恋姫 華陀紀行1 |
流れ星か・・・
会社帰りの寒空のもと、たまたま夜空を見上げると流れ星を見ることができた。
こんな現代社会じゃなく昔のような単純そうな時代に生まれたかったな。
この時は、会社の疲れなどもあり、今の生活に飽き飽きしていた。
それがあんなことになるとは夢にも思わずに・・・
確か空を眺めていたはずだけど・・・?
ほんの一度、瞬きをしたと思った瞬間、体は動かず目も開けることが出来なくなっていた。
ただ感じるのは何かに包まれている感覚があり、ゆっくりと揺らされていることくらいだろうか。
声を出すべく口を開くが、出てくるのは、「あ〜」と言った言葉しか出てこない。
(一体何が起こったんだ?もしかして誘拐か?俺なんて拐ってもなんの旨味も無いだろうに・・・誰かと間違われたな・・・体が動かなかったり、声がでないのは薬か何かのせいなのかね・・・)
暫く自分の出来ることを確認するべく動ける範囲でもぞもぞしていると、すぐそばから声が聞こえてきた。
「あら、起きたみたいね。おはよう白夜」
その声は優しく、ゆっくりとこちらを抱き上げていく。
(完全に人違いだ・・・えっ!?)
ここで気がついた、この声の女性?が、軽々と自分を持ち上げたのである。
軽い混乱のもと「あうあう」言っていると、口になにかを含ませてきたのである。
「一杯飲んで元気な子に育ってね」
どうやらいつのまにやら赤ちゃんになってしまったようだった。
やっと今の状態をある程度理解することかできた。
どうやら俺の名前は、姓は華、名は陀、字を元化と言い、真名を白夜と言うようだ。
何やらどこかで聞いたことがあるような気がすると考えていて思い至った。
(昔の中国じゃないかよ!)
中国の歴史について詳しくは覚えていないが、華陀が医者だったのには覚えがあった。
最初の頃はこれからどうすれば・・・などと色々考えていたが、どうしょうもないことに気付きなるようにしかならないな・・・と眠りにつくのだった。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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