恋姫 華陀紀行16
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 別れの挨拶を色々済ませてたらいつの間にか昼間です。

 

 

 定食屋に行ったときに、また団子を貰えました・・・嬉しいものです。

 

 

 

 幽州を出て、予告通り西の翼州に来ました。

 

 

 この汝南郡にはなんでも三公を輩出している豪族がいるそうです。

 

 

 まあ、予想通り袁家なんですけどね。

 

 

 それにしても、すれ違い様に色々な人を見ていますが、あまり活気があるように見えません。

 

 

 人は多いのに・・・笑顔なのはちょっと立派な服を着てる人たちくらいでしょうか?

 

 

 まあ着いたばかりです、宿でゆっくりして今後のことでも考えましょう。

 

 

「ここには、あまり長く逗留せんからそのつもりでな」

 

 

 はい、計画見直しの必要が出てきました、事前に教えてほしいとは言いましたが、路銀稼がないと不安ですよ?幽州で結構稼ぎましたが、最後にたっかい酒をガバガバ飲んだの忘れてるんですかね?

 

 

 そんな表情を出したつもりはありませんでしたが、考えてることに関して答えが返ってきました。

 

 

「ここに来るまでに、商人などとも色々話してな。実際に見てみたが、あまり長居したいとは思わんとこだ。」

 

 

 いつの間にやらちゃんと情報収集していたようです、客将をしてからそのあたりの重要性をよく理解していただけて嬉しい限りです。

 

 

 お酒買いにいっていただけじゃなかったんですね・・・物凄く疑ってました、ごめんなさい・・・でも、情報を得るためとはいえ、お酒である必要性が無いような・・・うん、深く考えるのはやめよう、そうしよう。

 

 

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 宿で休んで翌日。

 

 

 祭は町を見て回るそうです。

 

 

 ここでは、情報収集のみを行い出るとのことで、その間どうするか聞かれましたが、同じところを回っても得るものが似たり寄ったりになるため別行動することにしました。

 

 

「ではまた夕刻にやどでな」

 

 

「はい。くれぐれも無駄遣いはしないで下さいね!」

 

 

「わかっとる、わかっとる」

 

 

 片手をあげながら行ってしまいました。

 

 

 仕事をしてないときに、一人にするのは不安ですが、もし!仮に無くなっても数ヶ月は俺の貯めた路銀があるので大丈夫です・・・宛にされても困りますがね。

 

 

 早速行動です。

 

 

 先ずは一通り見て回ります。

 

 

 一通り回った結果、表通りは人が多いのですが、ちょっと離れると明らかに寂れたような場所がありました。

 

 

 ここには、はっきりいって健康状態が悪い人らが多すぎます!医者ってそんなにかかりにくいものなんですかね?ちょっと話を聞いてみます。

 

 

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 よくよく話を聞けば、税金が高いそうです。

 

 

 それは、高ければどうしようもないですよね。

 

 

 一部はあんなに立派なのに、裏に入ればこんなものですね。

 

 

 ということで、「医者を目指してるので少し勉強しているのです。無料で構わないので診察だけでもさせてもらえませんか?」と、言ってみたところ、驚いたことに、「すぐ来てくれ!」と言って腕を捕まれ連行されてしまいました。

 

 

 結構必死ですね、しかし、どんな病状の人かわからないので、一応マスク代わりに布で目から下を覆います。

 

 

 これで準備完了です。

 

 

 さくさくっと診てみましょうかね。

 

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
また、変な事に巻き込まれる予感がする。  主に「オーッホッホッホ」絡みで・・・・・(-_-;)(劉邦柾棟)
タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀  

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