恋姫 華陀紀行101 |
酒を勧められたのは・・・記憶にあるが、酒を飲んだ記憶はない。
酒を飲むなと、昔に祭から注意されてからというもの一切飲まずに、下戸で通してきた。
今回は、泊めてもらうかわりに、夕食は食べてしまっていたので、酒のツマミを準備した。
一泊は一泊だ。
確かこの人は、「これこそが酒のツマミ!むしろ主食と言うもの!」というくらい好きだったはず・・・。
と言うことでメンマ作りに挑戦しております。
ダシスープと塩砂糖で味付けし・・・出来上がりです。
醤油があれば、更によかったんですが、無いものねだりしても仕方ありません。
ひとつ食べてみました。
シャキシャキ感は多少はありますが、味が薄いです・・・現時点ではこのようなものでしょう。
しかし、ここでは食べたことがないはず!
先ほどから、趙雲が、こちらが何をするのかと、興味深く観察してくるのです。
目の前で味見をしたのだから、食べ物としての信用性は高いでしょう。
「出来ましたので、どうぞ」
「何ですかなそれは?」
やはり、知らないようです。
「メンマと言って珍しい料理です。酒に合うそうですよ」
「麺麻?ですか・・・」
少し怪しみながらも食べ始めます。
泣いて喜ぶとよい!大好きなんでしょ?
知らなかったのを教えてしまったのは俺なのでは・・・。
一度食べたら止められない、止められない、の状態に陥ってしまいました。
「もっと作ってくだされ!材料の有る限り!」
かなり掴みは、好調のようです。
「すまないが、それで最後だ」
「なんですと!?・・・仕方ありませぬな。では、晩酌に付き合うくらいはよろしかろう?」
俺がお酒を注げってことね。
それくらいならやりますよー。
じゃんじゃん飲んで、食って早く眠らせる!
この作戦しかないな!
「華陀殿も如何か?私自ら晩酌にいたしますぞ」
「だから俺は飲めないと言っているでしょう?」
「では、そちらにある小さな竹筒の物を飲むとよいでしょう。水ですからな」
そう言って注がれた物は、確かに水のように見えた。
しかし、趙雲がかなりの量を飲んでいるため匂いがくることもない。
気持ち舌で軽く味わってみたが、水のようだった。
「水があるのであれば、先に教えてくれてもよかったのでわ?」
「その水は高かったのですが、私の口には合いませぬ。捨てるもどうかと持っていた次第」
確かに、普通の水にしては、かなり飲みやすいのは間違いないだろう。
何故かどんどん飲みたくなるような、感じがしてくる。
身体がポカポカでいい感じだ・・・。
気付いたら、朝日が山から顔を覗かせているところだった。
昨日は、結局何が起きたのだろう・・・。
途中からの記憶がない・・・。
しかし俺は、俺に対しての敵意については敏感に無意識ですら反応するレベルなので、身体の状態から言ってもなにもないはず・・・。
逆に清々しいくらいかな。
周囲を確認すると趙雲が寝ているのを発見。
更によく見てみると、衣服が色々と・・・全裸に近い形で寝ているようです。
かなり寝相が悪いらしいですね・・・よくも、こんな見知らぬ男を泊めたものだと呆れるくらいですよ。
一応手には槍を持って?はいるので警戒はしていたのかな?
布団をかけ直してやり、先ずはここの片付けですかね。
一泊分に含んでおきますよ。
ついでに朝食でも作りますか。
不眠症おぉ〜いぇえ〜
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 趙雲 | ||
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