恋姫 華陀紀行91 |
いま目の前に、見知った人が立っています。
意識はうっすらとありますが、身体は余り自分の意思で動きません。
自動で動いている感じです。
「うむ。お主の考えはしかとわかった!それを叶えたくば太平要術を探すとよいだろう!」
身体が勝手に頷きます。
「うむ!では、さよならのチッスをくれてしんぜよう!」
ん?
・・・近付いてくる・・・何かが近づいてくる!
おきろぉぉおおおお!!!俺のからだよぉぉおおおお!!!
「む!?どうした?いきなり離れおって」
「(はぁはぁ)」
なんとか最悪の事態を回避しました。
もう少しで、毎夜悪夢に襲われるところです。
確かに誰かに会えば解けるようにしましたが、この人は予想外です・・・。
・・・。
卑弥呼さん・・・こんなところで何をしてるんですか?
太平要術を求めて五斗米道の本拠地を後にします。
出るときに、キチンと発音するように言われましたが、英語の発音くらい出来るので一番楽でした。
低徒にて出る人は、ここで躓く人が多いそうです。
まあ、慣れてなかったら難しいのかもしれません。
しかし、太平要術ですか・・・確か書物でしたっけ・・・。
すっかり存在を忘れてましたよ。
確かにあれを見れば色々と分かるでしょう。
必要な知識を得たら燃やすようにも言われました。
この書については、修業を修めた者でないと、欲に勝てないそうです。
見るのが楽しみですね。
その人の一番知りたい知識らしいですし・・・でも、開いた時に、もし医療以外だったら・・・これまでのことが無駄になるのでは・・・。
ブラブラとしながら情報収集しています。
確か、黄巾党って北の方でやってたはずです・・・うろ覚えですが・・・。
なので、北東方面に進路をとっています。
どうも、治安が悪いですね。
街道を通っているにも関わらず、賊が襲ってきます。
むしろ、街道を通っているからでしょうか?
まだ、少数ばかりですが、結構面倒くさいです。
やはり、一人と言うのは狙われ易いんでしょうか?
最初は、気を一般人並みにして襲ってくださいと、言わんばかりにしていましたが、収穫が少なすぎます。
と言うことで面倒くさいと思ったわけです。
今は、自然の気と一体化しているので襲われません。
歩きながらであれば、背中に荷を背負っていても余裕です。
今は、野宿の準備中なのですが、数十人規模の恐らく賊?が山の中に移動中です。
こちらに全く気付いていません。
気付いたら気付いたで驚愕しますが・・・。
どうも、俺が見たことがない女性数人を連れられているようですね。
これは、賊確定かな。
規模が分からないので、取り敢えずアジトまでついていきますか。
・・・・・・・・・。
意外に近いところにありました。
今の俺は平然と賊に紛れて移動しております。
流石に修業の成果が出ていると嬉しいですが、そのような感情を出しても、周りの賊の感情に紛れ込ませます。
どうやら到着したようです。
作りが雑な家屋ばかりですね。
女性たちは、ひとつの所にまとめられて監禁、物資は家屋に入れられていきます。
どれくらいに、敵を配置しているかを見るために、範囲を拡げると、誰かがこちらへと移動してきます。
多分助けに来た人かな?
気力から、かなりの強さがあるのが分かりますので、今この場にいなかったと言うことは賊じゃないと言うことで・・・。
まあ、お手並み拝見致しましょう。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 | ||
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