恋姫 華陀紀行87 |
ここまでが長かった・・・。
五斗米道の本拠地に到着です。
ここには、この世界の最先端の技術があるはずです。
今は大きな門の前まで来ています。
門には『五斗米道』の文字が刻まれた壁が見えるので間違いないでしょう。
なんか、奥を見るとかなり高いところまで階段が見えるんですが・・・あれは関係ないですよね?
「ごめんくださーい」
・・・。
返事がない・・・。
声が小さかったかな?
「誰かいないかーーー!!!」
誰も反応してくれません。
例のあの子だったら反応してくれるはずなのに・・・。
仕方ありません、勝手に入ります。
・・・。
何この扉・・・。
かなり固いです・・・まるで何十年も開けてないかのような・・・。
・・・扉の閂掛かってました・・・。
扉が壊れそうだったので、近くの樹に昇って塀を越えたんです・・・。
それにしても、閂掛けて誰も人を立てないとは・・・。
中には何もなく、庭のようになっているだけで、奥に階段が見えます。
あの扉・・・意味あるんでしょうか?
ただの嫌がらせにしかなってません。
普通は門を管理する人が居てくれてもいいでしょう?
まあ、門なんて境界を示すためみたいなもんですし、あそこにあってもおかしくないのかな?
と言うかそれよりも、人の気配がありません。
気配察知に引っ掛かりません・・・。
ここまで来てこれは少しひどいです・・・。
閂掛けてるくらいだから、多少離れていても、中に人がいると思ったんですが・・・。
教えを請いに来たのに誰もいないとか・・・。
・・・最後の希望にかけてみます・・・。
目の前の階段を昇る!
・・・・・・・・・。
山の頂部が雲で隠れていて、見えないのが・・・先がどれくらいか分からずに嫌な感じですね。
やっと、雲のなかに入りました。
それにしても、視界が悪すぎます。
気配を探りながら昇るので、階段を踏み外すことはありませが・・・。
山の形状的に、もうそろそろ何かしらあってもいいと思うんですが・・・。
そんなことを考えなから進んでいると・・・。
・・・何やらすさまじい気配が、幾つか範囲引っ掛かってきました。
複数人いるようですね。
もうすぐそこです。
人がいて本当によかった・・・。
来た甲斐があると言うものです。
相手もこちらが近付いてくると、こちらに向けて近づいてきました。
流石の五斗米道です、この距離で気付くとは・・・。
「何用か?」
「医療を極めるために・・・教えを請いに参りました」
「そうか・・・」
どうやら、来た方向は裏口だったみたいです。
あの門の横に続く塀は、この山を一周ぐるっと囲んでおり、通常こちらから人が来ることは無いのだとか・・・。
そこで、上へと登ってくる気配があったのに気付き、近くに来たので確認に来たようです。
雲が濃くて視認は出来ませんが、いい人そうで何よりです。
現在、案内してもらっています。
この高さにて修業しているのは、高徒・・・教えをほとんど修めて、更に自らを高めようとしている人たちしか居ないそうです。
存在感が凄まじいわけですね・・・これで抑えている方だと言うのだから本気を出したらどれくらいになるのでしょう?
周囲一帯が貴方の気で満ちてますよ?
今案内してもらっているのは、表の方へと案内していただいています。
やはり、最初からここで修業はさせてくれないみたいです。
どのような者でも、一番下から始めるとのことでした。
抜け駆けはできないと言うことですね。
それならば、早く修めてここまで登り詰めるまでです!
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 | ||
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