恋姫 華陀紀行108
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 恐る恐る星に近付くと、手の触れる距離にて、一気に手を掴まれて布団の中へと引き込まれました。

 

 

 体勢をどさくさに紛れて崩れたと見せかけて、星に抱きつきます。

 

 

 ぬっ!これは!

 

 

 そこまで、触っていいんですか!?

 

 

 いつもは、俺におねだりするときしか、身体を密着させて来ないというのに!

 

 

 そのせいで、いつか、きっとと思い、言うことを聞いてきた!

 

 

 確かにもうすぐ目的地ですし、今日で全てのポイント還元ってやつですね!

 

 

 ポイント貯めててよかったわ〜。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 何故俺は、現在簀巻きになっているんでしょう?

 

 

 この紐解いてもらえませんか?

 

 

 ちょっと・・・寝たふりやめてくださいよ・・・。

 

 

 起きてるんですよね?

 

 

 ・・・次の課題は縄抜け技術を得よう・・・。

 

 

 相手を捕縛するやり方はあそこで知ってるけど、自分が抜ける方は練習出来なかったからなぁ。

 

 

 抜けれるようになったら覚悟することだ!

 

 

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 関節を自分で外すのが、とても痛いです・・・。

 

 

 痛み押さえるツボ押せないし・・・。

 

 

 そして、片腕を自由にすることが出来るようになった頃・・・周りが少し明るくなってきて気付きました。

 

 

 気でこんな縄は、切ってしまえばいいではないかと・・・。

 

 

 長かった・・・ここまでが非常に長かった・・・。

 

 

 忍者に憧れて、関節はずして縄抜け!という思考に囚われてしまったようです。

 

 

 無駄な時間を過ごしてしまった・・・。

 

 

 それよりも星です!

 

 

 今のうちに鍼を刺してやる!

 

 

 昨日の続きはそれからだ!

 

 

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「む・・・おや?白夜、どうかされましたかな?」

 

 

 クックック、身体の自由が一刻はきくまい!

 

 

「ええ、昨日のことなのですが、何者かに不覚にも簀巻きにされてしまったので、返礼せねばと考えているのです」

 

 

 昨日のことで、もうこっちはオッケーと捉えましたよ!

 

 

 ポイントは貯めるものじゃない!使うものだ!

 

 

「何者かは分かりませぬが、相当な手練れなのでしょう」

 

 

 冷や汗ですか?顔が少々優れないようですが。

 

 

「ええ、かなりの手練れでした。今は捕らえてあります」

 

 

「私にも見せていただきたいのですが?」

 

 

 勿論ですとも!

 

 

 見るだけてはなく、体感させてあげましょう!

 

 

「是非、見ていってください。これからやること(返礼)を・・・」

 

 

「白夜の目が血走っておられますぞ・・・一度冷静になりませぬか?」

 

 

 先ずは手を合わせてっと、いただきま・・・。

 

 

 むっ!?

 

 

 何者かがこの部屋に近付いてくる・・・。

 

 

 ・・・。

 

 

「おい、起きてるか!」

 

 

 ・・・。

 

 

 おい、店主・・・なんでここで来るの?

 

 

「起きてますが、それがなにか?」

 

 

「起きてるなら仕込み手伝ってもらうぞ!」

 

 

「えっ!?」

 

 

 そんな話聞いてないのですが?

 

 

 そう言えば、星が宿泊の交渉をしていましたね・・・。

 

 

「そっちの娘は身重なんだろ?旦那がしっかりしてやらんとな!ではいくぞ!」

 

 

 おぃぃいいい!!!

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
実は本当だったりして。酒飲んで記憶がとんだ時があったはずだし。(陸奥守)
星のヤツ、毎回毎回……面倒な事をしてくれるよ。(劉邦柾棟)
タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀  

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