真・リリカルなのは 第九章 第二次ジュエルシード争奪編 第十二話 再戦!!なのはVSヘリド |
ヘリドに心を深く傷つけられた なのはは、ヘリドにお仕置きをすることにした
なのは「久しぶりに、アレを使う………………………」
レイジングハート(アレとは何です?)
レイジングハートでもわからないようだ
なのは「ヴィータちゃんを倒す時に使ったモードだよ」
ヴィータが敵対していた頃、彼女を説得する為に使ったモードがある
レイジングハート(エクセリオンモードの事ですか? 今まで使わなかったのに、何故 今更?)
なのは「使わなかったのは理由があるよ」
レイジングハート(何です?)
なのは「……………作者の野郎が、存在を忘れていやがったの」
※実話
レイジングハート(………………………………………………………………………………)
なのは「今にして思えば、エクセリオンモードがあれば今までの敵に、あそこまで苦戦しなかった……………………」
欠片とか、ジュエルゼロとか、システムU-Dとか……………………………
レイジングハート(ま、まぁ! 済んだ事は忘れましょう!! 今は目の前の敵を!!)
なのは「そうだね、滅却しなくちゃ……………………」
レイジングハート(殺す気ですか!?)
最早、今のなのはを止めることなど、誰にも出来はしない
なのは「エクセリオンモード!!!!」
ヘリド「なんだ!?」
奴のバリアジャケットが、少しだけ変化しやがった!!
なのは「これが私の……………………高町なのはの本気」
ヘリド「へぇ〜 面白いじゃねぇか……………………来い!!!」
なのは「ディバインバスター!!!」
即座に砲撃を放つ なのは
ヘリド「!!!!」
発動が早やすぎる!!!
ヘリド「グッ!!」
何とか回避することに成功するが、
ヘリド「何!?」
すぐそこまで、ディバインソーサーが迫っていた
ヘリド「躱せねぇ!!!」
ヘリドは、ドラゴンから飛び降りる
ザシュッ
ドラゴンの片翼が、高速回転する魔力刃に切断され、大爆発を起こす
ヘリド「舐めるんじゃねぇ!!!!」
ヘビを創り、なのはの左手に絡み付かせる
なのは「煩わしい!!!」
ディバインセイバーでヘビを切断し、ヘリドに投げ返す
ヘリド「マジか!!」
ヘリドの手元に戻ってきたヘビは爆発する
威力はそれほど強くないが、殺傷の為 火傷する
ヘリド「チッ」
ヘリドは巨大な鳥を出し、それに乗ることで、落下を防ぐ
ヘリド(一様、俺は飛べるがな………………自分で飛んでも、アイツに勝てる気がしない)
間違いなく、空はアイツのフィールドだ
なのは「ディバインバスター!!!!」
巨大な閃光が迫る
ヘリド「危ねぇ!!」
ヘリドが考え事をしているときに攻撃を仕掛け続ける なのは
ヘリド「一瞬の油断が命取りだな……………………」
間違いねぇ………………………
ヘリド(アイツは管理局の中で一番強い!)
なら、ここでアイツを潰せば……………………
ヘリド「管理局に勝ったも同然じゃねぇか!!!!」
なのは「へ?」
ヘリド「オラオラオラオラオラオラオラ!!!!!」
大量に鳥を出し、なのはにぶつけようとする
なのは「その程度!!!」
レイジングハート(エクセリオンバスター!!!)
ヘリドが創った鳥は、一瞬で消えさる
ヘリド「砲撃を撃つと、後ろがガラ空きになるよな!!!!」
既になのはの後ろを取っていた、ヘリド……………………しかし
なのは「知ってるよ?」
ヘリド「何!?」
ヘリドは気づくのが遅かった
罠に嵌められていたのだ……………………
なのはは鳥を一掃する為に砲撃を撃ったのではない
自分が砲撃を撃てば、必ずヘリドは後ろを取ると確信していた
その為、自分から少し離れた場所に、既に魔力弾を設置していたのだ
そして、なのはの思惑通り後ろを取ったヘリドの回りには、魔力弾が囲んでいた
ヘリド「か、囲まれた…………………………」
なのは「私の思惑通りに動いてくれてありがとう」
全て なのはの計算通りだ
自分の弱点を熟知しているからこそ、それすらも利用して戦える…………………
恐らく、カイトやフェイトでも出来ない方法である
ヘリド「クソッ!!! 俺を罠に嵌めやがったのか!!!」
なのは「そういうこと…………………じゃあね」
レイジングハート(ディバインパニッシュ!!)
