第二話 |
円堂新監督の元、動き出した新生雷門サッカー部。だが、それをフィフスセクターが黙って見逃すわけもなかった。
『フィフスセクターの刺客』
「天馬、お前は俺をなんだと思って……。まあ、いいけど。俺が怪我したのはな」
「頭……じゃないですか?」
「え?」
不意にそう声をかけてきたのは不敵な笑みを浮かべる剣城だった。神童はその姿を確認すると、すぐに剣城へと険しい表情を向ける。
「剣城、監督に向かってなんて口をきくんだ」
「ふっ…… 俺はサッカー部の部員じゃないんでね。監督もなにもないだろ?」
剣城と神童、二人は口論とにらみ合いを通して激しくぶつかり合う。見えるものには二人の間に激しい火花が見えたであろうほどにだ。
それを見ていた天馬はタイミングを見はらかって、神妙な面持ちでそっと剣城へ声をかける。
「剣城…… 一つ言っておくことがある」
「なんだ、松風。お前も説教でもするつもりか?」
やはり嘲るような態度をとる剣城だが、天馬は気にした様子も見せずに首を振る。
「いや、そうじゃない。ただ…… あのさ、その、なんていうか…… 言いにくいんだけど…… 監督が頭に巻いてるのはバンダナっていってオシャレで巻くものなんだ。別に頭を怪我してるわけじゃないんだよ!」
「違う! そういう意味で言ったんじゃない! バンダナと包帯の区別くらいついてるからな! 『うわっ、勘違いしてるよ、こいつ……』みたいな目で見るんじゃねぇ!」
「いや、それならいいんだよ、うん。……あっ、今のこと、他の誰にも言わないでおくから」
「だから、違うと言ってるだろうが! 頭でも打って、変になっちまったんじゃないのかって皮肉で言っただけだからな!」
「うん、わかってる。剣城はオシャレキャプテンだもんな。モミアゲをクルクルさせてるのもオシャレなんだもんな」
「だから違うって言ってるだろうが! 生暖かい感じで話しかけんじゃねぇ! そもそもオシャレキャプテンってなんだよ?! せめてファッションリーダーとか言えよ! ついでに言っておくとモミアゲがクルクルしてるのはくせ毛なだけだ!」
天馬と剣城のやりとりを見ていた円堂は、そっと神童へ耳打ちする。
「なぁ、キャプテン。あのモミアゲがクルクルしてる…… えーと、名前はモミクルだっけ? あいつはなんなんだ?」
「誰がモミクルだ! さっきから剣城って呼ばれてるだろうが! モミアゲクルクルを勝手に略して名前にすんじゃねぇ!」
耳打ちしたのも聞きとったらしい剣城はものすごい形相で円堂達を睨みつける。だが、神童はキャプテンらしく動じることなく、視線は剣城へ向けたまま、彼のことを話す。
「彼は剣城。フィフスセクターから送られてきたモミクルです」
「フィフスセクターから送られてきたモミクルってなんだよ! 刺客だろうが! 変なところにモミクル派生させてんじゃねぇ!」
「そうか、あいつが、あの……」
「ってか、なんで通じてるんだよ! なんで今ので分かるんだよ! ……いやいや、落ち着け、俺。……ふっ! なんだ、監督さんよ。フィフスセクターと聞いて、怖気ついたか?」
気分を落ち着かせ、息を吐いてから剣城は再び鋭さを宿した目を円堂たちへと向ける。しかし、円堂は意に介した様子もみせず、他の部員達へ向けるのと同じように語りかけるのだった。
「……なあ、モミクル。モミアゲ好きか?」
「……え? って、誰がモミクルだ! しかもモミアゲ好きかって知るか! なんでサッカー部潰しにきたのに、モミアゲ好きかなんて訊かれなくちゃならないんだよ、俺は!」
「監督! モミクルはモミアゲ好きですよ! ボールを追いかけているときのモミアゲの気にしかたを見れば、わかります!」
「って、おい、松風! なんでサッカーとモミアゲ関係あるみたいに言ってるんだよ! そもそも俺はモミアゲ気になんかしてないだろうが!」
「そっか。モミアゲ好きなのか。なら、モミクル、一緒にサッカーやろうぜ」
「か、監督? 何をいってるんですか! 本気でこんなモミクルをサッカー部にいれるつもりですか?!」
「いや、本当に何言ってるんだよ、この監督は! 本当に頭を打ってるだろ?! 頭のネジの五、六本は落としてきてるだろ!」
「つる…… じゃなくてモミクル」
「わざわざ言い直すんじゃねぇ、松風! 俺は剣城! 剣城であってるから!」
「えっと、その…… なんていうか俺、そのモミアゲは切ったほうがいいと思うんだ」
