恋姫 華陀紀行121
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 斥候からの情報では、中に少なからず連れ去られた者もいるとのこと・・・。

 

 

 あの時は、確かに賊と町人の違いくらい分かるだろう!なんて思いましたが、いざ対面すると分かりにくいですね・・・。

 

 

 女性だけではなく、男性もとなると・・・。

 

 

 取り敢えず、兵力差は五倍はあるので、拠点を囲んで漏れを無くします。

 

 

 昼間なので見逃すことも無いでしょうし、これまでほとんど賊が勝っていたので、この兵力差でも勝てると油断してるに違いありません。

 

 

「まずは、斥候からの情報を確実に得ること。それと囲みからは誰一人逃すな。捕縛を拒否した者は確実に息の根を止めるように。捕縛の時にも、最低三人多くて五人で当たるように徹底、俺が戻るまでしばらくそれで待機。理解したか?」

 

 

「分かりましたが、先生はどうするので?」

 

 

 もちろん、あれしにいくだけです。

 

 

「少し気晴らしに散歩してくる。これだけ厚く囲めば、こちらから出ない限り、普通は出てこないだろう。もし、一気に出てきたら手順通りでいい。見敵必殺だ。後は不用意に深追いしせず、包囲網を崩さないように、それだけでいい」

 

 

 一気に出てくると言うことは、攻撃の意思ありと判断します。

 

 

「いつ頃お戻りになられるのですか?」

 

 

「多分昼過ぎには戻るだろ」

 

 

 さてと、散歩しますかね。

 

 

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 やはり、自分の目で確認しておいてよかったです。

 

 

 斥候からの情報は結構曖昧でしたからね。

 

 

 まあ、それほど大差はありませんが、情報は正確な方がいいです。

 

 

 賊とその他の人の違いが、意外と分かりやすいですね、支給されている装備が違いすぎます。

 

 

 内部反乱をさせないために、してるんでしょうか?

 

 

 時間も二刻ほどしかありませんし、避難させますかね。

 

 

 普通の官軍ならほぼ問答無用なんだろうなぁ・・・。

 

 

 自分が出来るからといって、他人にまでそれを求めてはいけないことをつくづく感じました。

 

 

 それなりに頑丈そうなところに、拐われた人たちを男と女に分けて押し込んでいきます。

 

 

 避難を見られそうな者には、声も出せずに立ったままの状態になってもらいました。

 

 

 これで一通り集まりましたね。

 

 

 内部も把握しましたし、後は外から攻めるだけです。

 

 

 拐われた人達には、誰が来ても、抵抗するように言ってありますし、武器も持たしました。

 

 

 物を扉付近に置いて、誰も入れないようにしたはずなので、そうそうには破られないでしょう。

 

 

 散歩は終わりです。

 

 

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 あの後、弓で攻撃し火矢を放とうとしたんですが、こいつら持ってきて無いそうです・・・。

 

 

 なんの準備をしたのだか・・・。

 

 

 仕方ないので、手頃な木を切り、葉の部分に火をつけて投げ込みました。

 

 

 内部構造については、伝えてあるので、余計なところには攻撃し無いでしょう。

 

 

 それよりも、何で皆俺を見るんです?

 

 

 俺は弓矢が苦手だから、木を投げてるだけですよ?

 

 

 投てきは得意なんです。

 

 

 えっ?距離と重さがおかしい?

 

 

 大丈夫、鍛えたら誰でも・・・多分できますよ。

 

 

 だから、その、化け物を見るような目はどうかと思うんですが・・・。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 

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