恋姫 華陀紀行64 |
燃やし尽くした後ですが、少しずつ話してくれるようになりました。
大分精神が安定したのか、微笑みまで浮かべています。
なんか狂喜のような気がしないでもないです。
自我があるということは、生きる気力もある!と言うことで納得しましょう!
実際ここがどこだか分からないらしいです。
何故か俺に八つ当たりです。
愚痴を聞くのもカウンセラーの一環ですよね?患者の要望には極力答えてあげましょう。
男は全て死ぬべきとか・・・必要ないとか・・・一応相槌で頷いてますけど。
俺も、一応これでも男なんですが・・・。
気付いてないんでしょうか?
医者と性別は関係無いよね!そういうカテゴリーに分類・・・いや、助けたんだし命の恩人だから?の方かな?
取り敢えず、もっと落ち着いたときに話そう、そうしよう。
「体力あるのは分かったけど、限度もあるのよ?分かってるの?」
今日も今日とてお説教・・・じゃない、愚痴が続きます。
全てが終わったのは十日くらいでしょうか?
一人でやったにしては凄いと、自分自身を誉めてあげたい!
無意識に拍手してしまったら睨まれました・・・。
「真面目に話を聞きなさいよ!全く・・・」
なにやら小声でぶつぶついってますが、いい傾向です・・・多分・・・。
まあ、話の内容については、こちらを心配するようなものばかりなので、可愛いものです。
燃やした後ですが、結局飛び火しました。
確かに風の流れまでは、完全に考慮してませんでした。
そのせいで、大きな家からの風の通り道にある家が、ことごとく焼けています。
なので、使えそうな物資をせっせと無事なところに運んでます。
戸口の方には、椅子に座った少女・・・真名を桂花と言うそうです。
「性が桂で、名が花かな?」と聞いたら噛みつかれました・・・酷いです・・・暴力反対です・・・。
どこぞの某軍師の真名と同じ名前ですね・・・髪かなり短いし・・・顔に痣があるし・・・現状でそんなに似てる風に見えないんですが・・・。
家については潁川らしいので、陳留からの進行日数的に、ここもその辺りなのでしょう。
家名は教えてくれませんでした・・・。
利用にされるとでも思ってるんですかね?
確かに、俺のことをほとんど話さずに聞くだけ聞き出してたら怪しまれるかも知れませんが・・・。
真名を交換したじゃないか・・・。
一応修行中の流れの医者と言うことは伝えたんですがね〜。
と言うことで、作業を行います。
何故か作業を見ていたいと言ってきたので、頑張って椅子を作りました!肘掛けです!
作りは簡易ですが、あの子軽いし、簡単には壊れないと思うから大丈夫でしょう。
今の桂花の格好は、完全狐装備です。
まあ、縫うことが出来なかったので、身体に巻き付けて、頭には狐の顔を加工したものを、イヤーマフラーみたいな感じにしています。
もし、某軍師だったらあの頭装備は必需品のはず・・・。
いや、女の子ですし、髪短いのを隠すにもいいかな〜と・・・。
俺の趣味です・・・。
それにしても、こんな作業を寒空のもとで見ていて飽きないんですかね?
俺なら家の中でゆっくりしてろと言われた時点で、ゆっくりするんですが・・・。
でも、家の中に暇を潰せそうなものって無いんだよなあ・・・。
さて、一通り移し終わったし、次は日持ちしそうなものを箱詰めして地面に埋めますかね。
雪もあるし天然の冷蔵庫ってやつですね。
軒先に吊るして鳥獣にやられたんじゃたまらんです。
木槌の音が聞こえます。
この回数からお腹が減ったと言うことですね。
確かに日が結構昇ってます。
食事にしますか。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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コメント | ||
「ねね」じゃなくて、『桂花』だったのか〜。(劉邦柾棟) | ||
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 桂花 | ||
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