恋姫 華陀紀行27 |
武威に到着しましたよっと。
ここまでの移動で更に馬の扱いがうまくなりました!馬だけに!・・・はいはい、しょうもないしょうもない。
「では、紹介しよう」
城で紹介されたのは、武官文官の皆さんでした。
あれ?・・・家族の紹介を楽しみにしてたんですが?・・・翠はどこです?
「早速ではあるが、黄蓋には武官と共に兵の調練をしてもらうぞ!」
「任せておけ!」
馬騰はその言葉を聞き頷くと、武官に目配せします。
すると、一人が進み出て案内をかって出ます。
「こちらだ」
どうやら、家族紹介イベントは実施されないようです。
祭が、進み出た武官の後について歩き始めたので、俺もあとを追うべく歩き始めると呼び止められました。
「華陀は待て」
んっ?
祭と一緒に武官・・・若しくは補助と思っていましたが、もしやこれはいつぞやの子守りフラグでしょうか!?
いやぁ楽しみですね〜。小さい頃って大きいときと、少し違うのでそのギャップを見るのもいいもんなんですよね〜。
「華陀は読み書き計算出来るのは間違いないな?」
「はい。間違いありません。他の子にも教えるくらいのものはあると自負しています」
任せてください!きっちり育て上げて見せます!
「よし!では華陀は文官についていけ!」
「はい!」
了解ですよ!
サラサラサラサラ・・・。
ふむふむ。
「ここ間違えてますよ」
次はこれか。
サラサラサラサラ・・・。
何故こうなった・・・。
翠の教育係じゃないのかよ!
なんで文官の仕事してるんだよ!おかしいよ!俺ってまだ十歳だよ!?そんな子に任せるなんて信じられないよ!
何故か文官として採用されてしまいました。
仕事としては楽勝の部類です。
まあ最初ですしね。
教育係を期待していた分だけ、裏切られた感が凄まじいなあ・・・。
今日の自分のノルマを早々に終えて、城の中を散策します。
もちろん上役の人に許可をいただきました。
こうなったら自分で探し出すしかありません!
でも、ここって以外と広いんですよねえ・・・、ちょっとした迷子になりそうです。
しかし、中々会えないものです。
これだけ探してるのに居ないとは・・・もしかして産まれてないのかな?でも、馬騰が妊娠してそうな感じはないし・・・。
う〜ん。・・・わからないな・・・。
考えながらうろうろしていたら、調練場に来てしまっていました。
祭が兵相手に乱取りをしています。
一人一人のやられる時間が短すぎます。
馬の上で強かったら、地面の上でも強いと思ってしまうのは駄目なんでしょうか?
そんな光景を見ていたら、祭に気付かれてしまいました。
まあ隠れている気は無かったんですけどね。
「丁度よい。お主もまざれ!」
今日はまだ鍛練をやってないし丁度いいです。
文官なんて慣れないことをした後は身体を動かしてリフレッシュに限ります。
張り切っていきましょう!
やりました!
とうとう待っていたものが来ました!
こういうことは最初からいってくれなくちゃ困るじゃないですか!
やっと翠・・・馬超に会えました!
可愛いですね〜イタズラしたくなりますね〜。
いかんいかん、あまりにも怪しい目を向けては嫌われてしまうかもしれん!気を充足させ動揺を一瞬で押さえ込みます。
歓迎会の場で紹介してもらいました。
結局城の敷地内には居たのですが、離れの方に居たそうです。
それは、城の中をいくら探しても見付からないわけです。
これからは、仕事を早めに終わらせて、翠に会いに行きましょう!そうしましょう!
明日からが楽しみです!
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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コメント | ||
これは翠を文武両道の名将にしろという天の啓示か。ぶっちゃけ原作どおりの翠は残念すぎるからな。(陸奥守) | ||
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