「いや、話が全然違うだろ? 今、サッカー部に入部しろとか話してたのに、なんでモミアゲ主体になってるんだよ?!」
「監督、やはり俺はあんなモミクルをサッカー部に入れるなんて反対です! せめて、奴がモミアゲを刈れば考えなくもないですが……」
「だから、なんでモミアゲにこだわるんだお前らは! 揃いも揃って頭でも打ったか?!」
「さすがにモミアゲを刈るのはやりすぎだろう。せめて、モミアゲのクルクルをストレートにして、モミクルの名を名乗れないようにしてやるくらいで許してくれないか?」
「誰もモミクルなんて名乗ってないだろうが! なんでモミクルに誇りを持ってるみたいに言ってるんだよ! つーか、俺の話を聞けよ!」
「……仕方ない、モミクル! ここは監督の言うとおり、サッカー部への入部を認めてやる。だがな、俺はまだお前が部員のモミアゲをいじったことを許してないからな! ……あっ、あとサッカー部を潰そうとしたこともな!」
「誰も部員のモミアゲなんていじってねぇだろうが! つーか、それ、大事なことじゃないだろ! なんでサッカー部を潰そうとしたことがおまけみたいになってるんだよ! ちくしょうが、もうツッコミどころ多すぎてやってられねぇ!」
もはや自分一人ではどうしようもできないと悟ったのか、モミクルは苛々とした口調で吐き捨てて、グラウンドに背を向けるのだった。
円堂はその後姿をいつまでも、いつまでも見守っていた。
「また、面白い奴がサッカー部に入ってきたな」
『フィフスセクターの逆襲』
それは円堂新監督の元、新たなチームを目指して、作戦会議をしていたときのことだった。
「最近のお前たち、少し張り切りすぎだぞ。俺がまともに動かないと試合(話)が進まないってなんだよ。俺だって、もっと色々と試してみたいっていうかさ、そもそも俺はGK(ボケ役)であって、FWの強烈なシュート(ツッコミ)を受け止めるのが性に合ってるんだよ」
「そうですね。俺もそれは感じていました。それで提案なんですが、ここは天馬にFW(ツッコミ役)を任せるのはどうでしょうか?」
「待ってください、キャプテン。俺、何も面白い事なんてしてませんよ。勝手に監督やキャプテンの仲間にいれないでください」
「俺も天馬には色々なポジションを経験してもらいたいとは思ってる。けど、天馬の持ち味(思春期)を活かす選手がいない以上、中途半端になるだろう。そもそも急ごしらえのFW(ツッコミ役)なんて根本的な解決になってないしな」
「そうですね……。せめて、切れ味の鋭いFW(ツッコミ役)がいれば、MF(つなぎ役)としての俺の幅も広がるんですが……」
雷門はフィフスセクターの手から離れ、大きく動き出そうとしていたが、だがまだまだ課題はたくさんあった。チームの戦力不足は明らかで、特に決定力となるFWの不足は絶対的だった。
フィフスセクターとの戦いはいつ始まってもおかしくないというのに、それを乗り越えるための力が今の雷門にはない。神童はその不安を表に出さなくても、気持ちは暗く沈んでいた。
そんな神童をあざ笑うかのように、一人の少年が彼らの背後に立つ。
「ふっ……、今更チームの相談なんて無駄なだけだぜ?」
嘲る声がしたほうへと振り向けば、そこにいたのはかつて雷門サッカー部を潰そうとしていた少年の姿があった。
「お前は…… モミクル!」
「違う! 誰がモミクルだ、誰が! 俺は剣城だ! 何度、言えば分かるんだよ!」
「剣城? 長いな、モミクルでいいだろ」
「そうですね。俺もまだ監督にキャプテンとしか呼んでもらってないのに、あいつが名前で呼んでもらえるなんて許せません」
「俺、剣城のことをムッツリって呼ぼうと思ってたけど、監督とキャプテンがそう言うなら、俺もモミクルでいいです」
「だってよ。良かったな、モミクル」
円堂は険しい表情をといて、他の部員達へ向けるのと同様の笑みを剣城へと向けた。しかし、剣城はそれをひどく苛々とした様子ではねのける。
「よくねぇよ! つーか、天馬! お前、さり気なくろくでもない名前で呼ぼうとしてんじゃねぇ! 誰がムッツリだ!」
「えー? いいじゃん、モミクルって呼ぶことに決まったんだからさ」
「違うだろ! そもそも剣城じゃ長いからモミクルってなんだよ! ツルギは三文字だけど、モミクルは四文字だろ! なんでもっと長い方を選んでんだよ!」
「じゃあ、ムッツリって呼んでいいかな? ねぇ、ムッツリ」
「ムッツリじゃねぇよ! そもそも、どこからムッツリなんて出てきたんだよ! つーか俺は呼ばれ方をどうこうしようとしにきたんじゃねぇんだよ!」
