恋姫 華陀紀行139 |
どうやら、周泰も今から隠密行動に移るようです。
軍師も気にはなりますが、これからどこを、周泰が見に行くかの方が気になります。
レッツ、ストーキング!
・・・・・・・・・。
ここは・・・。
俺たちの天幕の方ですね・・・。
周泰・・・こっちの部隊を調べても何も分かりませんよ?調べるだけ無駄なんですよ?兵の練度もそちらが上なのは間違いないですし、連携なんか言わずもがなです。
この天幕の中の人に興味があるんですね?この天幕小さいとは言え三人用なのに、中にいるのは一人だけなんです。
贅沢ですよね〜。
そんな中に入っていくんですか?中の人男ですよ?男は夜、狼に変身するそうですよ?危険だからやめといた方がいいと思うけどなぁ・・・。
「(居ないです。一体どこに?)」
後ろにいるんですけど・・・。
ここ・・・。
俺の天幕なんですけど・・・。
完全に周泰が天幕内に入ったことで、出入り口から声を掛けます。
「何か御用かな?」
いきなりふって湧いた気配に、一瞬慌てつつも、こちらを確認し、背中の剣に手を持っていきました。
「何者です」
いや・・・何者以前にここ俺の天幕なんですけど・・・その辺り分かってるのか?
「何者と言われても、この天幕を使用している者としか答えられないが・・・逆に聞きたいね。勝手に入って来たそちらは誰かな?」
周泰が焦っているのが分かります。
どうやって、この場を回避しようか迷っているんでしょう。
その迷いを突かせてもらいます!
素早くツボを押して、行動不能にしていきます。
不意打ちはお手のものです。
意識を、少しでも俺から外したのが間違いでしたね。
さて、口許を覆って尋問開始のお時間です。
こちらは頭巾と覆面で声しかわからないはず。
後ろから抱き付く形にはなりますが、これは仕方ないね、口をおさえないとだし。
「大きな声を出したらどうなるか分かるな?分かったら首を縦に、分からなければ首を横に振れ」
首を縦に振ってきました、理解してくれたようで何よりです。
董卓で経験してますから、まずは無力化が基本です。
過去の反省を生かすと言うのはいいものです・・・でも、これって客観的に見るとアウトなのでは・・・。
「まあ、お話をしようじゃないか。別段命をどうこうしたい訳じゃない」
そう言って、そっと周泰の口許から手を外して、座らせるとその対面に腰かけます。
周泰は少しの間悶えていましたが、観念してくれたようです。
恐らく関節をはずされたとでも思ったのでしょうが、違ったために諦めたと言うところでしょうか。
「最初の質問に戻りますが、周泰さんはなに用でこの天幕に来たのです?」
「貴方を確認するためです」
どれくらいまでなら突っ込んで聞いていいのか・・・当たり障りの無いところ・・・。
「一応仮ではありますが、同じ部隊ですよ?昼間ではいけなかったのですか?」
「それは・・・」
これで言いにくいのですか・・・では。
「ここに行くように言われたのは孫策殿の指示ですか?」
「私の独断です!」
ん〜自分たちの集めた情報は漏らさずに、責任は自分だけで取ると・・・。
まあ、知られてもあまり構わないことならいいでしょう。
調べようと思えば、俺が調べればいいわけですし・・・。
なんか、働きすぎな気がしてきた・・・。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 周泰 | ||
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