真・リリカルなのは 第十章 エルトリア振興編 第六話 侵略された世界 エルトリア
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話は第一話に戻り、エルトリアを救うため、キリエと共に飛び立った、なのは達5人

 

彼女達を待ち受けるブラックガーストと言う名の組織

 

奴らを倒し、エルトリアを取り戻すことは出来るのだろうか?

 

キリエ「着いたわ、ここがエルトリアよ」

 

なのは「ここが………………………」

 

はやて「エルトリアか…………………………」

 

風景は殺伐としている

 

すずか「物凄く荒れている………………………」

 

アリサ「死神樹の所為でしょ?」

 

フェイト「あそこにとてつもなく大きい木があるけど………………………………」

 

ここから大分 距離があるにも関わらず、全長を見る事が出来ないほどの巨大さである

 

キリエ「ええ、アレが死神樹よ」

 

なのは「あの中にユーリが?」

 

キリエ「ええ、成長を止めているんでしょうけど…………………………」

 

はやて「あくまで遅らせているだけか………………………………」

 

キリエが地球に来る前よりも遥かに大きくなっている

 

フェイト「それにしても大き過ぎるよ」

 

アリサ「そうね、遠近法がおかしくなってくるわ」

 

すずか「すぐそこにあるみたいだね」

 

キリエ「実際は20キロほど離れているけどね」

 

はやて「んで、ここからどないしよか?」

 

エルトリアに来たのはいいが、何をするかなど全く決めていない5人組み

 

キリエ「先ずはみんなと合流したいわね、その後ブラックガーストの奴らを叩くか、死神樹を取り除くか………………………………」

 

どうするべきか悩んでいると、フェイトが意見を言う

 

フェイト「一旦分かれる?」

 

すずか「でも、それじゃ合流できるかもわからないよ?」

 

アリサ「せめて、何所に誰が居るかわかればいいのだけど」

 

はやて「それはしゃあないやろ、ここは3チームに分かれよか」

 

すずかとアリサはフェイトの意見に反対だったが、はやては賛成のようだ

 

すずか「でも、はやてちゃん……………………………………」

 

はやて「すずかちゃんが言いたいことはわかる、けど分かれた方が効率がええのもわかってるはずやで?」

 

すずか「まぁそうだね」

 

キリエ「じゃあ、そうしましょう。今は1分1秒が惜しいわ」

 

なのは達は分かれて、ディアーチェ達の捜索を開始した

 

なのは・すずか

 

キリエ・フェイト

 

アリサ・はやての組み合わせだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜なのは視点〜

 

なのは「取り合えず、ここら辺を探してみようか?」

 

すずか「そうだね、エルトリアに来たのが初めてだから、何所がどうなってるとかわからないもんね」

 

地理がわからない為、遠出はしない事を選んだ なのは達

 

なのは「エルトリアって思いのほか広い世界だね」

 

すずか「うん、でも地球の半分ぐらいしか無いそうだよ?」

 

なのは「それだけの世界をたった6人で立て直すなんて………………………………骨が折れそうだよ」

 

地球の半分と言っても、かなりの大きさである

 

すずか「だからこそ許せないんじゃないかな? 一生懸命、エルトリアを復興している最中に侵略されたから」

 

なのは「そうだね、私も許したくないよ。余所の世界に来て、死神樹の様なものを植え付けるなんて」

 

すずか「うん、だから私達が助けよう……………キリエちゃん達のために」

 

なのは「勿論だよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜フェイト視点〜

 

キリエ「ディアーチェ、レヴィ、シュテル、お姉ちゃん……………………何所にいるの……………」

 

無暗に飛び回る キリエ

 

フェイト「キリエ、焦っても意味はないよ。確実にレヴィ達が居そうな場所とか無い?」

 

キリエ「在ったら、まずそこに行ってるわよ…………………エルトリアはまだ復興しきれていない、人が生きていけるぐらいの環境にはなったけど、住むにはキツイ……………………そんな世界で行きたい場所なんてあると思う?」

 

フェイト「行きたい場所じゃなくてもいいよ。多分レヴィ達は戦ったんだよね?」

 

キリエ「ええ、様子からして負けたんだろうけど」

 

もし勝っていたのならば、間違いなく魔力を感じる筈だ

 

死神樹も取り除いていたかもしれない

 

しかし、何所にも魔力を感じず、人の気配すらない

 

考えられる理由は、負けた為に何所かに避難している為だ

 

死んでいない………………負けたとしても絶対に生き延びている

 

その想いだけで、キリエはディアーチェ達を探すしかない

 

フェイト「負けたらともかく逃げるよね? 例えば魔力の回復を待ったり、傷の手当てをしたり」

 

キリエ「そうか!! 見つかりにくい場所!」

 

フェイトの言いたい事が漸く理解した キリエ

 

フェイト「そうだよ、キリエ達が知っているけど、ブラックガーストの奴らが知らない場所もきっとあると思うんだ。特に頭が回るシュテルなんかは、絶対そこに居ると思う」

 

キリエ「見つかりにくい場所……………………そうだわ!! 地下通路がある!!」

 

どうやらフェイトの言う通り、見つかりにくい場所があるようだ

 

フェイト「地下通路?」

 

キリエ「ええ、地下に通路があるんだけど、入口がとても見つけにくいのよ…………………そこなら」

 

フェイト「行ってみよう、案内して」

 

キリエ「ええ、こっちよ!!」

 

キリエとフェイトは地下に続く入口に向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜はやて視点〜

 

アリサ「随分大きいわね、ホント」

 

天辺が見えないじゃない…………………………

 

アリサ達は死神樹の近くに来ていた

 

はやて「なぁ、アリサちゃん」

 

アリサ「何よ? はやて」

 

