恋姫 華陀紀行145 |
どうやら、熱かったのは気のせいではなく、本当に焼けているようでした。
僅かではありますが、煙が漂い始めています。
一応布で口許を覆い、誰かが来るのを待っていると、黄巾党のやつらが来ました。
走って逃げているようですが、ここの通路は一本道に見えて通行止めのため、通り際に身体の自由を奪います。
まずは、外の状況が知りたいですからね。
・・・。
意外と攻めてくるのが早かったですね・・・。
早々に取りに来たのは、間違いでは無かったようですね。
この書については、あの三姉妹に、この砦にて燃やすと言って、違う書を箱の中に入れ直したので、もし誰かに聞かれても恐らくは燃えたと言うでしょう。
後はここに来るものをある程度あしらい、砦を出るだけですね。
結構な強さの気配が近付いています。
それに追いたてられるようにして、恐らくは黄巾党の連中がこちらへと向かってきています。
ここは通行止めなんです。
回れ右でお願いしますよ。
あぁ・・・あんなに沢山連れてきて・・・仕方ないサクサク殺りましょう。
・・・・・・・・・。
「誰!?僕の獲物をとったのは!」
考えもなく追いかけてきたんですね・・・敵陣に深く入りすぎですよ・・・しかも単独で・・・。
まあ、説得しますかね。
「獲物は早い者勝ちなんだよ。ここにはもう黄巾党はいないから他を探した方がいい」
「目の前にいるじゃないか!」
なぜ俺が獲物になるんだ・・・。
「俺は黄巾党じゃない。ほら黒の頭巾だろ?黄巾党は黄色だ。今度から間違えないようにな?」
全く、他の諸侯と連携してないんですかね?自軍以外居ないと思い込みすぎです。
「ほんとだ!ごめんよ、にいちゃん。違うところいってくる!」
簡単に分かってくれました・・・ちょっと拍子抜けではありますが、余計な労力を使わないでよかったと思いましょう。
「行ってらっしゃ〜い」
爆走ですね。
さすが許緒です。
煙が酷いので、そろそらここから脱出します。
簡易な袁術軍仕様の軍服に着替えてっと。
後は潜り込んできた人らを見つつこっそりと移動です。
黄巾党のまとめやくしていたのは波才と言うんですか・・・首だけになったそれを持って、孫策が名乗りを上げていますね。
頑張って名声を上げるんですよ!・・・客将の間に上げた名声って一応上にいくのでは・・・そうなると、少なからず美羽たちの名声も上がると・・・。
余計なことは考えないようにしましょう。
あっ!明命発見!なかなかの高速移動ですね・・・装飾品を着けていないのが残念ですが・・・。
あそこで無双ゲームやってるのは夏候惇ですね。
と言うか、明らかに大剣の範囲外の人も斬ってませんか?
衝撃波とかそんな感じですかね・・・気弾があるくらいだから、それくらいは出来るか・・・。
さて、見るもの見たし帰りますかね。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 | ||
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