真・リリカルなのは 第九章 第二次ジュエルシード争奪編 最終話 終った激闘 そして始まる物語 |
なのはとフェイトの怒涛の連携により、アイバーンを倒すことに成功した
管理局が受けた被害も中々のもだが、なのは達がいなければ、殲滅されていたかもしれない
この戦いの原因となったジュエルシードは、再び厳重に封印された
二度とジュエルシードを手に入れようとする輩が現れさせないため、21個バラバラに保管されることとなり、封印場所を知る人はごく少数に限られた
なのはやフェイトは愚か、リンディやレティですら、その場所を教えられていない
そして、この戦いの功績者である、なのは達は長い休暇が許された
リンディとレティは提督という身分のため、休暇は無かった
なのは・フェイト・はやては、久方ぶりに地球へと帰還することにしたようだ
ヴォルケンリッターは残念ながら、他の任務を抜け出して、アステロイドに来た為、休暇は許されなかった
カイトにも休暇が与えられたが、必要無しと言い張り、別の任務に行く
ルナはカイトの付き添いである
ルナ「カイト」
カイト「何だ?」
ルナ「良かったの? 折角の休暇なのに………………………」
カイト「必要ない」
ルナ「勿体ないわね、滅多に休暇なんて与えてくれないのに…………………………」
カイト「俺は休みたい時に休む……………………………それだけだ」
ルナ「そんなんだから、上官たちに嫌われるのよ?」
カイト「フン」
ルナ「ま、私もアイツら嫌いだけど」
だって、大した仕事していないのに、威張るんだもの………………………
カイト「お喋りはここまでだ、さっさと行くぞ」
ルナ「ええ」
全く、お硬いカイトも どうにかならないものかしら?
〜海鳴〜
なのは「地球よ!! 私はかえ「煩いから少し黙ってな、なのはちゃん」……………」
わ、私の名言が…………………………orz
フェイト「懐かしいな、この風景」
はやて「ホンマやね、何も変わってへんわ」
3人は自然が多い、丘の上に立っていた
フェイト「シグナム達は残念だったね」
はやて「レティ提督が来いっていったから、任務抜け出してきたのに…………………それで、怒られるとかないわ〜」
シャマルとザフィーラには他の任務が言い渡されていた
シグナムとヴィータは復帰後にやる予定だった任務があった
しかし、恩人のレティに来いと言われれば、断るわけにもいかず、アステロイドに来たのだった
フェイト「レティ提督も庇ってくれてたけどね」
はやて「ま、今回はいいやろ…………………シグナム達には悪いけど、のんびりさせてもらうわ」
フェイト「そろそろ、アリサ達が来ると思うけど…………………………」
アリサ「フェイト!!!!」
噂をすればなんとやらである
すずか「なのはちゃん!!! はやてちゃん!!!!!」
アリサとすずかが走ってやってくる
はやて「お〜 アリサちゃんに、すずかちゃん! 久しぶりやで〜」
アリサ「相変わらずタヌキ見たいな顔してるわね〜」
はやて「どんな顔やねん!!!!」
アリサの発言にキレる はやて
すずか「フェイトちゃん……………どうして、なのはちゃんは落ち込んでいるの?」
フェイト「さぁ?」
理由は明白だが、説明がめんどくさいと思ったフェイトは知らないフリをする
アリサ「取り合えず、立ち話もなんでしょ? 翠屋にで行きましょ」
はやて「そやな」
フェイト「なのは、何時までもorzになってないで行くよ」
なのは「フェイトちゃんが最近、私に優しくない………………………………」
なのは達は翠屋に向かった
ゆっくり歩いていると、なのは達に向かって、イケメンが走ってきた
オリ主「よぉ!!! 俺の愛しい妻である、アリサ!! すずか!! 今日も美しいぜ!!」
なのは「フン!!」
バゴッ
問答無用でオリ主の腹を殴る なのは
オリ主「グバァ!!」
あまりの激痛に気を失う オリ主
はやて「なのはちゃん、何で殴ったんや?」
いきなりの行動に驚く はやて
なのは「え? 銀髪でオッドアイのイケメンって、私達のストレス発散のためのサンドバックだよ? 知らなかったの?」
なのはなりの考えが在るようだ……………………
他の小説の私も殴ればいいと思うよ byなのは
はやて「いやいや、民間人に殴りかかるとか、犯罪やで?」
アリサ「コイツ、同じ高校に通ってるんだけど、ストーカなのよね」
すずか「うん」
はやて「マジで!?」
アリサとすずかの証言に驚く はやて
アリサ「何時も毎朝 待ち伏せして、一緒に登校しようぜ!! って言ってくるのよね」
すずか「帰りもね……………………」
2人は疲れたような顔をする
はやて「マジか、こいつは粛清した方がええかもな」
はやては倒れているオリ主を、まるでゴミを見るような目で見下す
アリサ「まぁ なのはのお陰でスカっとしたわ」
