魔法少女リリカルなのは終焉者と魔法少女達『初音島』
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歩き始めること1時間は経過しただろうか今は橋を越え初音島にいる。

 

始めてきた初音島だがかなり美しいと俺は思う。

 

小恋「あの、尚哉くん」

 

尚哉「どうしたんだ?小恋」

 

小恋「はやて、車椅子に座ってたけど、足どこか悪いの?」

 

義之「俺も少し気になってたんだ」

 

やっぱり小恋達、気になるよな。

 

尚哉「はやては生まれつき原因不明の病で足が不自由だったらしい」

 

義之「だったってことは詳しくは知らないの?」

 

尚哉「ああ、俺がはやてと会ったのは2年前…はやての両親が亡くなった次の日だったから」

 

小恋「亡くなったってそれって!」

 

尚哉「…2年前、ニュースで見たことあると思うけど、あの大事故にはやてもはやての両親も…そして、俺もあの大事故の現場に居たんだ」

 

小恋「尚哉くんごめんね、つらいこと聞いちゃって」

 

はやての事情を聞いて小恋は落ち込む。

 

尚哉「…確かにあの大事故が起きたって言う過去はもう変わらない。…でも、明日は…未来は変えていけるだから、俺は前へと進んでいくんだ」

 

小恋「…尚哉くん、すごいよ、そんなこと考えられるんだから」

 

だてに精神年齢が高校生だからな。

 

それから歩きながら喋っていると公園らしきところについた。

 

義之「この公園、家の近くの公園だ」

 

尚哉「義之、家が近いんならここから家に戻れるか?」

 

義之「そうだね、もうここまで来れば大丈夫だから、今日は小恋の大事なものを取り返したり、怪我を手当てしてくれてありがとう。それじゃあ、いつかはやての家に遊びに行くから」

 

尚哉「いつでも遊びに来いよ」

 

そう言って義之達は腕を振って義之達の家があるであろう方向に走っていった。

 

尚哉「…いったか…さて、ジュエルシードはまだ発動してないし。それにせっかく初音島に来たんだ。噂になっている願いが叶う桜の木でも見に行きますか」

 

俺は噂になっている桜の木がある場所に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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俺は願いが叶うと言われる桜の木に向かって獣道らしきところを歩いていると、辺りには何もなく、1本だけ、さっきまでみてきた桜の大きさが違う桜の木が立っている。

 

俺はそれが願いが叶う桜だと思い近づき桜に手を当てる。

 

尚哉「っ!こいつは…」

 

俺が桜に手を当て感じたもの、それは、悲しみ、怒り、嫉妬などの負の感情だった。

 

尚哉「…ディエンド、この桜お前ならどう思う」

 

ディエンド[そうですね、この桜は負の感情に満ち溢れています、この桜が本当に願いを叶える桜ならば、いずれその負の感情が原因で何か起きなければよいのですが…]

 

尚哉「そうだな…よし!家に帰るとする…「弟くーん!何処にいるの!?いたら返事して!!」っ!な、何だ!?」

 

俺は帰ろうとしたら後ろから女の子の大声が聞こえてきて後ろを振り向く。

 

 

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そこには、大きな桜色のリボンと前髪のアホ毛が特徴の女の子とその女の子の妹だろうか髪が球のように2つまとまった女の子がそこにいた。

 

 

 

 

その2人は多分、あの子たちの弟を探しているのがわかる。

 

女の子1「弟くん…一体どこに行っちゃったの…」

 

女の子2「お姉ちゃん、きっと見つかるよ」

 

お姉ちゃんと呼ばれた女の子は弟が見つからず今にも泣き出しそうになりその女の子の妹だと思う女の子は慰める。

 

女の子2「あそこにいるあの子に聞いてみようよ。あのー、すみません」

 

尚哉「どうしたんですか」

 

女の子1「実は私達ある男の子を探しているんですけど何か知りませんか」

 

尚哉「特徴とかがわからないからちょっとわからないかな。一応、名前も教えてくれれば助かる」

 

女の子1「ごめんなさい、ちょっと唐突すぎて…えっと、髪は黒くて君と同い年ぐらいの子なんだけど…名前は義之って言うんです」

 

…あれ?ついさっき公園で別れた義之の名前が出てきたんだが…気のせいかな…

 

尚哉「あの、もしかしてだけど、その子の名前って桜内義之って名前で、そして友達に月島小恋って名前の女の子がいたりする?」

 

そう言った瞬間、どうやらあたりだったらしく2人とも驚いた顔をしてこちらを見る。

 

女の子1「っ!!弟くんと会ったの!?今どこにいるか教えて!!」

 

尚哉「義之なら、今頃家に帰ってると思いますよ。現にさっき、公園で 別れましたから。」

 

女の子1「本当!?そうだったら急いで帰ろう『由夢(ゆめ)』ちゃん」

 

女の子は急いで義之がいるであろう家に向かう。

 

由夢「お、お姉ちゃん!あ、あの、お騒がせしてごめんなさい。それじゃあ私も急いでいるので。」

 

その女の子、由夢だったかな、その子も先に家に向かった多分姉だろう女の子を追いかけていった。

 

そして周りは俺以外の人は居なくなり静かな時間が過ぎていく。

 

「っ!ディエンド!!この魔力って!」

 

ディエンド[間違いありません、ジュエルシードが発動しました!]

 

さっきまでの静けさを打ち消すようにジュエルシードが発動し俺は首にぶら下げている。ディエンドを持ち起動の合い言葉を言う。

 

尚哉「ディエンド、セットアップ!!」

 

その瞬間、俺の周りから青い光が輝きその輝きが消えると俺は大空へと飛び上がりなのは達がいるであろう場所に向かった。

 

 

説明
手当てをした後尚哉は義之達を初音島へと送り届ける
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