恋姫 華陀紀行130 |
料理の話になり、どれほどの腕になったのか見せてもらうべく、厨房に案内されたんです。
まあ、少し遅めの昼食ですね。
牢からは出してもらえましたが、警戒はされてるみたいですね。
まあ、いくら肉親とはいえ、完全に信用できないのがこの世界ですから、無理ないかもしれません。
立派な厨房でして、この大陸の調味料が全て揃っているのでは?というくらいに充実していました。
何やら、たまにみんなへと料理を振る舞っているのだとか。
英気を養うには旨いものを食べた方が良いに決まっているんだそうです。
その考えには、かなり同意します。
早速料理を作ってもらうことになったのですが、両脇を呂布と張遼に座られています。
陳宮は呂布の隣ですね。
そして、目の前には詠です。
これが俗に言う、両手と目先に花というやつでしょうか?
董卓は、詠の隣に座りチラチラとこちらを窺っています。
誤解とはいえ、ちょっと視線を合わせようとすると、避けられる上に、詠から睨まれますので、顔を董卓に向けることが出来ません。
それにしても、料理を作るときの葵は、母上を彷彿と思い出させますね。
誰も手伝っていないので、一人で効率よく、しかも高速で動いています。
料理がどんどん出来ていき、テーブルの上へと並んでいきました。
呂布の目が輝いて見えます。
あなた、ここに来るまでに食べてきてませんか?移動中に肉まんの臭いがしたんですが・・・。
・・・まあ、ただの間食だったのでしょう。
「先に食べてもらっても構わんぞ」
葵の一言で、みんな動き始めました。
まずは、私も英気を養わねば!贅沢な飯は久し振りです!
食事は戦争だったんですね・・・はじめて知りました。
やらなければやられる世界です。
「ちょっ!」
「早い者勝ちなのですぞ!」
仕方ない、ではこちらを・・・。
あれ・・・消えてる・・・。
横を見ると、頬を膨らませたリスがいます。
リスが食べてる姿は可愛いですね〜、触りたくなるという欲求は仕方ないですよね〜。
呂布の頬をつついてみると、頬の中身はすぐになくなりました。
早いですね、すぐに食べたら消化に悪いですよ?
「恋どのに気安く触るななのです!」
何処かから蹴りが飛んできましたが、無意識で勢いを利用し、元の場所へと返します。
そうでした!葵の料理を堪能する時間でした!
本来の目的を思い出し、料理に手をつけます。
いやはや、料理の腕は素晴らしいですね。作っているときに聞いたのですが、最初は賊に復讐するべく、自分を鍛えつつ、移動しているところを官軍に保護?されたようですね。
筋がいいということで、そのままそこで賊退治に明け暮れていたと・・・。
賊と聞いてはすぐに飛び出してしまうので、困っていると詠が漏らしています。
一応、仇である賊の本体は壊滅してあることを伝えました。
これが、いけなかったのかも、しれません・・・。
食事後に、何故か調練場に来ています。
食後の運動かな?と思い、理由も聞かずに一緒に移動したわけですが、何故か葵と手合わせすることになりました。
「兄上の今の実力を見せてもらう!」
俺は医者なんですけど・・・。
説明したよね?食事の場で?なんで手合わせになったの?
「さっきも言ったが、俺は医者だぞ?武人ではないんだが?」
「仇は討ったと言ったではないですか!」
いや、だから、協力者がいたからだと・・・。
「諦めた方がええで、言い出したら止まらんさかい。それに、陳宮の蹴りを避けるでもなく、元の場所へと返したのはみとったで〜。華雄が終わったら、うちの番やから簡単にやられんといてや?」
俺の医者という説明は、理解してもらえなかったようです・・・。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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コメント | ||
いけなかったのかもせれません。 → いけなかったのかもしれません。(shu) | ||
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