恋姫 華陀紀行146 |
美羽軍・・・袁術軍ですが、砦の周囲で討ち漏らしが無いように、ある場所に布陣していました。
そのある場所とは、曹操軍の隣です・・・しかも、曹操の本体から大分距離を空けています。
それを、曹操軍がカバーしているようにしか見えません。
その代わりに兵の厚みはあるんですが・・・曹操軍とは反対側が、知らない諸侯なためか囲みが薄いです。
これって、漏れたらこの部隊と隣の諸侯の責任になるわけで・・・。
・・・部隊長とお話しが必要なようです。
・・・・・・・・・。
なんとか、包囲の厚みを広げることが出来ました。
部隊長が、「敵がまとまって向かってきたらどうすれば!」とか、「一列に対して数名と言うのは不安が・・・」とか色々言ってきましたが、「調練が足りないようだ」と、言うと大人しく言うことを聞きました。
戻ったらスパルタコースに変更が必要なようです。
大体一列に十数人も配置するのは、明らかに余剰戦力以外の何物でもありません。
こちらにくるのは、残党程度で、まとまって向かってはこないのですから・・・。
それ以前にこちら方面に、砦への出入り口無いですから・・・。
一日と経たずして戦は終わりました。
どうやら、天和たちを討ったのは曹操軍らしいです。
張角たちは、部屋に閉じ籠り自ら火を放ったため、遺体が分からないとか・・・。
おかしいですね・・・あの通路は出口に繋がっておらずに戻ってきたんでしょうか?
半刻は待っていたはずなのですが、戻る気配は無かったですし、一度通路の外に出たと思ったのですが、気のせいでしょうか?
外ではないせいで、気配察知の範囲を砦内と通路内に比重をおいたせいで分からないですね。
まあ、討たれたものは仕方ないです。
これで、太平要術の書のことを知るものは俺だけになりました。
星については、まあ、良いでしょう。
どうせ手に取ったところで、その書の在りかしか分からないのでは、全く意味ありませんし、今度会う機会があれば、処分した旨を伝えればいいです。
・・・。
急に体制が変更したことを曹操軍に嗅ぎ付けられたようです。
こんな軟弱な精神の軍を調べるより、他のとこを調べた方が絶対お得ですよ!
しかも、それなりの手練れの者を送ってくるなんて・・・。
しかし、気の修得をきちんとして無いと、間者だと諸分かりですよ?
俺は隠れるのは得意なんです。
首級を上げたことでハイテンションな孫策が数日前には居たんですが、今は少し不機嫌そうです。
酒でも足りないのだろうかと、物資として僅かではありまさが、多目に持っていかせてるのですが、何が不満なんでしょう?
首級も上げたし、それにより、他の諸侯への認識も多少なりとも変わったはずです。
兵の消耗も予定より遥かに少ないし、物資・・・食糧については、政務を頑張った甲斐があり、余裕もあります。
・・・やはり、周瑜のことですかね・・・。
完全に治せなかったですから、あの段階では多少まともに身体を動かせるレベルに持っていくだけて精一杯でしたし・・・。
きっと戦が終わって、緊張感が取れて、周瑜の病状のことを考えているに違いありません。
この太平要術の書が、まともに見れていたらと思うと無念です。
周瑜を救済して、そこから独自ルート突入!と張り切っていた時期もありました・・・。
まあいいです。
過ぎたことは仕方ありません。
処分する前に流琉のデータでも見ておきましょう。
この先病魔におかされるかもしれませんし、知っておいても問題ないでしょう。
見たら薪がわりにくべておきしよう。
いつまでも、持っていても仕方ないですし。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 | ||
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