魔法少女リリカルなのは終焉者と魔法少女達『尚哉の現状』 |
俺はバリアジャケットと結界を解除し廃棄工場をあとにする。
そして、ケータイを開き俺は驚愕した。
ケータイのはじめの画面には着信やメールが50以上受信していた。そしてもちろんの差出人は…
そう思った瞬間また電話がきた。
なに言われるのかわからないが俺は覚悟を決め電話にでた。
尚哉「もしもし、はや…《尚哉くん!今どこにいるん!》は、はやて、もうすぐ帰れるから」
はやて《ほんまか!?なら帰ってきたらこんなに帰りが遅いことについてお話やからな♪》
すでに、時刻は夕方で小学生なら家に帰っているだろう。
だが俺の場合は小学校が終わったあとにシャドウの反応を感知して現場に向かった訳なので服は制服のまんまで家にも帰っていないのだ。
尚哉「お、おう、そ、それじゃあな」
そして、電話を切り耳からケータイを離す。
やばい…電話越しでもはやてから黒いオーラを出していたのがわかる。これは実は道に迷っちゃったんだ、とか言っても信じてくれないな。
となると、ここまで遅くなってしまった理由と証拠を持って帰った方がいいな。
ここで2つ重要なことを教えておこう。
まず1つははやてに関してのことだ。はやては2年前の事故が起きていた時の記憶がない。そう言うことで俺ははやてに気づかれずにシャドウを討伐しなければならないのだ。
そして2つ目は今、俺が置かれている状況についてだ。今俺ははやてに半強制的に聖祥大付属小学校に入学している。そしてなのは達と同じクラスで学校の時は無口でいるのだが、2人だけ近づいてきた人物がいた。1人はこの原作の主人公の『高町なのは』そしてもう1人は…
???1「じゅ、獣医専門の病院って確かここらへんなんだけど…ど、どうしようわからない」
???2「落ち着くんだなのは、慌ててもなにも始まらない」
???3「勇翔の言うとおりよ。まず落ち着きなさい」
???4「それにこうゆう時はまわりの人に聞いてみるのがいいと思うよ」
なのは「アリサちゃん、すずかちゃん、勇翔くん…うん!」
俺が言おうとしたが、すでに言われたが説明しておこう。
俺が言おうとしていた。彼の名前は『霧島勇翔』なのはとは幼なじみでなのはの父親である高町士郎さんから剣術を教えてもらっているらしく、勇翔となのはが昼に一緒に食べようと誘われ、断ったのだが勇翔達によって強制連行され、まあ、これぐらいなら俺が魔導士ということはばれないだろうと思い、それからよく話すようになり、それから勇翔達とは友達関係になった。
そして、後の2人、『アリサ・バニングス』と『月村すずか』はなのはの友達で2人とも家庭が大富豪である。
あと、勇翔は微弱だが魔力を持っていて出来て念話はできるだろう。
勇翔「あ!あそこにいるの尚哉じゃん、おーい!」
どうやら勇翔が俺に気がついたらしくなのは達と一緒に駆け寄ってくる。
勇翔「よっ!尚哉、今から家に帰ろうとしてるのか」
尚哉「ああ、放課後すぐに図書館に行っていて本を読んでいたんだ」
勇翔達なら大丈夫だろうと思い平然と嘘をつく。
勇翔「流石が優等生は行動が違うよな」
アリサ「成績は優秀、スポーツ万能、おまけにかっこいいし、どこの超人よ、あんた」
すずか「ア、アリサちゃん、落ち着いて」
…こいつら、当初、俺に話しかけてきた目的忘れているのか。
尚哉「そう言えばなのはが慌てていたが何かあったのか」
俺の質問にみんなはっとなっていた。…やっぱり忘れてたのか。
なのは「そ、そうだった、尚哉くんここらへんに獣医さんの病院があったよね」
尚哉「獣医の病院ならあっちに行ったら直ぐにあるよ」
俺は獣医の病院がある方向を指差す。
なのは「ありがとうね、尚哉くん、急いでるから理由は明日、学校で」
アリサ「なのは、早くその子を獣医さんにみてもらわないと」
なのは「うん、それじゃあね、ばいばい」
そう言ってなのは達は獣医の病院がある方向へと走っていった。
そして、1人になった俺は制服のポケットにはいっているディエンドを取り出す。
尚哉「ディエンド、今晩になのはがユーノからデバイスを渡されて魔法少女になるはずだ。そのための準備は整っているか」
ディエンド[はい、心配無用です]
尚哉「さてと今晩からジュエルシード事件に武力介入を開始するぞ」
こうして、運命の歯車が動き出した。
説明 | ||
はやてとの邂逅から二年…着実に物語が始まろうとしていた。 | ||
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