激しい怒りをぶつけてくる剣城。その姿を前に神童は沸々と沸き立つ怒りを抑えながらできる限り冷静に切り返す。
「じゃあ、何しに来たんだ? 言っておくが、俺たちの部室にはお前が欲しがるようなモミアゲなんてないぞ!」
「なんでモミアゲなんだよ! いつまでモミアゲなんだよ! 神童、お前はどこまで俺とモミアゲを繋げたいんだよ! 同じネタをいつまでも使ってんじゃねぇよ!」
「モミクルの言うとおりだ、キャプテン」
「か、監督……?」
円堂はそっと神童の肩に手を置き、たしなめる。
「たとえ絶対の自信のあるプレー(ボケ)でも何度も繰り返していれば、それだけ対抗しやすくなるものだ。天馬はそれを無意識に悟って、別方向からのパス(ボケ)でモミクルのシュート(ツッコミ)チャンスを作ったんだ」
「いや、そうじゃないだろ? 今、そういう話をしてるわけじゃないだろ? つーか、あんたもモミクル言ってるだろ!」
「天馬はそんなことまで考えて……。くっ! す、すみませんでした、監督! 俺、モミアゲだけであと五年は戦えると思ってました!」
「だから、なんでそれで納得できるんだよ! いい話っぽくしてるけど、別にそんなことはないだろうが! そもそも五年もモミアゲをどうこう言われたくねぇよ!」
攻めのチャンスを奪われ身動きのとれない神童に代わり、天馬が話を繋ぐ。
「それで何しにきたのさ、ムッツルギ」
「それとなく俺の名前にムッツリを仕組むんじゃねぇ! ちっ…… 今日はこんなことを言いにきたんじゃねぇ」
剣城はそこでやっと自分がすべきことを思い出したようだ。息を吐き、気持ちを整え、敵意と怒り、嘲りを前面に押し出して、悪ぶる自分に酔いながら吐き捨てる。
「何しにきたか……だったな。いいぜ、教えてやるよ。この雷門サッカー部を潰しに来たんだよ!」
「つ、つ、つ…… つる…… えーと……。……貴様、まだ諦めてなかったのか!」
「名前忘れてんじゃねぇよ! 剣城だよ! 貴様、それでもキャプテンかよ!」
「サッカー部を潰す……か」
円堂はそう吐きすてた剣城の目をしっかりと見据えて、大きく頷いてみせる。
「よし、いいだろう」
「か、監督?!」
「な、何を言ってるんですか?!」
慌てふためく神童と天馬に答える代わりに手で制して、剣城へと笑いかける。その笑みの意図することが見えない剣城は嫌な緊張を感じつつも、しっかりと相対する。
「確かモミクル剣城……だったな」
「違う! 余計なもんがついてるだろ!」
「じゃあ、モミクル」
「それじゃ余計なものしか残ってないだろ! 逆だろ、逆!」
「え? じゃあ、剣城モミクルか?」
「だから、余計なものをどうにかしろって言ってるだろうが! というか、いつまでこのネタで引っ張るつもりだ!」
「まあ、ともかくお前は勝負をしろっていいたいんだろ?」
「本当は勝負なんかする必要もないけどな。だが、もう二度と歯向かう気が起きないようにするにはこうしておくほうがいいんでね」
「理由はどうあれ、サッカーでぶつかるんなら、何度だって受けて立つさ。言葉じゃ通じない思いもサッカーでなら、語り合えるからな」
「サッカーで語り合うだと? 貴様らのそういうのが気に食わねぇんだよ! 二度とそんな口を聞けないようにしてやるよ!」
「こいつら相手に、そう上手くはいかないぜ。まあ、それでももしお前が勝ったらサッカー部全員のモミアゲをお前のようにクルクル巻にする……。監督として俺が責任を持ってやる」
「ほ、本気ですか、監督!」
「そ、そんな……。円堂監督の元でまたサッカーできると思ったのに……」
「ふっ……。そう、それでいい。まあ、勝つのは俺に決まってるがな。お前らはせいぜいモミアゲをよく洗っておくんだな! はーはっはっはっはっはっ!」
今、ここに雷門サッカー部の存続をかけた戦いが始まろうとするのだった。
『フィフスセクターの敗北』
「こいつら相手に、そう上手くはいかないぜ。まあ、それでももしお前が勝ったらサッカー部全員のモミアゲをお前のようにクルクル巻にする……。監督として俺が責任を持ってやる」
「ほ、本気ですか、監督!」
「そ、そんな……。円堂監督の元でまたサッカーできると思ったのに……」
神童も天馬も、円堂のまさかの提案には動揺の色を隠せずにいた。ただ一人、剣城だけが不敵な笑みを浮かべる。
