恋姫 華陀紀行173
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 我々は、現在人類が生息しているのか不明な秘境へと足を踏み入れております。

 

 

 周りは木々に覆われ、草が生い茂り、獣道と思わしきものがたまにあるくらいです。

 

 

 それでも、迷いなく我々は進んでいます。

 

 

 残念ながら馬については、逆に足手まといとなってしまっているのが実情です。

 

 

 馬のために蔓草などを除去しています。

 

 

 しかし、ナビゲーターがいるため、その点に関しては安心しています。

 

 

「こっちだにゃ〜」

 

 

 ・・・不安です。

 

 

 ここに足を踏み入れてから、既に一刻は経過しているのではないでしょうか・・・。

 

 

 密林の中の一刻は、平地の何倍にも感じます。

 

 

 まあ、大型の動物が出てこないだけマシでしょうか?

 

 

 むしろ出てきたら食糧を確保出来るような・・・。

 

 

 しかし、蒸し暑いところですね。

 

 

 ここに住むのは諦めるしか無さそうです。

 

 

 大人しく新しいデザインの確保のみとしておきましょう。

 

 

 ・・・。

 

 

 やっと俺の気配察知に、複数の気配がかかりました。

 

 

「もうすぐにゃ〜」

 

 

「ああ、わかった」

 

 

 信じてましたよ?

 

 

 ホントデスヨ・・・。

 

 

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 シャムは、仲間たちが視界に入った途端、飛び出していきました。

 

 

 やはり、仲間が恋しかったんですね。

 

 

 仲間たちも喜んでいるようです。

 

 

 と言うか、一端あの中に入られてしまうと、見分けがつかないんですが・・・。

 

 

 再会の場面で割り込むのも無粋ですし、待ちますかね。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 もういいのではないですか?

 

 

 あっ!どうやら、こちらを指差しています!気付いてくれたようです!

 

 

 どうやら、仲間たちと何やら話し込んでいますね。

 

 

 みんなこちらを『ジロジロ』と見てきます・・・。

 

 

 全く遠慮がありません。

 

 

 相談が終わったのか、皆がこちらへと向かってきました。

 

 

 そんなにいっぺんに来られても対応できませんよ・・・。

 

誰から抱っこすればいいですか?順番ですよ?

 

 

 ・・・。

 

 

 囲まれました・・・。

 

 

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 囲まれて少しすると、俺の目の前の人?垣が割れました。

 

 

 イメージは白虎ですね。

 

 

 正式な名前は忘れましたが、美以です。

 

 

 あの頭に乗ってる人形は、どこで手に入れたのでしょう?

 

 

「美以の手下が世話になったにゃ」

 

 

「俺は華陀と言う者だ。たまたま、見つけたから連れてきた」

 

 

 ほんと偶然です。

 

 

 居なかったらここには、今の時点では来ていなかったでしょう。

 

 

「シャムのとうさまになったにゃ?」

 

 

 ・・・ん?

 

 

 もしかして、紫苑のところでそう言う話になってしまったんでしょうか?

 

 

 話を合わせた方がいいでしょう。

 

 

「そうだ」

 

 

「ミケとトラはどうなるにゃ?」

 

 

 どうと言われても・・・セットだから一緒の考えでいいのかな?

 

 

「とうさまでいいんじゃないか?」

 

 

 面倒ですし、そうしときましょう。

 

 

「じゃあ美以はどうなるにゃ?」

 

 

 もう一緒でいいよ・・・。

 

 

「じゃあ、全員のとうさまな」

 

 

 これで満足でしょう。

 

 

「やったにゃ!とうさまが手に入ったにゃ!つれていくにゃ!」

 

 

 みんなで襲いかかってきました・・・。

 

 

 俺を拐ってどうしようと言うんです?

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
構って欲しいんじゃ無い?(劉邦柾棟)
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 美以 シャム 

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