魔法少女リリカルなのは終焉者と魔法少女達『魔砲少女誕生!!』
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なのはSIDE

 

どうもはじめまして、高町なのはです。

 

私は突然頭の中に声が聞こえてきて、今日見つけたフェレットさんが心配になり、預けた病院に向かっています。

 

なのは「はあ…はあ…つ、ついた」

 

病院に着いたのはいいけどこれからどうしよう。

 

???「おーい、なのは」

 

突然、わたしの後ろから名前を呼ばれたので振り返ってみると。

 

???「はあ…はあ…やっと追いついた」

 

なのは「ゆ、勇翔くん!?」

 

そこにいたのは私の家のお隣さんで幼なじみの霧島勇翔くんが右手に木刀を持っていた。

 

なのは「勇翔くん!?どうしたの?そ、そんな木刀なんか持って」

 

勇翔「どうしたはこっちの台詞だ。宿題やってたら、なのはが飛び出していくのが見えて、何かあったんじゃないかって思って、夜は危険だから護身用に木刀を持って急いで追いかけたんだ」

 

勇翔くんが来てくれたのって私のことを心配してくれたからなんだ。やっぱり優しいな勇翔くん。

 

勇翔「それはそうと、なのははどうしてこんな夜中にフェレットを預けた病院に?」

 

 

 

なのは「実は部屋にいたら頭に声が聞こえてきて、そしたらフェレットさんが心配になって」

 

勇翔「なるほどな……実は俺も頭に声が聞こえてきたんだ」

 

勇翔くんも聞いていたことに私は驚いた。

 

勇翔「頭に聞こえてきた声は気になるけど、今はフェレットの様子を見に行くんだろ」

 

なのは「あ、うん」

 

私と勇翔くんは病院の庭たら突然、空が赤くなった。

 

なのは「空が…赤くなっちゃた」

 

勇翔「いやな予感しかしない。フェレットの確認をしたら急いで帰ろう」

 

勇翔は赤くなった空を見て一層、警戒する。

 

そして次の瞬間、私達は有り得ない光景 を見てしまった。

 

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いきなり病院の壁が壊れその中から学校の帰りに拾ったフェレットさんとそのフェレットさんを追う謎の黒い怪物だった。

 

怪物はフェレットさんに襲いかかり、それをフェレットさんはうまく避ける。

 

なのは「何なの?」

 

勇翔「1つわかることは、まじでやばいってことだ」

 

状況があまり読み込めない私とここは危険だと悟る勇翔くん。

 

そしてフェレットさんはこっちに気づき怪物の攻撃を避けてこちらに飛んでくる。

 

怪物はフェレットさんの後ろにあった木に当たり動かなくなっている。

 

私は飛んでくるフェレットさんを私は捕まえる。

 

 

フェレット「来てくれたんですね」

 

 

なのは「しゃ、しゃべった!」

 

 

勇翔「なのは!今はそれどころじゃないだろ!」

 

 

なのは「う、うん!」

 

 

私は勇翔くんに空いている左手を掴まれて病院を後にした。

 

 

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私達は病院からあの黒い怪物から逃げてきているが怪物は私を追ってきている。

 

勇翔「くそ!まだ追ってきやがる」

 

勇翔は怪物がまだ追ってきているのを確認すると走るのを止め、怪物に向けて木刀を構える。

 

なのは「勇翔くん!?なにをする気なの!?」

 

勇翔「俺がこの化け物を足止めするからその間になのははそのフェレットを連れて逃げろ」

 

フェレット「無茶だ!やめるんだ!」

 

勇翔「無茶は承知だ」

 

勇翔は怪物に向かって走り出し木刀を大きく振りかぶる。

 

だけど木刀は怪物に当たると同時に折れてしまいそして怪物は触手みたいなもので勇翔くんを吹き飛ばす。

 

なのは「勇翔くん!!」

 

私は勇翔くんの側に向かった。

 

勇翔「なの…は、何してる…早く逃げろ」

 

なのは「勇翔くんを置いて行けないよ!」

 

そう言っている間にも怪物は私たちにとどめを刺そうと触手を上げる。

 

まだ、すずかちゃんやアリサちゃんや尚哉くんともっとお話したいのに、やりたいことや行きたいところもいっぱいあるのに、ここで死ぬの?

