真・リリカルなのは 第十章 エルトリア振興編 第八話 戦場と化すエルトリア |
3組に分かれて、ディアーチェ達を捜索していた なのは達
そして、それぞれの組がブラックガーストのメンバーに遭遇する
戦闘は避けられないようだ
エスティマ「この俺が直々に相手をしてやるんだ!!! あの世で自慢して来い!!!!」
はやて「はんっ!!! あんたなんか倒しても自慢にならんわ!!」
アリサ「一気に攻め立てるわよ!!! はやて!!!」
エスティマ「ガキが!!! 逆上せるなよ!!!!」
エスティマは自身のデバイスであるカオススティングを構える
カオススティングは双剣であり、先端は返しのように曲がっている
つまり、刺すという攻撃は出来ないだろう
その代わり、普通の剣では出来ない引っ掛けるという攻撃が可能
はやて「変わった剣やな」
エスティマ「ナイスセンスだろ?」
アリサ「はぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
いきなり切り掛かる アリサ
エスティマ「チッ!!!」
ガキィィィィィィィィィィィン
アリサの斬撃をカオススティングで受け止める エスティマ
エスティマ「やるな、ガキ」
アリサ「私たちは、あんたと遊んでる場合じゃないの…………………あんたをぶっ倒して、ディアーチェ達を居場所を教えてもらうわ!」
エスティマ「何?」
アリサの言っている意味が理解出来ない エスティマ
ディアーチェは殺したと言ったはずなのだ
アリサ「どうせ、人質でも取ってんでしょ? あんたらみたいな下種な組織の基本でしょ!!」
それに、ディアーチェが死んだって話も信じるに値しない!
アリサはディアーチェと出会った事はないが、なのは達の仲間なら、そい簡単にやられるはずはない
そう信じているのだ
エスティマ「ハハハハハ!!!! 大した発想だぜ!!! まぁ当たってるがな、茶髪のガキを捕まえたぜ? 俺じゃないがな」
デルムとバルムに負けたシュテルの事である
はやて「茶髪……………………シュテルのことやな」
アリサ「居場所を吐いてもらうわよ!!!!」
エスティマ「やれるもんならな!!!!」
ガキィン
エスティマは、腕力でアリサを撥ね退ける
はやて「これでも食らわんかい!!!」
リイン【捕えよ!!】
はやて「((凍てつく足枷|フリーレンフェッセルン))!!!」
エスティマの足が凍っていく…………………………しかし
エスティマ「下らねぇ技だ」
自身のデバイスの先端の反しを引っ掛けて、氷を砕く
はやて「まぁそうやろな………………………………けど」
アリサ「後ろは取ったわよ!!!!」
エスティマの背後に移動していた アリサ
炎の刃で切り裂こうとするが、
エスティマ「((漆黒の雷|ダーク・ケラヴィノス))!!」
エスティマの体全体から黒い雷が放電される
アリサ「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
フレイムアイズ【相棒!!!!】
アリサは感電し、大ダメージを負う
はやて「く、黒い雷やて…………………………………」
エスティマ「これが俺のレアスキル、((漆黒の雷|ダーク・ケラヴィノス))だ!!!」
はやて「チッ レアスキル持ちかい」<アリサちゃん、大丈夫か?>
念話でアリサに話しかける はやて
アリサ<何とかね……………………けど、体が痺れて上手く動けないわ>
完全に麻痺してしまったようだ
はやて<ちょっと休んどき………………………ウチが時間を稼ぐわ>
アリサ<ええ、頼むわ………………………あの黒い雷には気を付けて>
エスティマ「さて、戦いってのは、弱い方を先に攻めるが常」
はやて「っ!!!!」
エスティマは、アリサに向かって行く
アリサが麻痺して動けないのを理解しているようだ
はやて「行かせるかい!!! ブラディダガー!!!!」
行く手を阻もうとする はやて
しかし、はやての攻撃を全て弾き、再びアリサに向かう エスティマ
アリサ「左近!!」
Ver2を使い、フレイムアイズを盾にする アリサ
エスティマ「オラオラ!!! 守ってばかりじゃ勝てねぇぞ!!!!」
エスティマは、アリサに何度も斬りかかる
盾で防いでいるものの、体が痺れている為、防いだ時の衝撃だけで、かなり痛む
アリサ「ウグッ!」
エスティマ「これでどうだ!!!!」
カオススティング(双剣)に黒い雷を纏わせ、一気に盾を粉砕してしまおうとする エスティマ………………………………しかし
はやて「縛りつけろ!!! 夜叉の鎖!!!!」
真っ白な鎖が出現し、エスティマの四肢を縛る
エスティマ「何!?」
いきなり身動きが取れなくなり焦る エスティマ
リイン【純白の稲妻よ! 閃光の悉く、我が刃となれ!!!】
はやて「食らえ!!! Tの最強の技!!! 夜天の((雷|いかづち))!!!!」
その技は嘗て、記憶の欠片として蘇えった初代リインフォースが、ディアーチェに対して放った技である
倒すことは出来なかったが、ディアーチェに大ダメージを与えた技であり、はやては二代目のリインと特訓して創り上げたのだった
真っ白な雷は閃光となり、エスティマを飲み込む
エスティマ「グゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!」
この程度の雷………………………耐えて見せる!!
