第2次SRW IS・Z〜IS学園篇〜Mission4 |
翌日
Side 一夏
結果、クラス代表決定戦は俺が勝った事によりクラス代表は弾になった。
今日の朝、オルコットはクラス全員に対して謝罪した。
そして今、俺達はアリーナにいる。そう、これから実習の初授業が始まる。
前にいる千冬姉が
「今日はこれから実習の授業を行う。では、織斑兄妹、篠ノ之、五反田、オルコットは前に出ろ」
呼ばれた俺達は前に出る。
「それでは少し間隔を開けて各々のISを展開しろ」
そう言われたので、少し隣との間隔を開けそれぞれのISを展開した。
オルコットと俺のISは既に決定戦で見ていたために視線をあまり感じなかったが、弾、箒、マドカのISには皆興味津々だった。特に弾のは全身装甲ということもあり、多くの視線が突き刺さっていた。
「展開できたな。では、五反田はスラスターパックを装備した上で、残りはそのまま上昇しろ」
その直後、弾のISの背中が急に光ると、そこにはブラスタのスラスターと同じ形をしたスラスターが接続されていた。俺はそれを見るなり、スッと一瞬屈み足を伸ばすと同時にスラスターを全開にし、急上昇をした。
そして、全員がアリーナ上空の一定高度以上に達した時、地上から通信が入る。
『では、順番は適当で構わないから5人共急降下と完全停止をやってみろ。目標は一夏のみ地上から1cmで他は10cmだ』
直後俺はAMBACで地上に対して頭を下にした形で垂直になり、瞬間加速で一気に地上へと降下する。悲鳴が聞こえたものの、ギリギリのところでAMBACを使い上下反転し逆方向の瞬間加速をかけてほぼ1cmのところで止まる。
…なんだ、その人外を見る目は。俺は普通に人間だぞ?2年ほど命の取り合いをしてたけど。
まあ、その後も順調に授業は進み、今日の授業は無事に終了した。
Side out
そして放課後…
「へぇ、ここがそうなんだ」
IS学園の正面ゲート前に一人の少女がその身長に不釣り合いなボストンバッグを持って立っていた。
その少女の名は鳳鈴音という。
そして、彼女は上着のポケットから一切れの紙を取り出す。
「えーっと受付は…って受付が何処か書いてないじゃないの!…はぁ、仕方ない歩いて探すか…」
そして数分後…
「まずい、完全に迷った…」
一応明かりがある道を歩いていたものの、案内板が無いために完全に迷子になってしまった。
更に数分後…
「はあ、やっとどこかに出られた。ってここはISのアリーナじゃないの?」
鈴がたどり着いた場所、そこはISアリーナの一つだった。
鈴は周りを見渡しながら
「誰か人がいないかな?」
その時、鈴の背後から声がした。
「あれ、鈴?どうしてここに?」
「え…?」
振り返った鈴の目の前に一夏と弾を除く一年の専用機持ちがいた。
「マ、マドカ?どうしてここに?」
「それはこっちの台詞だよ、鈴。どうしてIS学園に?」
「転校生として来たのよ」
「転校生…?あっ、確か明日編入予定の中国の代表候補生って、鈴だったの!?」
「ええ、というか何でマドカが知ってるの?」
「ああ、私今IS学園の生徒会に所属してるんだ。だからそれで」
「あ、そういえばさ…」
急に鈴の周りの空気の温度が急激にが下がる。それに気付いたマドカが
「どうしたの?」
と聞くと。素晴らしいほどのイイ笑顔を浮かべながら
「イチカハドコニイルノカナ?」
と聞く。その一言で大体察したマドカは
「鈴、とりあえずそれは明日にしよう。兄さんは今日生徒会の仕事があるからね」
「ウンワカッタ。アシタ、ヨウシャナクヤッテイインダネ?」
「うん。兄さんも大体察してくれるだろうからさ、今は少し落ち着きな?」
「ウン。それでマドカ達は何処に行くの?」
「ん?ああ、今から弾のクラス代表就任パーティーがあって、それに行くところ」
「え?クラス代表?なにそれ?」
「まあ読んで字の如くだよ」
「なるほどね。あ、そうだ」
納得していた鈴は、思い出したように胸ポケットから一枚の紙を取り出した。
「どうしたの?」
「これって何処にあるの」
そして数分後…
「マドカ、ありがとね」
「ううん。どうってこと無いよ」
「皆もありがとね」
「いいや、礼には及ばん」
「私も構いませんわ」
「同じく…」
その後彼女たちは部屋へ向かうなり、パーティへと向かうのだった。
翌日
Side 一夏
「織斑くん、おはよー。ねえ、転校生の噂聞いた?」
朝。席に着くなりクラスメイトに話しかけられた。
「ああ、そういや生徒会の会議でも言ってたな。確か中国からだったな…」
「名前とかそういうのって分かる?」
「いいや。分かってるのは中国代表候補性ってことぐらいかな?」
その時、弾が教室に入ってくる。
「うーっす。おはよう」
「おう」
「おはよー」
「どうしたんだ?」
「今日、二組に中国の代表候補生が編入してくるって話あっただろ?それについて話してた」
「あー、あれか。嫌な予感しかしないがな」
「俺も同じく。恐らくはアイツが来るかな…」
「一夏、覚悟はできてるか?」
「まあ、一応」
「え。織斑くん何かしたの?」
「したというか、なんというか…」
「コイツ、二年間ほど行方不明になってたんだよ。で、その関係で…な……」
最後まで言おうとした弾の顔が固まる。どうしたんだ?