 

私の中でやり残したことがいっぱい出てくる。そして私は…

 

なのは(誰か……助けて…)

 

その瞬間、怪物は触手を私達目掛けて振り落とす。

 

私は怖くなり目をつぶったが痛みは来なかった。

 

不思議に思った私は目を開けて怪物の方を見ると…

 

???「はああああっ!!」

 

全身変な格好をした怪人さんが私達を襲おうとした怪物に蹴りをいれた光景だった。

 

怪人さんの蹴りをくらって後ろに下がる怪物、驚きの連続でわからないことだらけだけど1つだけわかることがある。それは…

 

???「君たち、大丈夫?」

 

この怪人さんは味方だということが。

 

 

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???「君たち、ちょっと離れてて」

 

なのは「あ、はい」

 

怪人さんに言われた通りに私は倒れている勇翔くんを引きずって少し離れる。

 

???「さて、始めるか、はあ!」

 

怪人さんは怪物に向かって走り出し怪物の触手をよけながらパンチやキックを怪物にいれていく。

 

なのは「凄い…」

 

フェレット「けど、封印ができないんじゃあ、いずれあの怪人の方が不利になっていく」

 

なのは「それじゃあどうすればあの怪物を封印できるの?」

 

フェレット「これを起動させてくれればいいんだ」

 

そう言われて渡されたのは赤い玉。

 

なのは「どうすればこれを起動できるの?」

 

フェレット「今から言うことを繰り返して!!…我使命を受けし者なり…」

 

なのは「えっと…我使命を受けし者なり…」

 

フェレット「契約の元、その力を解き放て」

 

なのは「契約の元、その力を解き放て」

 

フェレット「風は空に 星は天に…」

 

なのは「風は空に 星は天に…」

 

フェレット「そして不屈の心は…」

 

なのは「そして不屈の心は…」

 

フェレット なのは「この胸に!!」

 

フェレット なのは「この手に魔法を!!」

 

フェレット なのは「レイジングハート!セット…アップ!!」

 

 

 

私は赤い玉を持っている手を掲げて赤い玉は輝き出す。

 

なのは「えっ!?何々?」

 

フェレット「落ち着いて!イメージするんだ!!その身を守る防護服と戦う為の杖の形を!!」

 

なのは「えっと…………取りあえずこれで!!」

 

その瞬間私は光に包まれその光が消えると聖祥の制服を改造したみたいな服と赤い玉がついた杖を持った私の姿だった。

 

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フェレット「凄い…成功だ」

 

なのは「ふぇぇぇー!?嘘!?」

 

私がイメージした通りの服を着ていたことに私は驚く。

 

勇翔「なのは…その服装、どうみても学校の制服を少し改造しただけだろ!!」

 

なのは「そんなこと言ったってすぐに思いついたのが学校の制服だったんだからしょうがないじゃん」

 

フェレット「2人とも今はそんなことより、思念体がこちらに向かってきています」

 

フェレットさんに言われて怪物がいる方向を見てみると、怪物がこちらに向かって走り出していた。

 

???「君!!危ない!」

 

怪人さんに忠告されたけどすでに遅く、避けられる距離ではなかった。

 

だけど私の後ろから青い短剣みたいなのが3つ通り過ぎ怪物を連続で切り裂いて続いて青い玉が怪物に命中し怪物はひるむ。

 

???「…全く、くるタイミングがちょうどすぎますよ。な…ディエンド」

 

 

ディエンド「済まない待たせたな」

 

 

怪人さんの向いている方向を見てみると黒フードを被った私達ぐらいの子が浮いていた。

 

 

説明
ユーノの念話によって切っておとされた戦い、そしてなのははユーノの元に向かう…その後ろを1人追いかけていることに気づかずに
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