エスティマ「ウゴォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!」
夜天の雷をまともに受けたものの、ダメージは少ない様子だ
はやて「っ!!! そんな、ウチの最強の技が!!」
倒せへんかった…………………………
はやて「クッ まだまだ不完成やな…………………Tのは、もっと凄かった」
リイン【はやてちゃん、リインは眠いですぅ〜】
どうやらリインにも限界が訪れたようだ
はやて「我慢してや、リイン…………………これが終わったら、好きなだけ寝て構わへんから」
リイン【うぅ〜】
目を擦りながら、何とか起きようとする リイン
はやて(不味い、リインが寝てもたらユニゾンは無意味や)
こんな時にシグナム達が居ってくれたならな……………………………
はやて(いや、何を考えてるんや…………………家族に頼ることは良いことかもしれへんけど、頼り過ぎは禁物や)
はやては自身を落ち着かせようとしていると、アリサが念話で話しかけて来る
アリサ<はやて、アンタ魔力は大丈夫なの?>
はやて<勿論や、ウチは魔力が多いだけが取り柄やで?>
アリサ<そう、私も体の痺れが取れてきたから、戦えるわ>
はやて<大丈夫なん?>
アリサ<ええ、それより気をつけなさいよ? さっきから動かないアイツに>
エスティマは、はやての夜天の雷に耐えきった
しかし、それから一切動かない
あまりの不自然さに警戒する2人
はやて「何や、気を失ったか?」
いや、そんなはずは無いな
気を失ったら飛べへんし
アリサ(何を企んでいるの?)
まさか、私みたいに体が痺れて動けないとか?
アリサ(だとしたら絶好のチャンス)
これを逃したら、かなり手痛い…………………………
アリサ(罠かもしれないけど、仕掛けてみる価値はありそうね)
アリサは念話で、先ほどの考えをはやてに話し、自分が仕掛けることを提案する
はやて<わかった、ウチは何時でも援護出来るように、魔力を溜めとくわ>
アリサ<ええ、お願いするわ>
さて、行くわ!!
アリサは、エスティマに向かって行く
アリサ「フレイムアイズ!!!」
フレイムアイズ【最大火力!!!!】
炎で出来た刃が巨大化する
アリサ「受けてみなさい!! 爆熱の真髄を!!!!」
フレイムアイズ【燃え尽きな!!!】
アリサ「タイラントフレア!!!!!!!!!!」
巨大な刃を振りかざし、エスティマを切り裂こうとする…………………しかし
エスティマ「絶好の機会を逃したな!!!」
アリサ「え?」
エスティマ「おらよ!!!!」
ヒュンッ
双剣をブーメランのように投げる エスティマ
その刃には雷が走っている
アリサ「クッ!!」
予想外の攻撃に、反応が遅れ、躱しきれなかった アリサ
頬が斬られ、血が出る
リイン【遠き地にて、闇に沈め】
はやて「デアボリック・エミッション!!!!!」
はやてが、エスティマに攻撃を仕掛けるが、
エスティマ「当たるか!!」
簡単に躱される
はやて「クッ」
エスティマ「アホ共が!! 様子見なんかしてたら勝てる戦いも勝てねぇぞ!!!!」
はやて「やっぱり痺れてたんか……………………」
アリサの予想は当たっていた
エスティマは動かなかったのではない、動けなかったのだ
アリサ「ごめん、はやて…………………………もっと早く気づいていれば」
はやて「いや、ウチ何か気づくことすら出来んかったよ?」
エスティマ「コレだからガキは戦いが下手なんだよ」
はやて&アリサ「「……………………………………………」」
エスティマにそう言われ、何も言い返せない はやてとアリサ
エスティマ「俺が一流の戦い方を教えてやる!!!!」
アリサ、はやての危機か?
詠唱を考えるのが一番の苦労です
中々格好良いのが思い付きません
次回は謎の能力を持つ兄弟VSなのは
奴らの能力とは一体?
お楽しみに!!
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第八話です さて、はやて達は勝てるのか? |
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