「そうそう。ということでイチカ、コッチムイテ?」
「ん?おう?」
声の聞こえた方を向くと、そこには拳を振り上げイイ笑顔をした鈴がいて…
バキッ!
「ぐはっ」ゴンッ
ドサッ…
「やっぱり鈴か…」
「そーよ。久しぶりね、弾」
「でも、いくらなんでもいきなり殴るのはどうかと思うぜ?」
「いいのよ。マドカの許可は取ってるから」
「ウ…グ…マドカ…後で…覚えてろよ…」バタッ…
Side out
「あ、落ちた」
「とりあえず椅子に座らせておけばいいんじゃないの?」
「それでいいのか?」
「いいんじゃない?」
「いいのか」
「いいのよ」
そして弾は気絶してる一夏を椅子に座らせる。その時、鈴が思い出した様に言う
「あ、そーいえば弾。アンタクラス代表なんだって?」
「ん?ああそうだけど?」
「なら、敵同士ってことね」
「はい?」
「あー、そういえば言ってなかったわね。アタシ、二組のクラス代表になったから」
「……マジで?」
「マジで」
「まさか、脅迫したんじゃ…」
「違うわよ。寧ろ『替わってくれ』って頼まれたわけ」
「はあ…勘弁してくれ…」
「諦めなさい。っと、そろそろ時間ね。じゃあまた昼休み」
「おう」
こうしてクラス対抗戦まで一気に飛ぶ
全員「(゚Д゚)ハァ?」
スパロボラジオIS・Z?第四回?
番「スパロボラジオ…」
一「IS・Z!」
番・一「第四回…(!)」
一「ちょっと作者どうした?何があった。そんなに落ち込んでさ?」
番「ハーメルンのアカウントがロックされた…」
一「!?それ…結構キツイな…」
番「今のところpixivとTINAMIの方は問題ないが…どうなるかわからん」
一「まあ、どんまいとしか言えないな」
番「そんなにクヨクヨしても仕方ないのは分かってるんだけどな…」
一「明るく行こうぜ?」
番「そ、そうだな!」
一「そーいえば最近良いことがあったんだって?」
番「あー、GFTに行ったことか」
一「それで、どうだった?」
番「高い…」
一「高い?何が?」
番「フェネクス一体2500円ってどんだけ高いんだよ!」
一「マジで?」
番「マジで」
一「もう少し話を聞きたいけどもう時間か。それじゃ皆さん」
番「次回まで」
番・一「さよ?なら?」
スパロボラジオIS・Zー終ー
?次回予告(ボトムズ風)?
ついに始まるクラス対抗戦
弾と鈴の戦いに割って入る次元の彼方からの敵
仕組まれた歯車が今動き出す!
次回『次元獣』
いや、もう既に動き出しているのかもしれない
※おまけ
一夏戦闘時特殊台詞集?破界篇?
