恋姫 華陀紀行74
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 文をしたためるように言われました。

 

 

 特に引き留められもしませんでしたし、いつの間に用意していたのか、出立の準備は出来ているそうです。

 

 

 最初に医者と言った以上、ほぼ治ったとみていいので、留まる必要性もないのでしょう。

 

 

 文の内容については、先を見据えて豊かに暮らしてほしい旨を書きました。

 

 

 他にもちょいと注意事項は書きましたが、守ってくれるかは分かりません。

 

 

 これで、余計な苦労を背負わないようにしてくれればいいんですが・・・。

 

 

 文を一応二つ用意し、一つは母親に・・・もう一つは桂花が寝ている時にこっそり手元付近に忍ばせます。

 

 

 一度盛られてますから、母親はあまり信用していません。

 

 

 馬をくれたのには驚きましたが・・・。

 

 

 夜も更けていますが出発です。

 

 

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 多分荊州に入ったと思います。

 

 

 標識なんてないから、あくまで多分なんですけどね。

 

 

 街道ですが、すれ違う人に確認するとどうも北西に向かっているようです。

 

 

 このままだと、少し遠回りになりそうなんですよね・・・。

 

 

 しかも、よく考えたら、お金はあれども食糧が無いことに、朝日が出てきて、お腹がなった時に気付きました。

 

 

 街道を通っている人に頼んでいるんですが、食糧の買い取りをしようにも、ほとんど相手にしてくれません。

 

 

 たまに通る大きめの商隊が売ってくれるくらいです。

 

 

 なんか、吹っ掛けられてる気がしないでもないですが、空腹には勝てません・・・。

 

 

 そして・・・今・・・馬もいません・・・。

 

 

 街道から少し入ったところに馬を繋ぎ、山狩りして戻ったら馬がいませんでした・・・。

 

 

 おかしい・・・しっかりと繋いだはずなのに・・・。

 

 

 居ないものは仕方ないので、困ったときの野生化です。

 

 

 季節は夏。

 

 

 太陽の向きからあちらが西ですね。

 

 

 こうなったらやや南西に進路をとりショートカットです。

 

 

 漢中向けて突き進みます。

 

 

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 こうなることは分かっていたんです。

 

 

 でも後悔はしていません。

 

 

 何故ならば、間違ってはいないはずだから!

 

 

 ・・・。

 

 

 迷子になりました・・・。

 

 

 西には進んでいるはずですが、人に全く会いません。

 

 

 気持ち恋しくなって、山の麓まで来てしまいましたが、竹藪です。

 

 

 筍掘りたて旨いです。

 

 

 猪とかが、よく掘って食べる気持ちがわかります。

 

 

 得物についてですが、大事な短剣と鍼しか持っていません・・・。

 

 

 旅に出るときは、事前準備をしっかりと行いましょう!

 

 

 その場の勢いで出立してはいけません!

 

 

 思い立ったが吉日なんて眉唾です・・・。

 

 

 ただ、気を纏った手刀で竹が斬れるようになりました。

 

 

 普通に手刀しても折れるだけだったんですが新発見でした。

 

 

 獣の肉もすっぱりです。

 

 

 かなりの集中力は必要なので、動かない物に対してしか効果が無いのが残念です。

 

 

 む!?

 

 

 気配察知の範囲に多分人?発見!!!

 

 

 でも・・・何かに追われてる?

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
所々、描写が欠落していると思います。今回の毒を盛られた件についても特に描写がないまま流されてたので、非常に気持ちが悪いです。何でこんな重要なことまで削ってしまうのか……?(Daisuke)
次は誰に会う事になるのかな?(劉邦柾棟)
タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 桂花 

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