恋姫 華陀紀行57 |
あの後事後処理が大変でした。
ここでは、非常にまずいので、場所を少し移動しようと言っても、「早く治療なさい」の一言でバッサリです。
「後悔するなよ・・・」
もう、どうでも良いです・・・。
しかし、腹の調子を整えることはできても、すぐに効果は出ないし・・・。
奥義を出すときが来てしまいましたね。
「ではこれから治療するが、覚悟はいいな?」
再度確認です。
「私の言葉に二言は無いわ」
「分かった。では横寝の体勢になってくれ」
言われた通り、にすると私は手に気合いを集中させます。
これで治ればいいのですが・・・。
今回の狙いは一ヶ所!
病魔とは違い、体質に近いものだが、これで一時凌ぎにはなる!
病魔は治せても体質までは改善出来ない未熟者だ・・・しかし、体質ってその人の健康生活も関わってくるから付きっきりじゃないと、どうしようもないんだよな・・・。
手・・・人差し指にためた気でズブリと挿します。
ここで、気を内側から解放し無理矢理刺激を施せば・・・。
「くっ!」
指を抜こうとしましたが、駄目です・・・ニゲラレナイ。
「早く連れていきなさい!」
彼女から凄まじい気迫を感じます。
身体が勝手に、女の子を抱えてある場所まで全力で走り出しました。
もちろん未だに栓はしたままです。
なんとかなった状態です。
今は、町の中に流れている小川で手を洗っています。
あの少女が戻ってくるまでに、小屋の中に戻って戸締まりせねば・・・。
こんなことなら石鹸擬きを持ってくるべきだった。
完全真夜中なので、今見られたら怪しさ満載でしょう。
臭いが多少残っているような気がしましたが、早くしないと戻ってくるかもしれません。
急いでダッシュ!
・・・戻ってきては・・・いないようです。
ハッハッハッ!戸締まり完了!これで私の安眠が確保できると言うものです。
少しして誰かが近付いて来たみたいです。
もう寝てますよ〜、完全居留守体制は万全です。
・・・・・・・・・
何故扉が内側に倒れてるんです?治療は済みましたよね?やっぱり頭の調子がおかしいんじゃないですか?
というか・・・。
「なんで扉を壊したんだよ!」
「立て付けが悪かったようね。少し力をいれただけて壊れるなんて」
あり得ないです・・・少しってどれくらいですか?日常生活で使わないですよね?
「後で修理の者を寄越すわ。それよりも、こんな夜更けに私をひとりおいて帰るとはどういうつまりかしら?」
治療しただけでもありがたく思って欲しいです・・・。
アフターサービスは行っていません。
無言でいると、イライラし始めたのか、何故か笑顔で近寄り手を握り締められました。
ああ、ありがとうの握手ですね。
ん?腕を何故絡ませるんです?
むむむ?身体が引きずられていく・・・そっちは外ですよ・・・。
何故か少女の家・・・というか屋敷まで連れてこられました。
眠たいのに・・・。
取り敢えず、エスコート兼ボディーガードならここまでで十分でしょう。
この少女に護衛が必要なのか不明なところですが・・・。
「さて、家についたようですね。私は帰らせてもらいますよ」
「何を言っているのかしら?貴方はここに泊まるのよ。事前に伝えてあるから大丈夫よ」
初耳です。
なんか、最後の方に言ったのって、家まで送れって意味でしたよね?
平々凡々な生活で十分なんですから、俺に関わらないでもらえると助かるかな〜と・・・。
そんなことを考えているうちに、屋敷のなかに連れていかれて、なし崩し的に部屋を割り当てられました。
こんな時間まで侍女の人起きてるんですね・・・。
まあ、朝早く起きて戻ればいいでしょう。
どこで寝ても一緒です。
精神的に疲れたな・・・。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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ご想像にお任せしております!(Peru) | ||
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