一斉に魔力弾が襲いかかる
これは絶対に逃れられないだろう
少なくとも、回避に特化したレアスキルを持ち合わせていない限りは………………
そして、何十個とある魔力弾に、一斉に襲われたヘリドは、無論 躱すことなど出来なかった
さらに、乗っている鳥にも魔力弾が命中し、爆発する
その爆発に飲まれて、落下していく ヘリド
まさかの自滅である
このまま落下すれば、死んでしまうかもしれない
仕方なく、特別のお情けでヘリド助ける なのは
なのは「よいしょ」
ヘリドの手を掴み、落下を防ぐ
ヘリド「な、何の……………………真似だ?」
ボロボロのヘリドは、助けられたのにも関わらず、なのはを睨み付ける
なのは「私達は殺す為に戦ってるんじゃない………………………償わせる為に戦っているんだよ」
ヘリド「………………………………………………………………………………………………………」
さっきまでの殺意は何だったんだよ……………………………
明らかに殺すつもりだっただろ…………………………………
なのは「世界で一番の美貌を持つ、なのは様に助けられるなんて、光栄に思ってね♪」
ヘリド「へっ!!! これで助かったつもりかよ!!!」
なのは「え?」
ヘリド「オラ!!!」
ヘリドは、なのはに抱きつき、さらにヘビを創り、自分となのはを縛る
なのは「ちょ!!! 私にそんな趣味はないから!!!! 離して!!!」
ヘリド「俺は今から自爆する!!! てめぇも巻き添えだ!!!」
なのは「っ!!!」
自爆という単語に驚く なのは
ヘリド「さっきの戦いはくれてやる………………だが、本当の勝者は俺だ!!!!」
なのは「バカな真似はやめて!!!」
何とか説得を試みるが、
ヘリド「いいねぇ!! そうやって恐怖に歪む面!!! 死ぬ前に最高のものが見れたぜ!!!」
無意味だった
なのは(コイツ、正気なの!?)
ヘリド「俺は一度 臓器が使い物にならなくなってな……………………だから自分の臓器を((創造構築|クリエイター))で創ったのさ!!!」
ヘリドは自分の腹に手を突き刺し、無理やり胃袋らしき物を取り出す
なのは「!?」
なのはは目を見開く
当然だろう
自分で臓器を出すという、普通ならありえないことをしているのだから
ヘリド「へへへへへ、これで……………………最後だ!!!!」
アバヨ……………………結構楽しかったぜ、リーダー
ヘリドは自分の胃袋を握り潰す
なのは「!!!!」
ヘリド「爆発だ!!!!」
なのは諸共 自爆を図った ヘリド
ヘリドの体は消し飛んでしまう………………………しかし
なのは「…………………………………………………………」
なのはは無傷とは言えないが、ほぼダメージは無い
彼女は修行の末、殺傷でも耐えれるほどの防御力を手に入れていた
それがこのエクセリオンモードだ
なのは「………………………………………………………………」
何て愚かな真似を…………………………………
なのはは犯罪者とは言え、ヘリドを救うことが出来なかったことに心を痛める
偽善だっていい、ただ救いたい…………………………
その想いだけで、今まで頑張ってきた
勿論 救えなかった命もあった
しかし、目の前で死なれるのは初めてだった
なのは「……………………………………………………………………………………」
なのはは管理局員
こんなことで落ち込んでいる場合ではない
なのは「…………………行こう」
レイジングハート(Yes マスター)
出来る限りの命を救いたい
自分の力で救えるものは、全て救いたい
それが、なのはの新たな決意だった
なのはは まだまだ現実の残酷さを知らない子どもである
しかし、その現実を乗り越えれるかもしれない
そう思わせてしまう
それが高町なのはと言う人物だからだ
次回は嫌われ者のマインが戦います
味方の攻撃がすり抜けていた能力
どんな攻撃も効かないのか?
突破口はあるのか?
お楽しみに〜
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激闘再び! そして、なのはがアレを使う!!! |
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