恋姫 華陀紀行174 |
いま俺の前では、凄い盛大なパーティーが催されています。
かなり歓迎されていると見て間違いないでしょう。
ここに、来る途中で野生の虎が襲ってきました。
もちろん返り討ちにしてしまったのですが、美以たちは、仮にもトラ装備です。
仲間がやられたと勘違いされた時は、どうしようかと思いましたが、「ごはんにゃ〜」と、軽くすまされたところを見るに問題無さそうです。
火についても、密林の中で空けた場所があり、そこで着けました。
やはり、最初は怖がりましたが、慣れてくると大丈夫みたいですね。
その火で肉を焼いてお食事作りです。
他は木の実やフルーツが盛り沢山でした。
肉は速攻で無くなりましたが・・・。
食べ終わったら、みんなで固まって寝るのが一般的なのでしょう。
全員で、俺に群がってきました・・・こんなに肉布団いらないです。
ただでさえ暑いのに、これはちょっとした拷問です。
近くの診る範囲においては、特に異常のある娘はいなさそうです。
周りは寝てしまったようですね。
俺の膝の上には、美以が寝ています。
ちょっと頭に着いている耳を触ってみましょうかね。
『パシンッ!』・・・なんか、美以の頭の上にある、象の置物から攻撃を食らいました・・・。
誰ですか・・・人形だなんて言ったのは・・・。
まあ、対処は簡単です、サクッとやってしまいましょう。
象の置物に、バナナと言う名の貢ぎ物を施し、許しを得ることが出来ました。
それにしても、この美以の頭に付いている耳は、くっついているようにしか見えません。
やはり、ヘアバンド程度で満足していてはいけなかったようです。
手と足については、爪が付いているため、これで攻撃もできそうなくらい尖ってます。
尻尾については、今回は諦め・・・。
父親と言うことは、娘の成長を観察しなければならないですね。
それ以前に医者でした。
確認確認・・・。
・・・。
まさか、他の娘も!?
・・・。
これは、新人類として登録しなければならないのでしょうか?
・・・まあ、美以は美以と言うことにしておきましょう。
それにしても、この娘ら寝相悪すぎでしょう・・・。
「美以に聞きたいことがある」
「なんにゃ?」
「俺は、いつまでここにいないといけないんだ?」
既に半月くらい経過しているような気がします。
元々、野生としての生活をしていたので、すっかりなれてしまい、時間の感覚が麻痺している感じです。
気付いたら連れてきていた馬は見当たらなくなってしまいました。
同じく野生化したか、食べられたかしたのでしょう。
「ずっとにゃ」
それは困るな・・・急用があることを忘れてしまっていた。。
納得させるにはどうしたものか・・・。
「美以たちに、かあさまは居るのか?」
「しってるにゃ?」
「「「しらないにゃ」」」
どうやってこの娘たちは生まれたんだ・・・分身か?分身の術なのか?
「胸の大きな人が、かあさまにゃ〜」
シャムが言っているのは恐らく紫苑のことでしょう。
「俺だけでは寂しいだろう。だこらかあさまを探してくる」
「かあさまにゃ?」
「かあさまほしいにゃ〜」
シャム、ナイス援護射撃だ!
「では、行ってくる!怪しいやつの言うことは聞いては駄目だぞ。相手が強いと思ったら、遠くからずっと物を投げて近付くなよ?無理はだめだからな?」
この国に入るものは敵しかいないな、桃源郷を壊される訳にはいかん。
「怪しいやつはどんなやつにゃ?」
「ここにいるみんな以外怪しいやつだ」
「わかったにゃ!」
物分かりがよくて助かる。
「分かってくれて嬉しいよ」
そう言って頭を撫でてしまったのが間違いだった・・・。
その後、全員の頭を撫でるはめになってしまい、出立がかなり遅れてしまったのは、言うまでもないですね。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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一刀はここにおっこってきたらえらい事になるな。(陸奥守) | ||
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