英雄伝説〜光と闇の軌跡〜 727
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〜湖水浴場〜

 

「は〜い♪どうかしら、私の水着。」

漆黒のマイクロビキニを着たカーリアンはウインクをし

「クク、我の美しき肌、とくと見るがいい。」

蒼のマイクロビキニを着たハイシェラは口元に笑みを浮かべ

「あら、もう既にこんなに揃っていたのね。」

上下に白のビキニを着て、さらに腰には白のパレオを身につけたルファディエルはロイド達に微笑み

「にしても人間も面倒な事を考えるねぇ。水で遊ぶのにわざわざ着替えるものを作るなんてさ。」

漆黒のビキニを着たエルンストは口元に笑みを浮かべて言った。

「うっ…………」

「な、なんというか……目のやり場に困るな……」

カーリアンとハイシェラの大胆な水着を見たロイドは一歩下がり、リィンは苦笑し

「おおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!”戦妃”のお姉さんとハイシェラお姉さんも凄いけど、念願のルファディエル姐さんの水着!く〜!支援課にいてて本当によかったぜ!!」

「全くだな。」

ランディは興奮した後嬉しそうな表情で言い、ヴァイスは静かな笑みを浮かべて頷き

「へえ……天使って固いイメージがあったけどわりと大胆だね。」

(……少なくともニルはそのイメージを完全に破壊するがな……)

ワジは興味深そうな表情をし、セリカは心の中で苦笑していた。

「ありがと♪」

ロイド達の反応を見たカーリアンはウインクをし

「……まあ二人とも普段着ている服装とあまり変わらんから、今更な気もするがな……」

「この馬鹿者が。記憶が戻ってもやはりお主はお主だの。」

静かな表情で言ったセリカの言葉を聞いたハイシェラは呆れた表情で溜息を吐いた。

「どうかしら、ロイド?」

一方ルファディエルはロイドに微笑み

「………………………凄く……似合っているよ……………ビーチが貸し切りで本当によかったよ……もし他の客がいたら、みんな絶対にルファ姉をナンパするだろうし。」

微笑まれたロイドは呆けた後笑顔で答えた、苦笑しながら言った。

「あら……嬉しい事を言ってくれるじゃない。これはご褒美よ♪」

「うぷっ!?」

するとその時ルファディエルはロイドに近づいて、自分の豊満な胸の谷間にロイドの顔を両手で押し付けて頭を撫で

「おいおいおい……!?」

「ヒュウ♪」

「ほう……………」

それを見たランディはロイドを睨み、ワジは口笛を吹き、ヴァイスは興味深そうな表情をし

「ええっ!?」

「……………」

「くかかかかっ!久しぶりに出たな♪」

「……久しぶりだと?という事は以前からあったという事か……」

「あっはははははっ!本当にその男に対しては甘いねぇ!」

エリィは驚き、ティオはジト目でロイドを見つめ、陽気に笑いながら言ったギレゼルの言葉を聞いたラグタスは驚いた後ロイドを見つめ、エルンストは陽気に笑い、また周囲の人物達も驚いていた。

「ぷはっ!だからルファ姉!いい加減、子供扱いは止めてくれよ!それもみんなの前で。」

そしてルファディエルの胸の谷間から顔を上げてルファディエルから離れたロイドは疲れた表情でルファディエルを見つめたが

「フフ、でも男の子として役得だったでしょう?」

「ガッハハハハハッ!よかったじゃねえか!普通なら中々体験できねぇぜ?」

「うっ………!」

ルファディエルとギュランドロスの言葉を聞いて唸った。

 

(…………………やっぱりルファディエルさんが一番要注意人物ね。)

(おのれロイド……!男なら誰もが夢を見るシチュエーションを体験しやがって!この弟王が!!)

