真・リリカルなのは 第九章 第二次ジュエルシード争奪編 第八話 襲い来る集団
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なのはから逃れ、仲間たちと合流する ヘリド

 

ヘリド「戻ったぜ!」

 

アイバーン「遅かったな?」

 

ヘリド「はぁ? 俺が一番だろ?」

 

ヘリドは他のメンバーが帰ってきていない為、自分が一番最初に戻ってきたと思っている

 

アイバーン「残念だが違う。他のメンバーは一回帰ってきて、もう一度ジュエルゼロの欠片を探しに行ったぞ」

 

ヘリド「マジかよ!!」

 

驚愕の事実に驚く ヘリド

 

アイバーン「まぁニョミルとチルドが戻って来てないがな」

 

ヘリド「ニョミルが? 珍しいな」

 

アイバーン「そうだな、仕事が早い奴なんだがな。所でスコーピオはどうした?」

 

ヘリド「管理局にやられた」

 

アイバーン「…………………そうか」

 

大方 予想していたのだろう

 

特に驚いた素振りは見せない アイバーン

 

ヘリド「取り合えず、1つは取ってきたぜ。ジュエルシード」

 

アイバーン「ジュエルシード?」

 

聞いたことが無い単語だったようだ

 

ヘリド「欠片の時の正式名称だってよ、管理局の奴が言っていた」

 

アイバーン「そうか……………………………これで10個目だ」

 

ヘリドからジュエルシードを貰う

 

ハルク「大変よ、アイバーン」

 

突如、部屋に入ってくる ハルク

 

アイバーン「どうした?」

 

ハルク「チルドがやられたわ」

 

ヘリド「へっ!! あのボンクラ、能力に頼り過ぎなんだよ!」

 

ハルク「しかも、管理局員が侵攻してきたわ……………………………かなりの数よ」

 

そして、他のメンバーも戻ってくる

 

マイン「ただいま〜」

 

プラム「戻ったよ……………………2個も手に入れた」

 

これで((暁|ラスヴェート))は、ジュエルシードを12個を持っていることとなる

 

アイバーン「丁度いい……………………ヘリド、次はマインと手を組め」

 

ヘリド「はぁ!?」

 

プラム「僕はどうするの?」

 

アイバーン「お前は1人でも2人でも一緒だろう」

 

ヘリド「何で俺がコイツと!!」

 

あからさまに嫌だとと言う態度を取る ヘリド

 

マイン「うわ!! 人を指差しちゃいけないんだ〜」

 

ヘリド「イラッ!!」

 

アイバーン「プラムにはやってもらいたいことがある」

 

プラム「???」

 

アイバーン「寧ろ、この時の為にプラムの能力を温存していたと言っても過言ではない」

 

ハルク「管理局員が侵入してきた……………………………かなりの数だ」

 

プラム「なるほどね……………………………わかったよ」

 

今の言葉でプラムは納得したようで、部屋から出ていく…………………しかし

 

ヘリド「納得がいかねぇ!!!」

 

ヘリドは納得していないようだ

 

アイバーン「何がだ?」

 

ヘリド「何でコイツと組まなきゃいけないんだよ!!!!」

 

アイバーン「2人1組みという規定を忘れたか?」

 

ヘリド「そうじゃねぇ!!! 何でよりにも寄ってマインとなんだよ!!!!」

 

アイバーン「不服か?」

 

ヘリド「だから怒ってるんだよ!!! ニョミルでもいいだろ!!!!!」

 

ハルク「恐らくニョミルも負けるわ……………………随分と優秀な魔導師を数人も当ててるからね」

 

ヘリド「だったら1人で行かせてくれ!!! 俺の実力、知ってるだろ!!!!」

 

未だに抗議する ヘリド

 

よっぽどマインの事が嫌いなのだろう

 

アイバーン「ダメだ」

 

ヘリド「アイバーン!!!!」

 

アイバーン「命令だ!!」

 

ヘリド「………………………………クソッ」

 

ヘリドは納得できないまま、部屋から出ていく

 

マイン「やれやれだね〜」

 

アイバーン「お前も少しは真面目にやれ。他のメンバーから嫌われているようでは、連携も取れん」

 

マイン「は〜い」

 

マインも部屋から出て、ヘリドの後を追う

 

ハルク「アイバーン、少々急ぎ過ぎたのでは?」

 

アイバーン「かもしれん…………………………まさかスコーピオがやられるとはな」

 

ハルク「チルドは、能力さえ無効に出来れば、容易いが………………………」

 

アイバーン「スコーピオの毒は魔力変換…………………………無効には出来まい」

 

一体どうやって倒したと言うのか………………

 

ハルク「注意が必要ね」

 

アイバーン「ああ、引き続き観察を頼む」

 

ハルク「ええ」

 

ハルクも部屋から出ていく

 

アイバーン(管理局………………………忌まわしき組織よ)

 

正義を掲げながら、戦争を起こす最低な組織

 

アイバーン(潰さねばならない……………………………なんとしても…………………)

 

俺が……………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜プラム視点〜

 

プラム「確かに沢山いるね」

 

プラムの視線の先には、管理局員が大勢いた

 

プラム「さっさと片付けてしまおう」

 

これだけの大人数に1人で挑むつもりなのだろうか?

