恋姫 華陀紀行82
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 外は、チラチラと初雪が降っています。

 

 

 今年は早いですね。

 

 

 ちょっとした事件もその数日後に起こりました。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

「駄目だ!寝ちゃ駄目だ!こんなところで寝たら死んでしまうぞ!」

 

 

 真冬に目をつぶったまま開きません・・・。

 

 

 身体も動かそうとしません・・・。

 

 

 昨日まであんなに元気に食べてたのに・・・。

 

 

「熊ぁぁあああ!」

 

 

 ・・・。

 

 

 熊が起きてくれないんです。

 

 

 雪の中の狩りは任せるつもりだったのに!

 

 

 起きてくれよ!頼むよ!お前がいないと駄目なんだ!

 

 

 ・・・。

 

 

 諦めました・・・。

 

 

 雪の中ってきついんですよねえ・・・。

 

 

 女の子にはちょっと呆れられてますが、撫でてやればこの通り恥ずかしがります。

 

 

 さてと・・・行きますかね。

 

 

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 女の子も大分快復してきました・・・診察した分には・・・ですが・・・。

 

 

 動きにくいけど、もう顎の骨とか動かせるはずなんだが・・・。

 

 

 何故にまだ流動食を求めるんです?

 

 

 しかも、恥ずかしそうに・・・。

 

 

 て言うか起こして食べさせるときに、『ピクピク』と身体が動いてますよ・・・。

 

 

 そろそろ、自分で食べれるはずです。

 

 

 顎が使えるなら鍛えないと、衰えていくばかりです。

 

 

 今度から固形物を与えてみよう。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 次の食事時に少し固めの食事をれんげで持っていったんです。

 

 

 ちゃんと煮込んだものにしましたよ、いきなり固形物はきついでしょうからね。

 

 

 そしたら、少し拗ねた顔をして食べました。

 

 

 食べれるのかよっ!って感じです。

 

 

 まあ、いつまでも子供だからと言って甘えは許されません。

 

 

 時間はあるんです、その根性を叩き直しましょう!

 

 

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 あれからしばらくして、女の子は普通に動けるくらいにまでなりました。

 

 

 鍼で治療しながらなので、無理はさせていません。

 

 

 毎日トレーニングに付き添っていたせいか、非常に気の巡りがよかったので、気を操る訓練もしています。

 

 

 これなら、身体を休めている時でも出来ますからね。

 

 

 結構筋もよくて教え甲斐もあります。

 

 

「はい、そこまで」

 

 

「はぁ・・・はぁ・・・」

 

 

 決して興奮している訳ではないですよ。

 

 

 今は体力作りの時間なので、その合間の休憩です。

 

 

「せん・・・せい(はぁはぁ)もう・・・いけ(はぁはぁ)ます!」

 

 

 熱心なのはいいんですが、普通に無理してきます。

 

 

 スポ根に目覚めてしまった感が否めません。

 

 

 ちょっと真面目になりすぎな気もしますね。

 

 

 それと、呼び方が先生になりました。

 

 

 身体だけの成長ではなく、学も多少はあった方がいいに決まってます。

 

 

 知っておいて損はないです。

 

 

 なので、文字を教えていたら先生と呼ばれるようになりました。

 

 

 女の子の名前は「なぎ」と言うらしいです。

 

 

 どこかで聞き覚えが・・・。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
診察した分には・・・てすが・・・。⇒ですが(黄金拍車)
弟子一号ですね?!(hikage961)
凪だったのか。(劉邦柾棟)
タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 

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