エリィはジト目でルファディエルを見つめ、ランディは悔しそうな表情でロイドを睨んだ。

「あれ……天使と言えば、もう一人の天使はどうしたんだい?」

するとその時、ある事に気付いたワジはルファディエルを見つめて尋ね

「ああ、メヒーシャ?―――いつまで隠れているつもり、メヒーシャ。いい加減に姿を現しなさい。」

尋ねられたルファディエルは目を丸くした後、自分達が来た方向の壁を見つめて言った。すると

「ううっ…………この水着、肌を露出しすぎじゃありませんか、ルファディエル様!」

蒼と白のビキニを着たメヒーシャが恥ずかしそうな表情で壁から姿を現してロイド達に近づいてきた。

「へえ……これは予想外なチョイスだね。」

「ああ…………性格的な事を考えたら、肌をできるだけ見せない水着を選ぶと思ったのに。」

水着姿のメヒーシャを見たワジは興味深そうな表情をし、リィンは意外そうな表情をし

「何言ってるの。せっかくの機会なんだから、貴女の魅力的な所をみんなに見てもらった方がいいでしょう?」

ルファディエルは微笑みながらメヒーシャを見つめて言った。

「おおっ!!やっぱり俺が睨んだ通りだった!」

「ああ。しっかりと出るトコは出ているな。」

「くかかかかっ!中々いい身体をしているじゃないか、メヒーシャちゃん♪」

一方ランディは興奮し、ヴァイスは静かな笑みを浮かべ、ギレゼルは陽気に笑った後メヒーシャを見つめ

「――――斬る!!」

三人の言葉を聞いたメヒーシャは恥ずかしそうな表情で身体を震わせた後ランディ達を睨んで異空間から斧槍を取り出して構えたが

「メヒーシャ、ストップ!」

エリィが諌め

「……武器を出すのはさすがにやりすぎだ。」

ラグタスが呆れた表情で言い

「ま、まあまあ……みんな普段から鎧を着こんで肌を隠している今のメヒーシャの姿を珍しがっているだけだよ。――――その水着姿、とても似合っているし、肌も凄く綺麗だよ。まさにエリィの守護者としてピッタリだな、メヒーシャって。」

ロイドは苦笑しながら諌めた後笑顔でメヒーシャを見つめて言い

「!!!な、な、な…………………!」

メヒーシャ顔を真っ赤にして口をパクパクさせて斧槍を砂浜に落として固まり

「……ロイド………貴方、ついに人が契約している異種族………それもよりにもよって貴方の恋人の私が契約しているメヒーシャにまで手を出すなんて………」

「くかかかかっ!ついにメヒーシャちゃんの攻略も始めたか、ロイド!!」

エリィはジト目でロイドを見つめ、ギレゼルは陽気に笑い

「……ルファディエル。いい加減、この男の”この性格”は何とかならんのか。」

「……申し訳ございません。私も改善する為に教育はしているのですが、改善する傾向がないどころか、むしろ悪化し続けていて……正直、この子のこの性格は私もお手上げです。」

顔に青筋を立てたラグタスに睨まれたルファディエルは疲れた表情で答え

「フフ………こういう所は主そっくりですね。」

「確かにそうじゃな。」

「…………俺は奴ほど鈍感ではないと思うが………」

「この戯け。お前も人の事は言えんだの。」

微笑みながら言ったリタとレシェンテの言葉を聞いたセリカは苦笑し、ハイシェラは呆れた表情で指摘し

「フフ……こういう所はお父さんと比べたらまだまだですね。」

「確かにそうだね♪」

「……まあ、ロイドさんが父様みたいになったら女性関係がとんでもない事になると思いますが……」

セティとシャマーラは微笑み、エリナは苦笑していた。

「わお!凄い景色だね♪」

「そうね♪これら全てが貸し切りなんて、とってもお得よね♪」

「フフ、それに水着を見せるのがギュランドロス様達だけで本当によかったわ。」

「ううっ………こんなにも肌をさらすことになるなんて……やっぱりもう少し肌を隠す水着を選べばよかったです………」

「口ではそう言ってますが、エルファティシアやルイーネにヴァイスを魅了する為と焚き付けられてその水着を選んだ貴女の意思と矛盾していませんか?」

「アル!!」

するとその時水着姿のパティルナ、エルファティシア、ルイーネ、エルミナ、アルがビーチに姿を現した後ロイド達に近づいた……………

 

 

説明
第727話
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コメント
あはは・・・こういう時は有志の方が現れるのを待つしかないですねw(黄泉)
orz(黄昏☆ハリマエ)
感想ありがとうございます さすらいのハリマエ様 残念ながら絵の才能や知り合いはないので脳内で想像してください(泣) 本郷 刃様&THIS様 こういう時に絵がかけないのが辛い……!(sorano)
↓自分で言っておいてなんだけどやっぱり想像(or妄想)でやるしかないのか・・・・soranoサンどなたか知り合いいませんか?(黄昏☆ハリマエ)
↓ああ・・。本当に惜しいですWWあとギュランロドスさん。ロイドのこういった才能に目をつけてもいいのではないのですか?彼はまさに攻略王ですよ!!ヴァイスか彼のどちらかそう言わしめてもいいかも。(THIS)
↓そこはなんとかイメージするしかないですね・・・まぁこの5人の美女はスタイル抜群だから、ふっ・・・(本郷 刃)
抜群だったというのはわかるけど・・・・絵がほシィよ・・・(黄昏☆ハリマエ)
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