恋姫 華陀紀行45 |
祭の合図と共に低い姿勢で駆けます。
孫策の目が驚きに見開かれてるのが、わかりました。
このまま、お腹に拳を寸止めにすれば終わるはず!
カンっ!
「ぬおっ!?」
見えてないはずなのに反応してきちゃったよ・・・剣の腹を叩いたことで、逆にこっちが驚きます。
それも一瞬ですが、前が駄目なら後ろからです!
剣を盾にしたのは正解であり間違いですよ!っと・・・。
刃を潰してあるので手が斬れないことを幸いに、片手で剣を掴み取ります。
剣をどうにかしようと力を込めるのに意識を持っていった時に、そのまま孫策の後ろに回りこみ、後ろから首に手を巻き付けました。
これで、こちらの勝ちでしょう。
ちょっと驚くところもありましたが、なにぶん戦ってきた経験値が違います。
そうして、しばらくしていると、声がかけられました。
「華陀よ。いつまで抱きついているつもりだ?」
!?
そう言えば、端から見れば後ろから抱きついているように見えますね・・・。
決してこの状態はやましい気持ちで行ったのではありません!
このまま抱いていたいなあ〜とかやましい気持ちはありません!
嘘つきました・・・ありませんでした・・・過去形です。
意識したら微かに髪からよい匂いがするんです。
近いからなおさらです・・・。
仕方ないので、ゆっくりと離していきます。
よし!次も機会があれば!狙うしかないでしょう!
あの後は、孫堅さんとやることになりました・・・。
「今度はしっかり付き合ってもらうぞ!」
意気揚々と宣言してきました。
孫策との試合をもう少し長引かせるんだったか・・・。
正直無理です・・・。
やっぱり勝てる気がしません。
ドーピング状態で酒が少し入っているはずなのに、数発入れるのが精一杯とか有り得ません・・・。
一応無手同士で、その何発かについても、手応えがほとんどないばかりです。
しかも、こちらのダメージばかり増えていきます。
と言うかこれ以上やっても時間の問題なだけな上に、身体がやばそうです。
まだ、十二歳ですよ!完全に成長しきってないのに無理はいけませんね。
と言うことで・・・。
「降参します」
大体の実力差がよくわかりました。
これが、孫堅の本気とは思えませんが・・・。
もしかしてこれって食事前の運動ってやつですか・・・。
普通遠征とかしたら仕事が溜まっていると思うんですがね〜、文官の人が優秀なのかな?
これは楽ができそうな予感がひしひしとしてきますよ!
今は歓迎会中です。
さっきまでの孫堅との試合?のせいで身体が気だるいです。
活力のツボを押しつつ自然治癒力を高めます。
それはそうと、孫策と真名の交換をしました。
年齢は俺の少し下でしたね。
一応戦には行ったことがあるけども、命のやり取りまでは無いようです。
まあ雰囲気だけでも今のうちから味あわせておこうということでしょう。
いきなり行って萎縮されても困りますしね。
いきなりでも普通に対応出来そうな気はしますが・・・。
と言うか、今、雪蓮に絡まれてます。
同年代が俺しかいないせいもありますけどね。
この年で既に酒のんでるってどうなんでしょう?
くそう!なぜこんなに酒に弱い身体になってしまったんだ!
そうそう、話は変わりますが、蓮華・・・じゃない孫権いました。
飯を食べてしばらくしたら、眠くなったのか、侍女に連れられて行きました。
小蓮・・・孫尚香については産まれたばかりのようです。
ここにいたらきっと会う機会もあるでしょう。
原作キャラに会うのは楽しみでいいですね〜。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。作品説明を入力してください |
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