恋姫 華陀紀行86 |
「帰ってきたぞぉぉおおお!」
思わず叫んでしまいました!
やっと望んでいた街道です。
ついつい叫んでしまうのも仕方ないでしょう。
街道を通る人が、何事かとこちらを見てきますが関係ありません。
そして、凪が他人の振りをしようと、少しずつ離れますが、そうはさせません。
素早く距離を縮めます。
「やっとついたな!」
気軽に肩を叩きます。
「知りません!」
怒ってしまったようです・・・。
何をそんなに怒っているんでしょう?カルシュウム不足ですかね?そんなに強く叩いていないんですが・・・。
ここまで来れば、凪の村も近いでしょう。
ここからの案内役は凪です。
方角的にも同じようですし、先ずは現在地を把握しないといけませんからね。
名前が楽進と聞いてもあまりパットしません。
と言うことで、村に到着しました。
親に是非とも紹介したいそうです。
何だろう・・・これって結婚前に紹介とか言う感じなんでしょうか?いやいや、それはないな、命の恩人と言う立場なだけですね。
いつも、先生って言うくらいだから・・・変な期待はするべきではありません。
家に着いての母親との再会は、泣いて喜ばれました。
感動的なご対面ですね。
頑張って夕暮れまでに着くことができて何よりです。
結局、街道に出るまでに山で一泊するはめになりはしましたが・・・それはそれ、これはこれです。
しかし、母親はいるとして、父親はどこにいるんでしょう?
この村の規模から言うと、そんなに遅い時間の仕事があるとは思えないのですが・・・。
もしかして・・・凪と別れた後に・・・。
どうやら、今も凪を探し回っているそうです。
最近は二日から三日経てば一度帰ってくるとのこと。
山に入って探しているそうです。
この冬の間中探すとかどんだけ根性あるんですか・・・下手したら死ぬレベルですよ・・・。
普通は諦めるなりするかもしれませんが、「絶対生きてる!」と言って聞かなかったそうです。
どこからその自信が出てくるのか分かりません。
取り敢えず、戻ってくるまで厄介になることになりました。
どんな父親か興味があったので・・・これは仕方ないでしょう。
それに、目的地はすぐそこです。
数日くらいは構わないでしょう。
・・・・・・・・・。
その日の夕食の時に帰ってきました。
そして今・・・。
残ったことを全力で後悔しています・・・。
帰ってきた時の父親は、かなり暗い顔でしたが、凪の顔を見るなり泣き叫びながら凪に抱きついていました。
何故か殺意が湧きます。
ここまでは、まあ親子の再会でよかったんです。
その後事情を聞いてこっちにまで抱きついてきました。
髭面の男に抱きつかれても、嫌悪感しか湧かないのはなぜでしょう?
奥さんならウェルカムなのに・・・しかも、このオヤジなかなか離さないうえに、顔の近くで叫んできます。
非常に煩くて暑苦しいです・・・。
その後、夕食となりましたが、まさか・・・この家族全員味覚壊れてませんか?
もう、この家には泊まりません・・・。
私はご両親とはやっていけそうにありません・・・明日の朝食前に旅立とう・・・。
これは新手の拷問です・・・。
ここにいる『だけ』で精神力が減少する・・・。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
1778 | 1655 | 14 |
コメント | ||
両親も辛党だったかwwwww!?(劉邦柾棟) | ||
タグ | ||
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 凪 | ||
Peruさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |