恋姫 華陀紀行157
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 とうとう魔王の城まで辿り着きました。

 

 

 ここまで来るのに何度レベル上げを行ったことか・・・。

 

 

 今の俺たちの、パーティーメンバーと装備ですが・・・。

 

 

 勇者・・・亞莎

 ・武器=両袖

 ・防具=防刃機能付き服一式

 ・アクセサリー=帽子、眼鏡、靴

 

 

 僧侶・・・俺

 ・武器=短剣、鍼、そのへんの石ころ

 ・防具=華陀お手製服一式

 ・アクセサリ=呪いの腕輪(五斗米道製)

 

 

 盾役兼移動役・・・馬二頭

 ・武器=身体

 ・防具=身体

 ・アクセサリ=旅の荷物

 

 

 以上です。

 

 

 ・・・。

 

 

 余りにも心許ないので、最悪の事態を想定しなければなりません。

 

 

 その為の準備をしておきましょう。

 

 

「何をしてるんですか?」

 

 

 亞莎が、こちらが止まったのを見て尋ねてきました。

 

 

「何事にも事前に予測をしておくものです。そのための準備をしています」

 

 

 これでいいかな?

 

 

「流石です!」

 

 

 そんな尊敬の眼で見ないでくれ!これから行うことは、そんな眼で見られることではないんだ・・・。

 

 

 しかし、これは成さねばならぬこと・・・。

 

 

「当然のことですよ・・・(ニヤリ)」

 

 

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「亞莎には、この二つの物を渡しますので、こちらは確実に届けるように」

 

 

 俺は、亞莎に竹簡と布に包まれた物・・・実際の中身は同じ竹簡ですが、他の者の目にふれていいものではありません。

 

 

「これは何ですか?ひとつは竹簡・・・通行証代わりのものと分かるのですが・・・」

 

 

 亞莎の今後に関わることですよ。

 

 

「それをここの中にいる、なな・・・ではなく張勲に渡してもらいたい」

 

 

「えっ!?白夜先生は来ていただけないんですか!?」

 

 

 七乃に見つかってはまずいんですよ!

 

 

 ここにいるのも、ほんとはまずいんですよ!

 

 

 周りに、諜報部のやつらが寄って来てるんですよ!

 

 

「俺がそこの門番に話しておくから、案内してもらってくれ。救急の患者がいるから行かなければならないんだ」

 

 

 嘘ではありませんよ。

 

 

 早く治さないといけないことには変わりないですし。

 

 

「そうだったんですか!不安ではありますが、頑張ってきます!」

 

 

「ええ。期待していますよ。ですが無理はしないように」

 

 

「はい!」

 

 

 さてと、亞莎を丁重に扱うよう門兵とお話しましょうかね。

 

 

 大事な・・・とても大事な身なのですから。

 

 

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 危機を脱出し、再度呉を目指します。

 

 

 なかなか優秀に育っていた、諜報部を撒くのに苦労しました。

 

 

 最初は快く送り出してくれたのに、戻ったら捕らえるだなんてひどすぎます。

 

 

 何かあったんでしょうか?

 

 

 そんなに日数は経っていないはずですが・・・。

 

 

 新手のイタズラかもしれません。

 

 

 と言うことで、現在は徒歩で向かうことになっています。

 

 

 距離を稼ぐために、疲れない程度には急いでいます。

 

 

 しかし、駆除したはずの街道に、また黄巾党の残党がいることを考えると、全体の規模としてはどれくらいいたのでしょう・・・。

 

 

 その気になれば、国がとれたのでは?と思ってしまいます。

 

 

 賊狩りを優先してしまうので、どうしても時間がかかるのがネックですね。

 

 

 まあ、もう呉に入りましたし、すぐですよ。

 

 

 始めに祭に会っておきますかね。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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タグ
オリ 恋姫†無双 素人 華陀 亞莎 

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