はやて「何で死神樹の近くに行くん?」

 

死神樹の近くに行こうとしたのはアリサの独断だった

 

アリサ「あの木がブラックガーストの目的でしょ? だったら見張りが1人ぐらい居るわよ」

 

はやて「見つかるやん!?」

 

そう、アリサは敢えてブラックガーストに見つかる為に死神樹付近に来たのだ

 

アリサ「バカね、その見張りをぶちのめすのよ」

 

はやて「何で!?」

 

アリサ「こういう組織って、自分達が倒した奴は人質にする為に、捕まえるものなのよ」

 

はやて「え〜 そういうもんか?」

 

アリサ「そういうもんよ」

 

つまり、アリサの考えはこうだ

 

シュテル達はブラックガーストに敗北して、捕まっている

 

なので、ブラックガーストのメンバー1人を倒して、シュテル達の居場所を吐かせようと言う事だ

 

喋っている間に死神樹の所に来た

 

はやて「見張りなんて居らんやん?」

 

アリサ「……………………………そうね」

 

しかし、アリサの予想は外れ、見張りは居ない

 

はやて「どうする?」

 

アリサ「ねぇ、本当にこの木、潰せないのかしら?」

 

アリサは死神樹を見渡す

 

確かにとてつもなく巨大である

 

しかし、ただの木にしか見えないのである

 

アリサ「はやて、アンタの大型魔法でやっちゃいなさいよ」

 

はやて「えぇ!? 無茶ぶりやん!!」

 

アリサ「いいから、ラグナロクでドッカーンっといっちゃいなさい」

 

はやて「まぁええわ、ほなやろか!!」

 

はやては魔力を解放し、一気に放出する

 

はやて「響け! 終焉の笛!! ラグナロク!!!」

 

閃光が死神樹を貫……………………………………………………かなかった

 

はやて「!?」

 

アリサ「傷1つ付かないわね……………………………」

 

はやてのラグナロクを受けても、傷1つ付かない木、死神樹

 

これをエルトリアから取り除くことは可能なのか?

 

エスティマ「てめぇらぁぁぁぁ!!!!!」

 

アリサ「!?」

 

はやて「耳痛!!」

 

とてつもない大声で怒鳴られ、アリサは驚き、はやては耳を塞いでいる

 

声がした上空を見上げると、大男が居た………………………エスティマである

 

はやて「アイツは……………………………………」

 

アリサ「ブラックガーストのメンバーでしょうね」

 

エスティマは、はやて達の所まで降りて来る

 

エスティマ「このアホども!!! 死神樹にちょっかい出してんじゃえよ!!」

 

はやて「煩いわ!!!! 勝手に他人の世界に、こないなもん植え付けよってからに!!!! はよ出て行かんかい!!!」

 

エスティマ「クソ生意気な狸が!!!! 皮を剥がされたいのか!!!!!」

 

はやて「カッチーーーーーーーーーーン!!!!! ぶっ殺す!!!!」

 

狸と言われ、ブチ切れる はやて

 

しかし、アリサが諌める

 

アリサ「落ち着きなさいよ、はやて…………………………………で? あんた何者?」

 

冷静に対応しているが、アリサの瞳には怒りが籠っていた

 

エスティマ「俺はエスティマ・イワンコフだ!! てめぇらは何者だ!! クソ生意気な自称王の部下か!!」

 

はやて「王……………………まさか、ディアーチェのことか?」

 

エスティマ「ん? よく見たらてめぇの面、王にそっくりだな……………………オカンか?」

 

はやて「失礼な!!! ウチは18歳になったばかりや!!!! 子どもなんか居るかい!!!」

 

アリサ「アンタ、その王はどうしたのよ?」

 

はやての首根っこを掴んで、エスティマに襲いかかろうとしているの止めながら話す アリサ

 

エスティマ「へ! 決まってるだろ!!! ぶっ殺してやったわ!!!!」

 

はやて「!!!!」

 

はやては驚愕する

 

エスティマ「ブラックガーストに刃向かうからだ!!!」

 

はやて「そんな……………………王様が、やられたなんて」

 

エスティマ「安心しろ、子狸……………………てめぇも地獄に落としてやるよ!!!!」

 

はやて「させへん…………………あんたは絶対倒す!!!」

 

アリサ「熱くならないで、はやて……………………大丈夫よ、2人で戦えば楽勝よ」

 

暴走仕掛ける はやてを止めれるほどの冷静さを持ったアリサが一緒ならば、安心だろう

 

エスティマ「舐めんじゃんねぇよ!!!! クソ狐!!! うどんにブチ込まれてぇか!!!」

 

アリサ「………………左近、アイツを消し炭にするわよ」

 

いや、そうでもなかったようだ

 

はやて「行くで!!! リイン!! さっさと起きや!!」

 

未だに寝ているリインを起こす はやて

 

リイン「ふわ〜 まだ眠いですぅ〜」

 

はやて「ユニゾン!!!」

 

はやての髪がクリーム色に染まる

 

アリサ「左近!!! シュヴェーレンモードVer3!!」

 

左近「コ〜ン」

 

フレイムアイズと左近は1つになり、刃が炎で構築さてた剣になる

 

エスティマ「………………………珍しい力を持ってやがる」

 

ユニゾンデバイスであるリインとマリッジデバイスである左近の事だろう

 

はやて&アリサ「「行くで(行くわよ)ウチを(私を)狸(狐)扱いしたことを後悔させたる(させるわ)」」

 

エスティマを倒せるか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衝撃の事実……………ディアーチェは死んだ………………のか?

 

その事実がわかるのは、まだ先である

 

 

 

説明
さて、ここから物語が進行していきます
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リリカルなのは あくまで主役はなのは・・・・・・と思う マテリアル 内容はオリジナル エルトリア 

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