恋姫 華陀紀行162 |
久しぶりの祭との手合わせです。
ここで、俺の本気の度合いを見せておかなければ、後々ひどい目に合うでしょう。
「では、明命合図せい!」
度肝を抜いてやりますよ!
「それでは・・・始め!」
これで終わりです!
・・・。
「降参します!!!」
・・・。
『ブンッ!』
うぉっ!危ないです!降参してるのに構わず攻撃してきました!
「聞こえてましたか!?降参してるんですよ!手を上げてるの分かりませんか!?」
「最近耳が遠くて聞こえんのう」
絶対聞こえてます!詐欺です!裁判長!犯人はここです!
決して祭が番長な訳ではないです。
そうだ!審判の後ろに!
・・・審判が既に居ない・・・。
かなり離れた位置に行ってますね・・・。
あれほど早く移動できるとは・・・。
明命の基礎能力が、あの頃よりかなり上がっているようですね・・・。
「ええい!避けるばかりでは勝負にならんではないか!」
降参したのに、攻撃してくる方がどうかと思うんですが、言っても聞かないんですよね・・・。
祭の攻撃を、ほぼ余裕を持って回避し続けている白夜の姿がそこにはあった。
結構祭の攻撃を避けるのは大変です・・・距離をある程度あけないと、そこから更に踏み込んできますし・・・。
まあ、大変と言うだけで避けれないと言うわけでは無いのですがね。
「ですから、降参だと何度言えばいいんですか?」
「それだけ、避けといてよく言うわ!」
聞こえてるじゃないですか・・・。
仕方ありませんね、ここで変に手を抜いたら拗ねますし、負けを認めさせなければならないですね。
ちょっと視界が急変しますが、すぐですよっと。
「なぬ!?」
その瞬間に祭は、自分が床に背をつけていることに気がつきました。
合気ってやつです。相手の気の流れをそのまま使うので、違和感を感じることなく、自分から倒れてくれるお得な技です。
これで終わりですよ。
「満足しましたか?」
「最初から本気でせんかい!」
最初から本気で降参したのに駄目だったようです。困った人ですね。
「次は私ね!」
「どうぞ、どうぞ」
孫策が所望してますよ!祭!
「では、俺と交代かな」
「何を言ってるの?あなたが残るに決まってるじゃない」
そんな、なに言ってるんだこいつ?みたいな目で見られても困ります。
「丁重にお断りする」
「なんでよ!」
いや、俺は医者であって武人とかじゃないですから。わざわざ戦いたくないですし・・・。
しかも、貴女は剣でやる気満々じゃないですか・・・。
祭はちゃんと無手で相手してくれたんですよ?
「今ので疲れ「それなら問題ないわね」・・・」
問題ありすぎます・・・。
「俺は医者なんだが?」
おっと、少し孫策が躊躇いましたね。
「じゃあ、何で祭との勝負は受けたのよ」
「これでも一応師弟の関係なので、今の俺を見てもらうためにやっただけだ」
迷っているようですね。ここで、周瑜にアイコンタクトを送ります。
苦笑しながらも、説得してくれるようです。
何事か囁いています。
「わかったわ!」
理解してくれて何よりですよ。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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コメント | ||
私も、祭の弟子だから、「姉弟」弟子対決よ! 『コレ』で、文句は無いわよね? って、言いそう。(劉邦柾棟) どんな理解をしたんだろうね・・・(リュウセイ) |
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 祭 | ||
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