恋姫 華陀紀行175 |
ここで問題なのは、今がどの時点であるかと言うことです。
南陽に戻るべきか、それともそのまま洛陽へと向かうべきか・・・。
距離的にはあまり、変わらないものの悩むところです。
取り敢えずは北上して、近くの町や村で情報収集と言ったところでしょうか・・・。
足も欲しいところですし、近くの街にでも言って手に入れましょう。
こういう時に限って賊が現れないんですよね。
さてと、適当にその辺の人に声かけてみますかね。
丁度良さそうな人を発見しました。
暇そうにあちこち見ているあの人にでも聞いてみましょう。
「ちょっとよいか?」
「人拐いなら違う人をお勧めする」
いきなりな挨拶ですね。ここの流行りでしょうか?流行に遅れてしまったようです。
「実はそうなんだ」
「・・・あなたは馬鹿か?」
言ってきたのはそっちじゃないか・・・。
「冗談はこれくらいでいいか?聞きたいことがあるだけなんだ」
全く、馬を売ってるところくらい教えてくれてもいいではないですか・・・。
「なぜ答えないといけない?他をあたってくれ」
ここまでされては、もう退きませんよ!
「ここまできたらそうはいかないな!絶対に聞き出す!」
その笛はなんですか?
『ピーーーーー!!!』
警備の兵がなんか向かってきてますね。
笑い顔でこちらを見るとは・・・。
・・・許しません!
大体こうなることは、想定内です。
雑兵が何人来ようと関係ありません。
華陀無双状態です。
なんか、途中からどんどん増えて人の山が出来ていきました。
その間にさっきの女は走っていきましたが、気配は捕捉済みです。
しかも、こっちを見てますね・・・逃がしませんよ!
もちろんダッシュで、裏から回り込みます。
「さっきぶりだな」
「そうかい?誰かと間違えてない?」
じっくりと話し合う必要性がありそうです。
「では、思い出せるようにその身体に聞こうじゃないか」
「何事にも話し合いと言うものが大事だと思うけど?」
焦っているようですが、もう駄目です。
「話し合いを拒否したのはそちらだ。ではあちらで『じっくり』と聞かせて貰おう」
笛を吹こうとしても無駄です!
・・・。
「身体が動くまい。ではいくぞ」
聞き出す!
「最初からそう言えばいいんだよ」
手間をかけさせてくれました。
「いやいや、いきなり変なことを言い出したのはそっちだろ」
やっと、馬屋の場所を教えてもらえました。
かなり、無駄に時間を使ってしまいました。
しかし、これで馬が手に入ると思えばいいでしょう・・・思うことにします・・・。
この人の名前は法正と言うそうです。
聞き覚えが無いので、きっと町人その壱くらいの人でしょう。
それにしても、この街には痴漢予防に笛を持たせることにでもなっているのでしょうか・・・。
笛の音が響いた瞬間かなりの数が寄ってきましたが・・・。
「それにしても、兵を簡単に倒すとは恐れ入るね」
あんなのはただの町の人とレベルが変わりません。
何十人来ようと問題なしです。
「それなりに鍛えているからな。・・・では、馬屋の場所も分かったし、行かせてもらう」
さっさと行きますかね。
ここで、時間を潰すわけにはいかないんですよ。
「ああ、こちらもなかなか面白かったよ・・・色々と気を付けて。ではまたね」
もう、会うことはないとおもいますけどね。
「ああ。またな」
さて、馬屋馬屋っと。
説明 | ||
本作品は華陀への転生ものです。 【注意事項】 素人の書きなぐりです。 はっきり言って自己満足なだけのものです。 一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。 また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。 |
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