恋姫 華陀紀行32 |
段々と棍使いが様になってきた馬超です。
どうやらコツみたいなものを馬騰から聞いているみたいです。
馬騰直々に「よろしく頼むぞ!」と言われてしまいました。
やることはそんなに変わらないので、「はあ」などと気のない返事をしたら背中をバシバシ叩かれたのを覚えています。
まあその事はいいです。
今日も疲れるくらいまで付き合って、最後にぺしっといれて終わりです。
「さて、負けたのだからお勉強ですよ」
「え〜!もう一回やろうよ〜」
とことん元気ですね。
最初の頃なんて、筋肉痛で泣きまくっていたくせに・・・仕方なく痛みのひくツボを押したら、なおったと思ったのか動き始めるし・・・それからは適度にしか痛みを押さえていません。
多少の痛みなどほとんど気にしないみたいですが・・・。
「そうですね。では、勉強時には林檎汁を出してあげましょう」
頭を使うなら甘いものがいいですよね?糖分は大事です。
「やるやる!」
単純ですね・・・。
「次のこれは?」
「わかんない!」
「・・・じゃあこれは?」
「わかんない!」
まじで勘弁してほしいです・・・復習のつもりで、最初の方に教えたものを確認していたのですが、全て・・・すべて!忘れています・・・。
無力です・・・。
俺には、人に教える才能は皆無です。
でもこれって俺だけの責任じゃないですよね?ちがいますよね?本人のやる気の問題ですよね?
もしかして、誰も教えようとしなかったのはこういう理由が既に判明していたからではないでしょうか?
林檎汁だけ飲み干して後はどうでもいいのか!
考え方を変えましょう。
ただ単に覚えさせようとしたのがいけなかったのです。
お話を交えつつやってみましょう!
「ちょっと休憩がてらお話をしてあげましょう」
夏も明けてもうすぐ秋です。
少し時期的に過ぎてますが、あの話にしましょう。
部屋が濡れてしまいました・・・。
まさか、あそこまで怖がるとは・・・。
ちょっとした怪談話でお化けの話をしただけなのですが・・・確かに途中から気分を盛り上げるために、気で部屋を満たし圧迫感を与えてみたり、最後に大声を上げたりしましたが・・・。
侍女さんにも冷たい目で見られます・・・いつものにこやかな笑顔はどこですか?俺にはそんな目で見られて喜ぶ趣味はないですよ?
直ぐに着替えをするため俺は部屋の外に出されました。
部屋の外で待っていると、処理を終えたのか侍女さんが出てきました。
こちらをまだあの冷たい目でみながら、「責任を取ってください・・・」と言って部屋の中へと入るように促されます。
そこには布団に丸まってしまっている何かが居ました。
馬超でしょう。
微妙にブルブルと震えています。
このままではよろしくないですね・・・責任はとらねば・・・嫁にもらうのは全然ありですよ!
さて・・・どうしたものか・・・。
そうです!この恐怖を克服するついでに強くなるようにしましょう!そうしましょう!
「馬超・・・よく聞いておくれ」
布団のなかで怯えてはいますが、聞こえてはいるようです。
「お化けはね・・・弱い者のところへと寄ってくるんだよ・・・寄せ付けないようにするには強くなるしかないんだ」
しばらくすると、恐る恐るといった感じで頭を出してきました。
「ほんと?」
「ああもちろんだよ」
嘘は言ってませんよ、お化けなんて、心が弱い人の心理的恐怖です!多分・・・。
そこへ侍女さんが入ってきました。
あの・・・さっきと侍女さんの服が違うような気がするんですが・・・気のせいですよね?
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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1989 | 1876 | 13 |
コメント | ||
侍女さんも怖がる話ってどんな内容だったんだよ。(((( ;゚д゚)))アワワワワ(劉邦柾棟) | ||
タグ | ||
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 馬超 | ||
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