恋姫 華陀紀行117 |
いままさに、御輿に乗せられて運ばれています。
余計な体力を使わないためです。
流石に後一人くらいであればいけるでしょう・・・進行度合い次第ですが・・・。
実際は、ここの袁逢と言う人が疫病に感染してしまったようです。
てっきり、張勲が来たので袁術のことかと思ったのですが違ったようですね。
・・・・・・・・・。
かなりひどい状況です。
どうも、ただの風邪と自己判断をして、政務をしていたようです・・・。
「すまないが・・・先に娘を見てもらえるか?・・・よく、見舞いに来てくれたのでな・・・うつっているやもしれん」
自分よりも娘が大事ですか・・・。
「はっきりいって、今はあんたのことだろう、治療する!」
限界までいけばなんとかなります。
・・・明日の事は、考えないように・・・。
早速治療すべく、鍼を持ちましたが、止められました。
患者である袁逢によって・・・。
「頼む!先に娘を見てくれ!」
「今で治るか治らないかの瀬戸際なんだ!大人しくしてろ!」
起き上がれないように、鍼のみで動きを制限します。
それから、気を引き締めて集中しようとしましたが、近くにいた兵によって移動させられてしまいました・・・。
ちょっと・・・。
こんな時に、変な権力行使ですか・・・。
確かに身体は動かなくとも、声は出せますが・・・。
しかし、もう無駄な体力を使う訳には・・・。
・・・さっさと診察して、元の位置に運んでもらいましょう。
それで納得するならいいです・・・。
「袁術様入ります。お医者様です」
・・・娘って袁術のことでしたか・・・。
「!!!妾は元気なのじゃ!にがいクスリはいらないのじゃ!」
布団の中に隠れているのがそうですね。
「元気なようですし、戻してください」
このままでは、袁術を診ることはできない上に、時間の無駄ですね。
声からして、元気そうですし、すぐにどうこうならないでしょう。
「しっかりとご確認ください」
「あれだけ元気なのです。うつっていても、少しはもつはずです。それよりも先程の患者のもとへ「袁逢様より承っておりますので、それはできません」・・・」
なんか、嫌な感じの人です・・・。
仕方ない・・・。
「では、すぐに布団から出してください」
その声に、布団の外から声をかけるばかりで、布団に触ろうともしません。
張勲は、こんな時にどこにいるんです・・・。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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コメント | ||
有能な存在には死んでもらったほうがこいつらにも都合がいいのか・・・(黄金拍車) 親なら自分の事よりも子供の事を優先する物だからだよ。(劉邦柾棟) |
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 張勲 袁術 | ||
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