頭を強打、そのまま完全に気絶したことにより、アザトースの意思に従う者はいなくなり、魔龍の鎧は硝子のように砕け散った。
パープルハートたちは、突然のことに目を白黒させて、鼻血を流して気絶している紅夜に急いで近づいた。そこでお互いほぼ裸体であるのに気づいて女々しい悲鳴を上げる。僕はこっそり、保有空間から新しい服を地面に置いて急いでこの場を離れた。
僕の知っている紅夜と僕の知らない紅夜と比べて導き出した弱点。
それは、女性に対しての免疫力。僕の知っている紅夜は色々と厄介な奴に狙われて、ちょっと慣れちゃったけど、紅夜を元にした疑似人格といえでも。新しい意識に流石に経験は体が覚えていても、記憶がないため結果的に初心なはず!それを突いたのがこの作戦とも呼べない作戦だった。
色々と純粋である紅夜には、女性の裸体は気絶するほどの衝撃になると計算して実行、結果は完璧だった!。
アザトースの意識が大きすぎると絶対に効果ないから、それが最大の問題であったけど僕が頑張ってそれはクリアできた!
「これは、当分休まないと……」
切り落された腕を見ながら呟く。
安全な所で回復するために冥獄界の自室のベットに移動する。
要約、休めると今まで感じられなかった疲労とダメージが押し寄せてきて、意識を失いそうになる。
けど、やれることはやった満足げに笑みを零して、今日起きた結論を締めくくる為に一言、誰もいない部屋の中で呟く。
「エロは世界を救う」
意識を失う直前、パープルハート達の怒りの声が聞こえた気がした。
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その22 | ||
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コメント | ||
チータ「やっぱりか…デペア師匠は間違っていなかったんだ…エロは世界を救うんだ!!さぁ…空先生もおっぱい教にはい…〈ドゴォ!!〉るぉぉ……」デバッカ「変な勧誘やめいっ!!」(ヒノ) いいオチや…いい話やなぁ…(駆蘭) |
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