 

プラム「((増殖|ドッペルゲンガー))!!」

 

何と、プラムの人数が増えた

 

その数は100人以上

 

プラム「増殖のプラム……………………………行くとしますか」

 

一斉に襲い掛かる プラム達

 

管理局員A「な、何だ!? 貴様は!!!」

 

プラム「僕はプラムさ!」

 

ドスッ

 

管理局員A「ウグゥ!!」

 

管理局員の腹を殴り、一撃で気絶させる プラム

 

プラムA「行くよ、僕」

 

プラムB「ああ」

 

プラムC「任せてよ」

 

管理局員B「どういうことだ!!」

 

管理局員C「同じ奴が沢山いるぞ!!!」

 

大混乱に陥る管理局員

 

プラムA「悪いけど、君達には退場願うよ!」

 

プラム達「「「「「「「「「「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」」」」」」」」」」

 

一斉に襲い掛かる プラム達

 

管理局員D「クッ 落ち付け!!! たかが残像だ!!!」

 

プラム「違うよ? これは僕の能力さ!」

 

管理局員D「何!!」

 

プラム「残像でも無ければ分身でもない、ましてやクローンとは訳が違う! これは僕自身を生み出す力さ!!」

 

管理局員D「ど、どういうことだ?」

 

プラムの説明の意味がわからず、困惑する D

 

プラム「ここに居る全員が本体ってことさ! 全員、僕だからね!」

 

管理局員D「…………………………………………………………」

 

プラム「同じ思考を持ち、見たもの聞いたもの全て、全員と共有するんだ!!」

 

管理局員D「なん…………………だと?」

 

プラム「まぁ難点は創ることは出来ても、無くすことは出来ないことだね…………………………誰かが殺すまではさ」

 

管理局員D「…………………………………………………………」

 

プラム「さて、時間稼ぎはもういいのかい?」

 

管理局員D「!? き、気づいていたのか?」

 

プラム「勿論だよ、強い奴が援軍に来そうだね?」

 

西の方角を見つめる プラム

 

誰かが接近しているのだろう

 

管理局員D「………………………………………………………」

 

プラム「まぁいいや!! 取り合えず、君を嬲って遊ぼう!!」

 

管理局員D「クッ!!」

 

管理局員E「俺達、管理局を舐めんじゃねぇ!!!」

 

筋肉質のEがプラムに殴りかかるが、

 

パシッ

 

プラム「弱いなぁ〜」

 

普通に受け止められる

 

プラム「見た目はマッチョなのに、力弱いね〜」

 

管理局員E「バ、バカな……………………………」

 

プラム「えい!」

 

ボキッ

 

簡単に骨を折る プラム

 

管理局員E「うわぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

プラム「死んじゃえ!!」

 

ドスッ

 

プラムは、管理局員Eの腹を殴る

 

管理局員E「グッハッ!!!!」

 

吐血して倒れる E

 

管理局員D「E!!!! しっかりしろ!!! E!!!」

 

管理局員E「すまねぇ、D……………………後は頼んだ」

 

管理局員D「クソッ!!! これ以上はやらせない!!!」

 

プラムに杖を構え、挑もうとする D

 

プラム「君みたいな弱そうな奴が、以外と強かったりする……………………けど、数の暴力の前には無意味ってね」

 

はやて「ほんなら見せたるわ、数の暴力を凌駕する、圧倒的な火力を!!」

 

プラム「!? 誰?」

 

声がした方を見ると、

 

管理局員D「来てくれましたか!! 八神二佐!!」

 

はやてが飛んでいた

 

はやて「下がっときぃ………………………コイツらは、ウチがやる」

 

管理局員D「お願いします!!!」

 

プラム「二佐か、中々の大物……………………ん? 八神?」

 

何所かで聞いたことがあるような………………………

 

はやて「風の噂で聞いたこと無いか? 歩くロストロギアを」

 

プラム「まさか………………………………………………」

 

はやて「覚悟せぇや? ウチ、結構強いで?」

 

はやて参戦!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回ははやて視点ですね〜

 

そして、遂に…………………あの子の出番が!!!

 

乞うご期待!!

 

 

 

 

説明
誰の視点かな?
それは読んでからのお楽しみ〜
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タグ
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う オリジナルストーリー 

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