「ふっ……。そう、それでいい。まあ、勝つのは俺に決まってるがな。お前らはせいぜいモミアゲをよく洗って…… って違うだろうが! それ、俺が勝っても何の旨みもないだろうが! つーか、この話のタイトルなんだよ、既に決着ついてんじゃねぇか!」
「タイトルまで目ざとく見てるとは……。やはり、モミアゲをクルクル巻きにしてるだけのことはあるな」
円堂は満足な笑みを剣城へ向ける。もっとも、それを喜ぶのは神童くらいなもので、剣城は不愉快だといわん限りに円堂へと突っかかってゆく。
「モミアゲ関係ないだろ! モミアゲにこだわるのやめたっていうわりに全然、離れてないだろうが!」
「いや、だって、お前からモミアゲ取ったら何も残らないだろ……?」
「真面目な顔で何、とんでもないこと言ってんだよ! 『俺からサッカーをとったら何も残らないだろ……?』とかいうのと同じ感覚で使ってるんじゃねぇよ!」
「まったく……。分かったよ、フィフスセクターの送り込んできたシードの剣城。これでいいんだろ、フィフスセクターの送り込んできたシードの剣城」
「それでいい。前の部分に余計なものがついているが、今はこれで我慢してやるよ」
「新たな反撃(ボケ)の余地を与えないつもりか。流石はフィフスセクターの送り込んできたシードなだけはあるな」
反撃(ツッコミ)をしたい気持ちを抑え、剣城はとりあえず現状を受け入れた。そのやり取りを見ていた神童は苦々しい表情で思いを漏らす。
「……くっ、剣城の奴、俺より先に名前で呼ばれるなんて!」
「キャ、キャプテン、サッカー部を潰すと言われた時より怒ってませんか?!」
そんな神童のことなど露知らず、円堂は剣城へ提案を持ちかける。
「フィフスセクターの送り込んできたシードの剣城、お前が勝ったらサッカー部は廃部でいい。その代わり、俺達が勝ったら、お前は雷門サッカー部に入ってもらう。いいな?」
「か、監督! 本気でこんな奴をサッカー部に入れるつもりですか?! 俺より早く名を呼んだりと優遇しすぎです!」
「別に気にするようなことなんてないだろ? なにしろ、雷門サッカー部はもう廃部になるんだからな!」
「フィフスセクターの送り込んできたシードの剣城も了承したんだ。別に構わないだろ? ……しかし、フィフスセクターの送り込んできたシードの剣城っていうのも疲れるな。ここは略してモミクルでいいか?」
「それ略してないだろうが! さりげなく元に戻そうとしてんじゃねぇ!」
「どうだ、キャプテン。これだけの切れのあるFW(ツッコミ役)、欲しくないか?」
隙あらば攻めこんでくる円堂だったが、剣城もしっかりと反応してツッコミをいれてくる。円堂はその姿をしっかりと見せて、神童へと尋ねるのだった。
「確かに俺達のチームにないものを持っているのは認めますが……。天馬、お前はどう思う?」
「俺、可愛い女子部員がいいです! あっ、出来れば走ってる時に胸がユサユサ揺れたりしたら最高です! 音無先生は走っても揺れないからつまらないです!」
「そうか。お前に訊いた俺が馬鹿だった」
「今のところ、スルーするところじゃないだろ! つーか、こいつはこれが普通なのか?! 爽やかな顔して、変態じみたこと言うのが普通なのか、おい!」
「はっ、しまった! お、俺としたことが、今のチャンス(ツッコミ)をむざむざスルーなんて……。やはり俺たちにはあいつの力(ツッコミ)が必要ということか……」
剣城に攻め(ツッコミ)のタイミングを指摘された神童は、自らの未熟さに気付かされるのだった。それはつまり、剣城が自分たちに必要であるということも認めざるを得なかった。
「どうするか決まったようだな、キャプテン」
「はい! 剣城、さっきの条件で勝負だ!」
「あぁ! 俺が勝ったらサッカー部は潰させてもらう!」
「なら、俺が勝ったら可愛くて、胸が揺れる女の子を紹介してもらう!」
「いや、そうじゃなくて剣城にサッカー部の部員になってもらうだからな。お前の趣味を混ぜ込むんじゃない」
「それで勝負はどうするつもりだ? 俺一人でお前ら全員を叩き潰してやってもいいけどな!」
「いや、その必要はない。勝負はPK、雷門のキーパーとの一対一の勝負をしてもらう。これでいいな?」
「いいだろう!」
雷門サッカー部の存続をかけた戦いが、今、火蓋を切って落とすのだった。
「さあ、俺のシュートを止めるのはどいつだ?」
「それは……」
「俺だ!」
円堂が言うよりも早く、一人の男がどこからともなく声をあげるのだった。
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