すずか「ありがとう、なのはちゃん」
なのは「気にしないで、サンドバックを殴っただけだから」
そのまま放置される、オリ主
彼の出番は、もう無い
〜翠屋〜
はやて「やっぱりここのチーズケーキは美味しいわ〜」
なのは「お母さんの腕は世界一だよ…………………多分」
アリサ「それで? 管理局の仕事はどうなのよ?」
フェイト「順調だよ? この前、かなり強い人達と戦ったけど」
((暁|ラスヴェート))の事であろう
すずか「大丈夫だった?」
心配する すずか
はやて「正直、ヤバかった……………………あんな強い奴らが居るなんてな」
なのは「うん、自分達の未熟さを思い知らされたよ」
フェイト「1対1だったら、あのアイバーンに勝てなかったかも」
この3人は、管理局では最強クラスなのだ
犯罪者に自分達より強い奴が居るとは予想していなかった
まだまだ子どもと言う事である
アリサ「あんた達も大変ね」
なのは「所で、どうしてアリサちゃんは管理局に入らなかったの?」
そう聞かれて、アリサの顔は少し暗くなる
アリサ「…………………正直に言うと、魔法があまり好きじゃなくなったわ」
フェイト「どうして?」
アリサ「すずかが誘拐されて、左近に出会って、魔法を手にして、実際に戦ってみると、思っていたより酷だった」
アリサの話を真剣に聞く3人
すずかは理由を知っている
アリサ「自分から魔導師になりたいって思っておいて、何を今更と言われるかもしれないけど、出来るだけ魔法には関わりたくないって思ったのよ」
なのは「アリサちゃん…………………………」
アリサの話を聞いて、なのはは複雑だった
自分は魔法によって導かれたのだ
魔法が希望となってくれた
しかし、魔法を手に入れて、それが希望にらない人も居る事が、少し残念だと思っている
アリサ「それに、また地球に危機が迫らないとは限らないでしょ?」
フェイト「え? ま、まぁそうだね」
アリサ「そうなったとき、すずか1人じゃキツイだろうしね」
すずか「アリサちゃん…………………………」
やはり、アリサとすずかの絆は硬いものである
はやて「地球にの危機のときは戦うちゅうことやな?」
アリサ「ええ、今の私には全く知らない人を救うなんてできないわ。けど、地球ならパパとママを救うと思えればね」
はやて「ほんなら地球はアリサちゃん達に任せよか」
フェイト「そうだね」
3人はミッドに居る間も、地球の事が気になっていた
何度も魔法による戦場となっていたからだ
自分達が居ない状況で、誰が地球を守ってくれるのか?
しかし、アリサとすずかが居てくれれば問題ないだろうと安心する
レイジングハート(マスター!!)
なのは「ん? どうしたの? レイジングハート」
レイジングハート(何かしらのエネルギー反応が迫って来ています!)
なのは「え!?」
レイジングハートの証言に驚く5人
レイジングハート(マスターがorzになっていた丘です!)
はやて「これは行かなアカンな」
フェイト「うん」
なのは、フェイト、はやての3人は仕事の顔になる
アリサ「私も行くわ」
すずか「私も!」
なのは達は急いで、最初に居た丘に戻る
そこに流れ星らしき光が空を割り、地面に落下する
はやて「何や!? 隕石か!?」
はやては、地面が陥没している所まで近づく
すずか「危険じゃないかな?」
アリサ「確かに闇雲に近づくのは…………………………………」
すずかとアリサが止めようとするが、
はやて「っ!!!! なのはちゃん!! フェイトちゃん!!!!」
はやては何かを発見したようで、なのはとフェイトを呼ぶ
なのは「どうしたの? はやてちゃん」
はやて「あの子は…………………………………」
はやてが指差す先には、女の子が倒れていた
髪の毛がピンク色の女の子が……………………
そして、その姿を見た なのはとフェイトは驚愕する
なのは「まさか!!!!」
フェイト「え!? どうして地球に!?」
はやて「間違いないな……………………………」
なのは「一体何が在ったの!! キリエ!!!」
そこに倒れていたのは嘗て共にU-Dを倒した仲間
そして、エルトリアを救うために旅立った、キリエだった
何故キリエが地球に?
全く持って不可解な現象に混乱する なのは達
そして、これが新たな戦いの幕開けとなるとは、誰も予想していなかった
第九章 第二次ジュエルシード争奪編………………………………完
何気にこれが200回目の投稿です
思っていたよりハイペースで物語が進んでいます
Stsは今年に投稿は無理だと考えていたのですけどね
普通に投稿出来そうです
次の第十章が終ると、Stsに入ります
お楽しみに〜
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