恋姫 華陀紀行77 |
案内されたのは、大きめの屋敷でした。
鳳統って結構裕福なところの子だったんですね。
門の前で、女性がひとり立っています。
心配そうな顔をしているところを見るに、おそらく鳳統の事でしょう。
ゆっくりと近付いていきます。
急に走り寄ったら、鳳統と同じことになりかねません。
おっと・・・向こうもこちらに気付いたようです。
両手が塞がっているので、手を振れませんが、にこやかな微笑みを・・・いかん!今のままでは、口を覆っている布のせいで分からない!
なんか、女性の顔が無表情になってるんですが・・・。
第一印象作戦は失敗のようですから、次の作戦です。
鳳統さん!やっておしまいなさい!
・・・。
他力本願です・・・。
ここは、水鏡女学院らしい です・・・。
女学院と言うだけあって、女の子ばかりで、男は一切居ないのだとか・・・。
鳳統は、水鏡女学院に向かっているところで、襲われたらしいですね。
この部屋に通されるまで、特に俺から話してませんが、男の俺が入っても問題無いんですかね?
さっきの門のところに居たのがここの先生のようですね。
なんか個別面談?するみたいだから待っていてほしいとのこと。
多分、門のところで待っていたということは、既にここに来るって言うことがわかってたんですよね?文か何かで・・・そこに俺のことなんて書いてないだろうし・・・一宿一飯できたらいいか。
先程とは違う女性が、水桶と手拭い、それと服をこちらにこちらに渡すと、「しばらくお待ちください。またご用の際にはお呼びください」と言って出ていきました。
あちらは、今頃鳳統と話でもしてるんでしょう。
こちらも、身体を拭きたかったし丁度いいです。
身体を拭いてきれいさっぱりです。
しかし、髪の毛長いので洗うのが結構大変なんですよねぇ。
水桶取り替えて貰えなかったら、髪は諦めてたところです。
さてと、用意してもらった服を着ますかね。
この準備された服って女物なんですが・・・。
俺に女装癖は無いですが、今まで着ていた服を洗いたいのも事実・・・。
服が乾くまでの辛抱です。
仕方ありませんが、この服を着ておきましょう。
女性しか居ないところなのです、男物の服なんて有るわけ無いですしね。
部屋にて休憩していると、部屋の外から声がかかり、返事をすると、先生と言われた女性が入ってきました。
「お時間いいかしら?」
「構いませんよ」
「鳳統から話は聞きました。この度は助けていただきありがとうございます。挨拶が遅れましたが、私は司馬徽と言います。ここでは、水鏡先生と
言われていますわ」
そこで、言葉を終わらせてこちらを見てきます。
今度はこちらの番手と言うことですね。
「私は華陀と言います。自らの医療の技術を高めるために旅をしております」
「お医者様でしたか・・・」
表情全く変えずに思考力フル回転してるんですよね?
確かに、あんなところに医者がいるなんて信じられないよな・・・。
まあ、信じさせてあげようじゃないか!
診たところ肩と腰・・・肩凝り腰痛取ってあげますよ!
それくらいなら相手の歩き方で分かるようになりましたからね!
「お疑いはもっともかも知れません。・・・それをここで証明しましょう。・・・服を脱いで寝てください」
「え?」
あれ?方向的にそっち系の流れじゃないの?
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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1952 | 1808 | 12 |
コメント | ||
内なる欲望が先走りすぎだ。(陸奥守) 診察しますので、服を脱いで下さい。 若しくは、「診た所…肩と腰から来る、「肩凝り」と「腰痛」がありますね?」って言いなさい。(劉邦柾棟) |
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タグ | ||
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 鳳統 | ||
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