恋姫 華陀紀行17 |
到着しました。
平々凡々な長屋です・・・と言うかよく見ると、ところどころ穴が開いてます。
隙間風が凄まじそうな上に、冬とかどうするんだろうと考えてしまいます。
「ここだ先生!」
いえ・・・あの・・・先生と言われるような医者じゃないんですが・・・まあいいか。
家に上がると床に臥せっている女性がいました。
顔が青白く、かなりやつれています。
「医者を連れてきたぞ!」
ドタバタと女性に近付いていきます。
病人の近くで暴れるなよ・・・埃舞ってるじゃないか・・・後で環境について話さなければならないのは確定っと。
詳しく診るために服を剥がしましたが、特になにも言われませんでした。
変なことされるなどの考えすら浮かばないんでしょうね。
決してこの機会に!等とは考えてません。
毎日美人と寝てるのです、免疫もできると言うもの。
診察した結果、全体的に悪くなっていましたが、特に肺の辺りが悪くなっています。
「身体全体が弱っている上に、特に肺が悪いみたいですね」
診察結果を聞いて、男の人はしばし考えていたようでしたが、意を決して言葉を紡いできます。
「治してくれ!頼む!金ならあるだけ払う!頼む!」
いきなりの土下座です。
びっくりですが、それほどこの人が大事なのでしょう。
「私はまだ医者ではありません」
男はその言葉を聞いて顔をあげましたが、絶望したような顔をしています。
最後まで人の話は聞くものですよ?
「ただ、試したいことはあります。それでも治らないかもしれません。それでも構いませんか?」
「っ!!ああ!頼む!」
「わかりました。」
凝りや腰痛などは治してきましたが、病気に関しては初めてです。
うまくいくか分からない以上、安請け合いは出来ません。
「では行きますよ!・・・はっ!」
「ふぅ・・・」
「終わったのか?」
無事にやっつけることができました。
というのも、この暗い部分なんですが、肺のなかを動いてるんですよ!しかも中心に当てないと周りに当てただけでは、小さくなるだけて消えないんですよ!それを両肺やりました・・・ゲームで華陀が、病魔と言っていた意味がわかりましたよ・・・。
確かに病気の悪魔ですね。
他の場所についてもやっつけましたので、ひと安心です・・・かなり集中したので汗をかいてしまいました。
次からは一撃で殺れるように精進が必要ですね。
「恐らくこれで大丈夫でしょう」
僅かですが、血行が良くなったのか、顔の青白さがとれています。
「良かった!ほんとに良かった!」
大の男が泣きながら女性に抱きついています。
感動な場面かもしれませんが、そんなこと気にせずに勿論それを無理矢理引き剥がしますとも。
泣き顔ながら何をするんだ!?みたいな顔をされましたが、それはこっちの台詞です。
「まず、いっておくことがあります。」
何か勘違いしているのか顔色が悪くなってきています。
「それはですね・・・」
「はい!次そこ!ちょっと!さっきのとこやり直し!」
はい、今絶賛大掃除中です。
超汚すぎます!あんなのは病気になるための部屋に違いありません!・・・ということで隅々まで磨いてもらってます。
女性については、布団にくるんで私が抱っこして外にいるので問題ありません。
磨き終わったあとを一通り見てみますが大丈夫そうです。
「これならなんとか及第点かな?」
疑問符なのは、綺麗にはなりましたが、穴が開いているので、なんか微妙だからです。
「終わった・・・」
燃え尽き症候群でしょうか?あれくらいで疲れるなんて体力不足なのでは・・・ってそういえばお金がないからまともなものを食べてない可能性もありますね。
体調が良くなるツボくらいは押しときましょう。
「さて、掃除もおわったことですし、今後のことを少しお話しさせてください」
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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コメント | ||
クラスター・シャドウ様〉誤字報告ありがとうございます。(Peru) 誤字報告: 「では行きまよ!はっ!」⇒「では行きま『す』よ!はっ!」 〜小さくなるだけて消えないんですよ!〜⇒〜小さくなるだけ「で」消えないんですよ!〜(クラスター・ジャドウ) |
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 | ||
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