恋姫 華陀紀行83 |
獲物が周辺にて、見かけることがなくなってきました。
この辺りが、危険だと言うことを認識し始めたのでしょうか?
仕方ないので、今は穴堀作業をしています。
地道な作業ですが仕方ありません。
とても必要なことです。
「どこへ逃げようと言うんだい?逃げ場なんて無いんだよ・・・さあ、観念して出てきておいで」
ザック、ザック、ザック
「もう、そこが終点だ」
『プスッ』
・・・。
そこには兎がいました・・・。
最近はこうやって巣穴を掘り起こしております。
焼肉定食(弱肉強食)なので仕方ありません。
これを、冷たいですが、近くの川で処理して、お持ち帰りです。
気配察知に掛かったのに、いきなり消えたときはびっくりしましたが、まさか土中とは・・・その発想は無かった。
凪は今日も真面目に鍛練しています。
子供の頃から、そんなに鍛えまくったら背が伸びないんじゃなかったでしたっけ?
微かに腹筋が割れてきている気がするのはキノセイダ。
俺が狩りにいっている間も鍛練を惜しまずにやるので、最近は休憩も鍛練の一部だと教え込んでいます。
どうしてこんな性格になった・・・
もしかして熱血しすぎたのか!?そうなのか!?
・・・真面目なのは、悪いことでは無いのでいいでしょう・・・。
それよりも、問題は・・・。
「私も手伝います!」
狩りの手伝いをすると言って聞きません。
明らかに足手まといになるのは間違いないんですよね・・・。
熱意は買いですが、それとこれとは別です。
この前なんて、材料をふんだんに使った激辛鍋を作ってきました。
確かに、冬場は身体を暖める目的で、そういった系統の食糧がありましたが、あれはヤりすぎです。
思わず雪の中にダイブして、口の中に雪を含みましたとも!
料理禁止令を発動させました。
凪とは、味覚系統が異なるようです。
なので、狩りについても遠慮せずに、正直に教えてあげました。
「今のなぎでは足手まといなんだ・・・」
かなりのショックを受けているようです。
飛び道具もなしに何しに行くのかわかりません。
あえて言うなら荷物持ちくらいでしょうか。
荷物持ちと言っても、雪の中の移動ですから、素人にはかなりつらいでしょう。
気持ちだけは受けとります。
しかし、なぜ足手まといなのかを納得させないといけませんね。
「これができるようになったらな」
そう言って、気を纏った手で木を切断して見せます。
流石にこれは、現段階では出来ないでしょう。
なぎが、呆気に取られた目で見てきます。
更に木の板を触って確かめ始めました。
トリックなんてないですよ?
最初から切れてません!俺が切ったんです!・・・全く、もう一回だけですよ・・・。
なぎの持っていた板を、更に二つにして納得?してもらいました。
なぎには、未だに気の循環しか教えておらず、身体能力を底上げしているだけに過ぎません。
身体の中を巡らせるなら意識しやすいですが、更に集中して体外に出すのは難易度が違いますからね。
今の程度で、自分なら大丈夫・・・と過信し過ぎが一番危ない時期です。
まぁ、このまま鍛練していけば、いつかは使えるようになるとは思いますが、俺はこれ以上教えません。
自分で模索しないとね。
見本は見せたんですから、後は任せましょう。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 凪 | ||
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