真・リリカルなのは 第九章 第二次ジュエルシード争奪編 第十一話 管理局の考え
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リーダーであるアイバーンに言われ仕方なく、マインと共に行動する ヘリド

 

ヘリドが出した巨大な鳥に乗り、ジュエルシードを探す

 

ヘリド「ったく、何でよりによってマインと…………………」

 

未だに文句を言う ヘリド

 

マイン「まぁまぁ、落ち着きなよ ヘリドっち」

 

ヘリドの肩に手を置く マイン

 

ヘリド「煩せぇ!!! ってか、その呼び方をやめろ!! 友達か!!!」

 

マインの手を弾き、怒鳴る ヘリド

 

マイン「えぇ!? ヘリドっちが、そう呼んでくれって言ってたのに……………………orz」

 

ヘリド「言ってねぇ!!!! 嘘吐くんじゃねぇ!!!!!」

 

マイン「も〜う、すぐに怒るんだから〜」

 

ヘリド「てめぇ!!!!!」

 

ヘリドは、マインに殴りかかる………………しかし

 

スカッ

 

やはり、すり抜ける

 

マイン「痛った〜い」

 

と言いながらも、ただ立ちつくす マイン

 

ヘリド「嘘吐くんじゃねぇ!!!」

 

マイン「も〜う、もっとリッコリ笑ってよ」

 

マインは、ヘリドの頬っぺを抓る

 

ヘリド「………………………………………………………………………………」

 

あぁ、ダメだ……………………………コイツ、殺そう

 

ヘリド「オラァ!!!!」

 

ヘリドは、マインの腹を蹴る

 

スポッ

 

ヘリドの足が、マインの腹を貫通しているように見える

 

だが実際は、すり抜けているだけである

 

マイン「うっ!!! ボクチンはもうダメだ………………ヘリドっちに殺られた………………」

 

マインは倒れる

 

ヘリド「この大嘘吐き野郎が!!!!!」

 

マイン「………………………………………………………………………」

 

死んだふりをするマインは何も喋らない

 

ヘリド「チッ ここからは別行動だ…………………何所にでも行け」

 

マイン「アレレ? 二人一組じゃないといけないのを、もう忘れたの?」

 

起き上がる マイン

 

ヘリド「煩せぇ!!! てめぇなんかと一緒に行動できるか!!!」

 

マイン「も〜う、我儘なヘリドっちだな〜」

 

ヘリド「さっさと降りろ!!!」

 

マイン「わかったよ」

 

マインは、巨大な鳥から飛び降りる

 

マイン「バイバ〜イ」

 

ヘリド「ちゃんとジュエルシードを見つけてきやがれ!!!」

 

ったく、いちいち癇に障る野郎だぜ………………………まぁいい

 

ヘリド「漸く1人になれたんだ……………………好きにやらせてもらうぜ」

 

狙うは、あの砲撃魔だ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜レティ視点〜

 

フェイト「レティ提督……………………」

 

フェイトがレティに近づく

 

レティ「何だ? フェイト」

 

フェイト「………………………どうして殺したのですか?」

 

ニョミルを殺した事を批判しているようだ

 

レティ「奴はSSS級犯罪者だ。見つけ次第 抹殺が認められている」

 

フェイト「けど…………………………」

 

レティ「フェイト、執務官なら よく覚えておけ。世界には やり直せる犯罪者と、やり直せない犯罪者がいる。もし奴を生かしておいて、奴が他人を殺した場合、それは生かしていた我らに責任があるのだ…………………私達は管理局、どれだけ多くの命を救えるか判断しなければならない」

 

フェイト「……………………………………………………………………………」

 

レティの言ってる事は恐らく正しい

 

フェイトも頭では正しいと思っている

 

しかし、心のどこかで認めようとしない自分がいる

 

そこに葛藤が生まれている

 

レティ「執務官は本来、やり直せないと認可された犯罪者を殺すのが仕事だった。知っているだろう」

 

フェイト「……………………………………………………………………………」

 

レティの質問に答えない フェイト

 

レティ「フェイト、お前が管理局を快く思っていないのは知っている。だが、郷に入れば郷に従えという言葉がある。今は管理局の考えに従え」

 

フェイト「……………………はい」

 

レティ「お前は何より命を重んじる子だ。その優しさは正義だと、私は思う」

 

フェイト「…………………………………………………………………………………」

 

レティ「だが、戦場では甘さになると、頭に刻み込んでおけ」

 

フェイト「はい…………………」

 

レティはフェイトの肩に手を置く

 

レティ「何れ、管理局も変わるさ………………………何れな」

 

さて、これからどうするかな……………………………

 

レティ「そう言えば、こいつはジュエルシードを持っていないのか?」

 

レティは、ニョミルの懐を漁る

 

レティ「やはりな………………………」

 

ジュエルシードを2つも持っていた

 

しかも、魔力を感じない様に封印までして……………………

 

レティ(こいつが組織に入ること自体おかしいと思っていたが……………)

 

何かを企んでいたな?

