恋姫 華陀紀行128
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 うーん。

 

 

 牢に入れられたのは、初めてです。

 

 

 しかし、この時代になぜ錠前があるんでしょう?

 

 

 あるのが普通なのだろうか・・・。

 

 

 ヘアピンがあったら、開ける練習でもするんですが、鍼ではどうしようも・・・。

 

 

 ・・・。

 

 

 鍼はいくつかありますし、やってみましょう。

 

 

 この!それ!ここだ!

 

 

「ちょい、話聞いても構わへん?」

 

 

 いま、集中してるんです!

 

 

 もう少しなんです!

 

 

「もう少し待ってくれ!」

 

 

「分かったで〜」

 

 

 よし!これでいける!

 

 

 ふぅ・・・開けることが出来ました。

 

 

 なかなか激しい戦いでした。

 

 

 これで、今後牢に入れられても大丈夫です。

 

 

 朝日が入り込んでいるようですね・・・。

 

 

 清々しい空気でも吸いに行きますか。

 

 

「もうええか?」

 

 

 ん?

 

 

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「いえ、よくないです」

 

 

 俺は何も見なかったに違いありません。

 

 

 あの神速が居るなんて気のせいです。

 

 

 颯爽と立ち去ろうとしたのですが、捕まってしまいました。

 

 

 よくないと言ったのに捕まえるなんて・・・。

 

 

 今の問答に意味はあるんですか?

 

 

「あんたに出られると困るんよね」

 

 

 俺は困らないです。

 

 

 武器を突き付けるのって武人の流行りなんですかね?

 

 

 しかも、背後からなんて・・・。

 

 

 確か、張遼はノリがよかったはず・・・と言うことはこの説明で!

 

 

「いやぁ、そろそろお暇しようかと・・・また日を改めて、後日と言うことで・・・それではまた」

 

 

 そうです、ここには葵が居ないので、いる時に来ればいいんです!

 

 

「牢のなかに戻ってや」

 

 

 ・・・。

 

 

「はい・・・」

 

 

 ノリが悪いですよ・・・。

 

 

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 牢の前には、張遼が陣取っています。

 

 

 牢の鍵は、新たな物が付けられました。

 

 

 どうやら、葵が戻ってくるまで、判断を保留するようです。

 

 

 本来なら極刑らしいですが、こう言うときの知り合いっていいものですね。

 

 

 まあ、武器は牢の中に戻されたあと没収されてしまいましたが・・・。

 

 

 しかし、いつ頃帰ってくるんですかね?

 

 

「ちょっといいか?」

 

 

「なんや?」

 

 

 機嫌悪そうですね・・・まあ、ほとんどここで見張りしてたらそうなりますか。

 

 

 悟りを開けば楽になりますよ?

 

 

「いつまでもここにいたらいいんだ?」

 

 

「・・・話では今日中らしいで。それでやっとここから解放や。あんたはそんなに強そうには見えんのやけど、詠が言うんやからなんかあるんやろ」

 

 

 詠の配置でしたか・・・。

 

 

 一般兵をつければいいものを・・・なんで、武将をつけるんです・・・。

 

 

 葵が早く帰って来ないかな〜。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 張遼 

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