ちっぽけ
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何度目だろう

こうして下を向いてうつむいているのは

 

いじめ、失敗、勇気

すべてを恐れ、逃げている

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逃げて逃げて逃げて、そしてただ泣いている

そんなちっぽけで弱い自分

そんな自分が嫌で余計に悲しくなって

また泣いている

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窓の外を見ると

月が、星が輝いて僕を見ている

 

ただ黙って見ている

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こんな姿は誰にも見られたくない

だから僕は逃げた

月や星にさえも身をそむけた

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ある日、僕は理科の授業で習った

月が常に見えるということを

星が常に自分の上に輝いているということを

 

僕は知った

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僕はなんてちっぽけなんだろう

 

見たくないものを見て、伝えたいに伝わらなくて

そんな存在があることも気づかずに

 

でも僕には……

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僕は今日大きなことを言った

「やめてください」

 

「僕は僕のちっぽけな存在を消したい」

説明
勇気が出たらいいなと考えて、書きました。
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