恋姫 華陀紀行159
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 むむむ・・・。

 

 

 夜明け前に起きたら、何故か縄で縛られていました。

 

 

 祭がなにかしたんでしょうか?・・・まだ、微かに眠たいです・・・。

 

 

 目の前に、祭が寝ているのが分かります。

 

 

 なかなか寝心地が良さそうなので、この縄を切ってさっさと二度寝しましょう。

 

 

 ・・・。

 

 

 切れません・・・。

 

 

 なんですか?この縄・・・まるで鉄みたいな強度なんですけど・・・。

 

 

 しかし、この程度で俺の二度寝!と言う安眠を奪えると思ったら大間違いです。

 

 

 縛られているのは足首と手首のみ!それならば移動は可能!

 

 

 このまま祭の胸の中にダイブします!

 

 

 ・・・。

 

 

 この寝心地はいい感じです。頑張って育てた甲斐がありました。

 

 

 ん?なんで明命まで、寝てるんでしょう?・・・まあ、いいか。

 

 

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 誰かが俺を揺さぶります。

 

 

「ええ加減にせい!」

 

 

「あたっ!?」

 

 

 祭が俺に拳骨をしてきました。

 

 

 ひどいです。身動きの満足にとれない俺に拳骨をするなんて・・・。

 

 

 身動きがとれない・・・。

 

 

「目が覚めたか?」

 

 

「目が覚めたので、この拘束を解いていただきたいのですが?」

 

 

 明命も来ているようですし、一体何事でしょう?

 

 

「一応先に聞いておこうと思っての」

 

 

「?」

 

 

 俺の自由を奪ってから聞くこととはなんでしょう?

 

 

「まずは、ここを出る前に何があったか正直に申せ」

 

 

「・・・話すのはそれはいいのですが、他の方に聞かれていいのか、周瑜本人の許可が必要です。あれからどうなったか俺も確認したいですし、そもそもの俺の目的でもあります」

 

 

「要領を得んの・・・それで納得すると思っとるのか?」

 

 

 納得は出来ないかもしれませんが、一応個人情報な訳でして言うわけには参りません。

 

 

「周瑜本人が、いいと言うのであれば構いません」

 

 

「明命。おきい!」

 

 

 足蹴にするなんて、鬼畜ですよ祭・・・。

 

 

「はいっ!起きてます!」

 

 

「冥琳を呼んで参れ」

 

 

「よろしいのですか?」

 

 

 明命はこちらを『チラチラ』と見つつ言ってきます。

 

 

「構わん。行け」

 

 

 そう言うと、あっと言う間に明命は行ってしまいました。

 

 

 始めにあった頃よりも、動きが素晴らしく上がっています。

 

 

 余程厳しい鍛練を行ったのでしょう。

 

 

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 どうやら周瑜が、屋敷に来たようです。

 

 

 恐らくは、明命と一緒ですね。

 

 

「祭殿失礼する」

 

 

「来たか、では白夜話をいたせ」

 

 

「なので、先に周瑜殿の許可をいただきたいと言ったではないですか」

 

 

「ここに来たなら許可をだしたも当然よ」

 

 

 さすが祭ですね。あまり変わってないようで・・・ 。

 

 

「祭殿」

 

 

「なんじゃ?」

 

 

「空いている部屋をひとつお借りしたい。同伴は不要」

 

 

「・・・よかろう。ここをでて右手二つ目の部屋が空いとる。白夜分かっておろうな?」

 

 

 話が『どんどん』進んでいきます。

 

 

「わかってますよ。縛られた状態ではどうすることも出来ないですし」

 

 

「わかっとるならよい」

 

 

 そう言うと、周瑜は先に行ってしまいました。

 

 

 俺、縛られたままなんですが・・・。

 

 

 人は二本足で動くのです!それが、出来ないのであれば、動物の動きを真似るのみ!

 

 

 俺は、兎のごとく部屋を抜け出し、周瑜の後を追いました。

 

 

「凄いですね・・・」

 

 

「あやつなら何が出来てもおかしくないな・・・」

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
そして、誤解が進んで行く。(劉邦柾棟)
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀  

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