戦闘開始時(一夏→敵)
第一話限定
「来たな!ラボはやらせねぇ!」
共通
機械獣
「機械だろうが容赦はしない!」
Sサイズ
「すばしっこいが…当てられるか?」
軍人系
「全く、軍人が相手とは…」
AT系
「一発でも当てれば!」
MS系
「モビルスーツが相手だって、やってやる!」
KMF系
「騎士なら騎士道か、なら俺は武士道で行く!」
2Lサイズ以上
「獲物がデカければデカイほど当てやすいから、小さいのに比べて楽なんだよね…」
「デカけりゃ良いってもんじゃないぜ!」
宇宙人系
「宇宙人はとっとと宇宙に帰りな!」
ガンメン系
「この胴なし野郎め!」
ガンダム系
「ガンダムか…アニメでよく見てたけど実物を相手にするとは…」
ゼクス
「ライトニングカウント…油断はできないな…」
グラハム
「ユニオン軍のトップエースか!」
パトリック
「あの…どちら様で?」
セルゲイ
「この動き…あの人革連の荒熊か!」
ピーリス
※ニュータイプ能力開放後
「この感じ…アムロさんやカミーユさんとは明らかに違う…」
サーシェス
「お前がロックオンの言う敵か!」
「お前のような戦争に快楽を見出す奴は死んじまえ!」
太陽炉搭載機
※ブラスタダッシュ搭乗後
「同じGNドライヴ搭載機…だからこそ負けられない!」
あしゅら
「男か女かはっきりしやがれ!」
女性
「女性だろうが容赦はしない!」
「悪いが千冬姉基準で相手させてもらうぜ。痛い目あっても知らないからな!」
次元獣
「稼がせてもらうぜ、次元獣」
「少しでも多く倒して稼ぎにさせてもらう!」
人外
「化物退治だ!」
「こちとら人外レベルの姉を知ってるんでな。怖くはない!」
テロリスト
「テロリスト…お前たちのようなやつを許す訳にはいかない!」
「人の命をなんだと思ってるんだお前たちは!」
国連軍
「人間同士で戦争やってる場合じゃないだろ!」
「戦う相手は俺達じゃないはずだ!何やってんだあんたらは!」
インペリウム
「この世界を…やらせるもんか!」
大ボス
「コイツがボス…油断禁物だな」
白系
「人のパーソナルカラーと被せんな!」
シュバル
共通
「同じ武士同士正々堂々勝負だ!」
「織斑一夏。いざ、参る!」
※撃墜イベント後
「この傷をつけてくれた分、キッチリと仕返しさせてもらうぜ!」
「今度こそ決着をつけようか!」
マルグリット
「武士と騎士どっちが強いか勝負だ!」
アイム
共通
「てめえの嘘は聞き飽きた!その五月蝿い二枚舌、引っこ抜かせてもらうぜ!無論、麻酔無しでな!」
※二戦目以降
「器だのなんだの五月蝿い!俺は俺だ!」
ガイオウ
「ガイオウ、いざ尋常に勝負!」
「千冬姉…俺に力を!」
(敵→一夏)
第一話限定
「研究所の護衛機か」
マルグリット
※撃墜イベント前
「動きが若い。ならその隙を付けば!」
※撃墜イベント後
「この死にぞこないが!」
※ブラスタダッシュ搭乗後
「以前にも増して明らかに動きがいい。なんなんだコイツは!?」
シュバル
※撃墜イベント前
「粋がった若造が、このシュバルが成敗してくれる」
※撃墜イベント後
「死にぞこないめ!今度こそ終止符を打ってやる」
※ブラスタダッシュ搭乗後
「多少動きが良くなった所で我が敵ではない!」
アイム
共通
「貴方の秘めたる力はやがて全ての次元をも破壊してしまうでしょう」
※ニュータイプ・SEED覚醒前
「器として目覚める前に貴方を討ち楽にさてあげましょう」
※ニュータイプ・SEED覚醒後
「器として覚醒し始めてしまいましたか。なら、完全に覚醒する前に倒して差し上げます」
シオニー
※撃墜イベント後のみ
「シュバルの後始末は私に任せてもらおう」
ガイオウ
「お前は…そうか、そうかお前がアイツか。いや、アイツの欠片か」
「別れたアイツの欠片に会うとはな。消えたと思ったらそういうことか。フハハハハハハハハハハ!」
※ブラスタダッシュ搭乗後
グラハム
「ガンダムと同じ光…ならば君もガンダムか!」
ダリル
「ガンダムと同じ動力を積んでいるのか!」
セルゲイ
「ガンダムと同じ動力だと…!?」
ピーリス
「あの光。お前もガンダムか!」
パトリック
「お前もガンダムってことでいいんだよな?」
サーシェス
「ハハハハ!てめえもあいつらとご同類か!」
アレハンドロ
「ガンダムと同じ動力…一体誰が?」
国連兵
「まさか、コイツもガンダムなのか?」
撃墜時
共通
「千冬姉…ごめん…」
「チーフ…すいません」
※撃墜イベント
「…く…そっ……!」
※撃墜イベント後
「俺は…また…クソッ、くっそおおおおおおおお!」
今後増えるかも…
説明 | ||
『実習とか転入生とか』 ※おまけ付き |
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総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
2708 | 2640 | 3 |
コメント | ||
ノーマルタイプと一緒に5体ずつ出そうかなと考えています(番犬屋) おひさー。流れから見るに次回はとうとうアレがやってくるんですね?あれは再世編にでてくるタイプかな?(掃け男) その辺は…♯♯♯このコメントはデストローイされました♯♯♯(番犬屋) ガイオウやアイムのセリフで軽く一夏の存在について見えてきましたね^^ これは福音事件後の再生篇で次元将として完全覚醒するってことでいいのかな?(ジン) |
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