 

レティ(まぁ死人からは聞きだすことは不可能だがな)

 

はやて「レティ提督!!」

 

はやてが飛んでくる

 

レティ「ん? はやて二佐か…………………」

 

はやて「お待たせしました」

 

レティ「何、こちらも終った所だ」

 

ヴィータ「はやて!!」

 

ヴィータが はやてに抱きつく

 

はやて「ヴィータ、頑張ってたんやな」

 

ヴィータ「当然だぜ!!」

 

シグナム「主はやて、リインとのユニゾンは?」

 

はやて「ああ、バッチリや! 相性もええみたいや」

 

シグナム「そうですか」

 

フェイト「え? リインって?」

 

フェイト達はまだ知らなかった

 

祝福の風は受け継がれている事を

 

はやて「今は寝てもてるけどな、紹介するわ………………ウチの新しい家族、リインフォースUや!!」

 

はやての掌の上で寝ている小さな女の子が居た

 

フェイト「U……………………………」

 

はやて「そうや、リインとの………………初代との約束やからな」

 

シャマル「はやてちゃんの手で、祝福の風は受け継がれました」

 

はやて「まぁ創ったんはマリエルさんやけどな」

 

レティ「さて、お喋りはそれぐらいでいいだろう。ここからは別れて行動する…………………((暁|ラヴェート))の奴らを一掃するぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜なのは視点〜

 

なのは「ん?」

 

何だろう?

 

鳥が沢山、こっちに向かってくる……………………

 

なのは「どっかで見たことが在るような……………………」

 

う〜ん……………………!!

 

そうだ、爆弾野郎が出す鳥だ!!

 

なのは「っていうことは、あいつは近くに居る筈…………………」

 

取り合えず、鳥を一掃しよう!!

 

鳥にレイジングハートを向けるが、

 

レイジングハート(マスター!!! 上です!!)

 

レイジングハートが何かを察知した

 

なのは「え?」

 

なのはが空を見上げると、巨大な蜘蛛が落下してきていた

 

なのは「仕舞った!!」

 

ドッカァァァァァァァァァン

 

蜘蛛は大爆発を起こす

 

しかし、なのははレイジングハートが気づいてくれたお陰で、何とか回避に成功していた…………………しかし

 

なのは「!?」

 

既に、鳥たちは なのはを囲むように飛んでいた

 

なのは「これは!?」

 

そして鳥たちは一斉に爆発した

 

流石にこれは躱せない

 

なのは「グッ!!!」

 

煙が晴れると、バリアジャケットが焼け焦げた なのはが立っていた

 

持ったよりもダメージは少ないようだ

 

ヘリド「アレだけの爆発を受けて、その程度のダメージで済むなんてな…………………アホみたいな防御力だぜ」

 

なのは「あなたは…………………………」

 

巨大な鳥に乗っているヘリドが現れた

 

ヘリド「爆撃のヘリドだ!!! てめぇをぶっ潰す!!!」

 

なのは「上等だよ!!! あなただけは私が倒すって決めていたから!!」

 

ヘリド「へぇ〜 俺が倒されていなかったって気づいていたのか?」

 

なのは「管理局を舐めないでくれる?」

 

レイジングハートを構える なのは

 

ヘリド「これは楽しめそうだな………………………」

 

なのは「上から目線とか、自分のレベルを熟知していない証拠」

 

ヘリド「それはテメェだ!!! まさか、前ので俺の全力だと思ってんじゃねぇよな?」

 

なのは「…………………………………………………………………………………………」

 

ヘリド「見せてやるぜ!!!! 俺様の取って置きを!!!!!」

 

ヘリドはドラゴンを出す

 

ヘリド「俺のレアスキル ((創造構築|クリエイター))の切り札、ドラゴンだ!!!」

 

なのは「…………………………………………………………………」

 

ネーミングがそのまま過ぎて、感想とか言えないよ……………………

 

ツッコんだら負けな気がするし………………………

 

ヘリド「さぁ!!! 決着を付けるぜ!!! ブス!!!!」

 

プチッ

 

何かが引き千切られたような音がした

 

なのは「………………………………………………………………………」

 

こいつ………………………………消し炭にしてやる……………………

 

なのは「久しぶりに、アレを使う………………………」

 

なのは言う、アレとは一体?

 

次回、なのはVSヘリド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのはのアレとは何でしょうね〜

 

ヒントは第二章で使った奴ですよ〜

 

まぁあんまり大したものではないですけどね〜

 

 

 

説明
第十一話ですね
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タグ
リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う オリジナルストーリー 

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